一番つまらない話。

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バディミッションBONDの体験版の感想。

バディミッションBONDの体験版の感想。

製品版買ったらどうなるかなと思うのでメモしておく。


とりあえず基本的な絵がハチャメチャに綺麗。
キャラデザが村田先生なので基本的にスタイリッシュで上手い絵なのは当たり前であるのだが、ちゃんと全体的に村田先生っぽく描かれててアメコミっぽい色のぱっきりさと村田先生っぽい色の繊細さがうまい感じになっている。
たまに入る演出の漫画っぽい絵も綺麗で楽しい。

アドベンチャーとしても手触りとしては悪くない。わたしは推理ものは逆転裁判とあとダンガンロンパとかなんかコナンのとかホームズのとかしかやったことがないので類似したものを提示するのは難しいんだけれども、個性的なキャラクターがばたばたやる感じは物凄く難易度をゆるくして別方向に進化した逆裁みたいな雰囲気かな……。
逆裁のほうがシンプルでゲームとしてはよくできているけれどもこっちのほうが(ハードが新しいこともあり)華やかな雰囲気。

絆エピソード(番外編みたいなもの)が一章ごとの評価によって解放されるんだけれども、解放条件から多分6章仕立てくらいになりそうなので序章と一章で二時間。多分後半にいくに従ってエピソードが長くなってくると考えても値段のわりにプレイ時間が……って感じになりそうでボリュームが心配だけど、推理アドベンチャーならそんなもんかなという気もする。
メインバディの主人公ルークとアーロンがかわいくてこの二人が仲良くなる過程を見たいなと思わせてくれるので買いかなー。

ただ、推理に必要な資料の見返しがすぐできないところがちょいめんどい。ヒントがある女性誘拐の画像とかが途中でぱっと見られないのがちょっとネック。
推理中には見られるけどその時にはランクに関係ある数値が下がったりするので気軽に見直しがしづらい。
あと何よりめんどいところが時々演出がくどいところがあってテンポが悪い。
捜査パートのクリティカルトーク(その場の聞き込みに適したキャラクターを選択するとクリティカルトーク!と演出が入る)とか潜入パートの3Dキャラ(キャラ操作でAの道に行くかBの道に行くかみたいなルートが選択できる)とか、よく言えば華やかだけど何回も見ると流石にくどいかなーってところがあった。
潜入は一章だからかもしれないけれど特にステルスとかがあるわけでもなく(ステルスがあったらそれはそれで面倒臭さが倍増しそうな気もする)誰もいない道を延々と走るの結構めんどかったしクリティカル演出は選択すると必ず入るので大変にくどい。特にクリティカルトーク……。
これ何十回も見るのわりと嫌なので飛ばせたり簡略化する機能とかアプデでつけてほしいな。

体験版、一章までのストーリーは王道バディもののはじまりって感じで、まだ全然相棒ではないけどちょっと膨らむ不穏な謎と、バディになる予定の人の好感度がじんわり上がってるのが実感できて楽しかった。
何より率直で真面目なルーク(主人公)が賢いはずなのにどこかあほかわいくてわりと好感持てる。あたまいいのにあほのこでかわいいな……わりと好きだぞ……。
ドギー(子犬ちゃん)って揶揄して呼ばれてじゃあコンビ感出すなら君はキティだね!って嫌味なく言えるのかなり優秀なあほのこ……。
アーロンもワイルドなわりになかなか実直でかっこよろしいので良い凸凹コンビ、喧嘩しながら助け合って仲良くなってほしいと思わせてくれて良かった。
メインキャラあと二人いるけど体験版では出てこなかったのでどうなるかなー。
Switch持ってて気になる方は遊んでみてね。という感じだった。