一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

ゼルダの伝説 知恵のかりもの感想


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発売日から通勤時間を使ってちまちま遊んでいたのだけれどもやっとクリアしたので感想。最後にラスボスの姿のネタバレがちょっと出るのでまだ遊んでいない方は注意。

 

すごく面白かった! 見下ろし型ゼルダは久しぶりなのでそれだけでも嬉しかったけれども、ついにゼルダが主人公の「ゼルダの伝説」が出たのもなかなか感慨深いものがあった……。

ゼルダが主人公だけあり、とても可愛い。飛んではねて回って指名手配されて剣まで振ってわりといろんなことをやってくれて楽しかった。

相棒のトリィも、最初は精霊? らしくわりと淡々としていて人間のできることできないことがよくわかってなさそうだったけれど、そんなトリィがゼルダと旅をして嬉しいとか悲しいとかなんかモヤモヤする……とか感情を知っていって、それが感動に繋がっていてすごくよかった。トリィかわいい。キーホルダーとかにならんかな。

あと、リンクがちらっと冒頭に出てきて、旅の中でリンクが立ち寄ったであろう場所でリンクの話を聞けるのだけれどもまさに勇者って感じですごくよかった。ゼルダの視点から見るリンクを見られるというか……。リンク、頼もしくてかっこいいなあと勇者ということにかなり説得力があった。

 

BOWやTOKにあった「創意工夫」をうまい具合に見下ろし型ゼルダに昇華させた遊び方がとても面白かった。カリモノと呼ばれる色んなものを使って、攻略方法を探っていくようなゲームなのでパズル要素が強め。工夫すれば序盤からかなりあちこちに行けたりしてほぼ制限無しで遊べて楽しかった。

グラフィックが綺麗なのもいい。リアル寄りのグラフィックではない、絵本のようなカラフルで明るい色彩が可愛らしくて好きだった。特に良かったのが色んな村の民家のデザイン。


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海辺の町なら浮輪など、普通の民家なら鍋や食材など、ちゃんと細かいところまで作ってあって、色んなお家にお邪魔するのが本当に好きだった。小さいことだけれども世界観を表すのにとてもいいと思う。

 

ダンジョンも見下ろし型。


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氷水が張ってるが、熱いモンスターが浸かってるとこだけ温泉になってたりして、そういう細かいちょっとクスッとくる演出が好きだった。

見下ろしだけでなく横スクロールみたいな場面もかなりある。

 

ダンジョンはわたしは頭が柔らかいほうではないので終盤のダンジョンなど結構困ったりすることもあったけれど、これはできるかな? と思いついたことを(成功するにしても失敗するにしても)試せるというのがかなり面白く、色んなカリモノを出しまくった。

ちなみにわたしの一番使ったカリモノは水だが(これは皆わりと上位に来ると思う。便利すぎる水……)、お金稼ぎでカラスっぽいモンスターとか、火を使いたいのでキャンゾルという燃えてるモンスターとかもかなり使っていた。あと定番のベッド。

それとライネルをわりと中盤の頭あたりで手に入れたので、早く使ってみたくてわくわくしていた。強かった……。

 

TOKとかBOWを見てると父親と仲良く暮らしているゼルダになんか感慨を抱く……。


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それとこのゲームの素晴らしいところのひとつ。猫がいっぱいいてかわいい!!!! ゼルダの着せ替えのなかに猫の洋服があり、それを着ると猫と喋れる。クエストの発生条件になっていたり、何かのヒントをくれたり、ただの雑談だったりするのだけれどもそれがまた楽しくて猫に話しかけまくった。

任天堂さん……ってなったのはこれ。


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今作は開発スタッフさんにたぶん猫好きの人がいたんだと思う。愛を感じる……。

 

不便だったのが色んなところで言われているけれどもカリモノの選択画面。よく使う順とか使った順とか覚えた順とか、色々用意はしてくれているのだけれどもやっぱり目当てのカリモノがすぐに見つからなくて困ったことがわりとあった。

特に姿形が似てるやつ。蜘蛛系のカリモノとか、用途が違う蜘蛛がいて紛らわしい。それとやっぱり使うカリモノは限定されてしまうところ。中にはダンジョンのとある仕掛けを解くためだけのカリモノとかがあったりして、使い終わったカリモノは削除とか表示をあとにする機能とかあると便利だったかも。

でもわたしが使わんなーと思ったカリモノも、誰かにとっては気に入りのカリモノかもしれないので、選択肢が多いということが良いのかなと思ったりもした。多少不便ではあったけれど、膨大なカリモノを全部ひっくり返さなきゃいけないほどの量ではなかったし、それで面白さが損なわれはしないので(それでも数はかなり多い)個人的には多少の探しづらさは許容範囲かなと思った。

 

すごく面白いゲームだった。同じ「ゼルダ」ということでTOKとかと比べてボリュームが……とかも耳にするけど昔ながらの見下ろし型ゼルダとしてはこんなもんでは? と個人的には思う。神トラ2とか夢を見る島とかもっと長かったっけ……こんなもんではなかったっけか……。

もちろんもっと遊びたい! 終わっちゃうの勿体ない! って気持ちはいっぱいなので、ボリュームがもっとあってもそれはそれで最高だったけれど。

通勤時間とかにちょいちょい遊べてかなり楽しかった。良いゲームだったー。

 

以下、ちょっとラスボスのネタバレを話しているので注意。


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ラスボス戦前、リンクのことをゼルダが助けるって演出がとにかくめちゃくちゃ最高だった。クリスタルに閉じ込められたゼルダをリンクは何回も救ってきたし、この知恵かりの冒頭でも無に飲み込まれながらも弓を引いてゼルダを救ってくれたのだけれども、今回! ゼルダが! 弓を引いてリンクを助けた! 冒頭のシーンのアンサーになっていて最高に熱かった。最高〜〜!!

あとラスボス戦、すごく楽しくて超よかった。リンクの力をリンクにお返ししたのでゼルダはカリモノの力だけで頑張るのだけれども、今まで手に入れたカリモノを好きなだけ使って倒せ! と言われているようで色々試すのが楽しかった。ひたすらラスボスをボコるだけのモードが欲しかったくらい。笑

はじめライネル出したりしていたのだがあんまり効率がよくないな? と思いわたしが最終的にめっちゃ楽しくラスボスをボコったのがこれ。


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ピーハット軍団。

 

ピーハットわりと序盤からずっと世話になってたけど最後まで世話になったな……。

楽しかった……!!

悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架 メモ書き感想


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蒼月の十字架のメモ書き。
やりながらちまちま書いていたものなので本当にメモです。


■コレクションまた出してくれて本当に嬉しい。
キャッスルヴァニア系の(わたしはまだプレイしていないので)実質新作が一気に三作も遊べるなんて嬉しすぎて震える。
プレミアついててもう遊べないだろうなと思っていたので本当に超嬉しいし楽しみすぎる。どれからやろうかと迷ったけれど、ソフトの発売日順にすることにした。
■ということで蒼月からプレイ。
これは暁月の続編らしく、その意味でも嬉しい。蒼真くん元気そうでよかったよ。
■序盤めちゃくちゃ死にまくる。これは仕方ない。
■うろうろしてたら店発見。村のとこ。お世話になります。でも場所忘れそう。色変わってくれれば良いのになあと思うけどこのシンプルさが良い。
■マップの全画面表示機能がない……?
色々ボタン押したりしたけど見つからない。あの小さい画面だけだととてもマップが見づらい。
そこだけちょっと良くない。部屋の繋がりがとても見づらい……。

■フライングアーマー戦。わりとすぐ体力をごっそり持っていかれるので三回くらい死んだ。
倒した後のゆっくり落下、装備しないと出せないのに気づかずに奥の部屋で暫く頭を捻っていた。あほである。
■暫く進んで片目の巨人戦。
お手々の軌道がよめずにボコスカにやられた。ビームはむしろありがたかった。そのうち手の上は当たり判定がなく乗れるということに気づいてからは楽だった。当たっちゃいけないものと信じ込んでいた。
■ボスを倒して氷みたいなブロックを壊せるようになった。DSの機能を頑張って活用しようとした痕跡が見える。
これ、いちいちZR押すものだと思っていたけれども押しっぱなしにしておけばスルスル壊せることに気づいた。リフトだなとすぐにピンときたので行こうと思った……が、近辺でリフトとは別にブロックがある部屋があったような気がするのでうろうろする。
しかし全く見つからない(後に見つかった。わたしの記憶力と目はザル)のでリフト使って大人しく次へ。どうせまた能力見つけたらうろうろすることになるしな……。
■植物園みたいなところと黒の……? なんか教会?みたいなところの雑魚にボコボコにされる。邪魔!!!
特に地味に邪魔臭かったのがサッカースケルトン。自分の頭を蹴っている結構クレイジーなやつ。あいつの頭、不規則に転がるしガンガン当たる。本体倒しづらくてめんどくさい。
■なんとか抜けて魔王候補の一人のやつと戦う。インテリっぽいほう。
一度死んだけれどもスケルトンの骨を投げてみたら、ひたすらスケルトンの骨投げボーイになったのでとても楽だった。デカい剣よりアーミーナイフのほうがチクチク攻撃できていい感じだった。
■ほぼ連続でVS黒い羽のやつ。こいつ多分二段ジャンプだなと察する。追尾してくる黒い玉がちょいめんどいけど羽とカラス攻撃は真下にいれば大丈夫だったのでさほど苦戦しなかった。目論見通り二段ジャンプを手に入れる。
■ちょうどこの部屋の前にちょっと高台に乗ったリング的なアイテムがあったので、これは二段ジャンプだな!? と思い頑張ってみたがどう頑張っても届かない。すごい色んなところからジャンプしたりしたが二段ジャンプじゃどう頑張っても届かない。多分なんか空中移動の能力とかあるのかな……と諦めた。
■VS炎の魔王候補のやつ。
この人は地面から柱を立ち上らせる攻撃ばっかりしおってからに、強くないけど近づけなくて時間が結構かかった。いきなり殴りかかられたほうがびっくりして反応遅れたりしたのでそっちのが強かった。倒したけど逃げられる。
■有角出てきた。相変わらずかっこいい。
この世界の味方の人達、設定は殺伐としているがわりとみんな凄くいい人で、主人公もビジュアルはツンツンしてそうなのに普通にとてもいい子なので会話見ると和む。シリーズずっとそうだった(精神的シリーズ続編みたいなもんのブラッドステインドですらそうだった)ので、やっぱりこのシリーズの人たち好きだなあとしみじみする。
■アイテム補充に戻る。ヨーコさん、美人でお茶目でユリウスに置いてかれて拗ねてるの可愛いし、それに対して蒼真がヨーコさんが可愛いから守りたいんだよ、男のプライドだよ的なことを言うのがよかった。良い解答。
キャッスルヴァニアシリーズ、やってないのもあるけど大概ストーリーはシリアスなのにどこかユーモラスなところがあって好き。

■探索続けて意味深なピアノ。これそのうちどっかで楽譜とか出てくるのかな。ピアノわからないんだけど謎解きできるだろうか。
しかし踏むとちゃんと音が鳴って楽しい。
■パズルの部屋。部屋の繋がりがパズルと連動しているのだろうとは思うのだが、純粋にわたしは頭が悪くパズルできない。
悪戦苦闘してみて、いくつかの部屋には行って、行き止まりの部屋にはアイテムがあることはわかった。数字通り並べればもしかしたら全部の部屋に行けるのかもしれないが、もうそこんとこはできなさそうだったのでとりあえずできるだけ行き止まりに何回も繋いでちまちま進み、あとは初期状態で行けるところまで行くかとうろうろすることに。
■ボス部屋までは初期配置で行ける親切設計になっていたのでありがたい。道中の敵全員硬くてうぜええってなった。特にぴょんぴょん跳ね回る骨のやつ。攻撃当てづらいしガンガンぶつかってくるしゆるすまじ。レベル足りないのか……?
キャッスルヴァニア、なんかすごい謎なところに敵のボイス入ってて面白いよね。メイドさんとか挙動もすごく細かいし。開発者さんの情熱を感じる。雑魚が喋ってくれたりすると、お邪魔として配置されてる障害物じゃなくてこの建物を根城にしている敵感があって好き。
■VSパペットマスター?手が四本あるキモいやつ。はじめ死んだんだけど何で死んだかよくわからなくてびっくりした。
再戦して人形と場所が入れ替えられているのかと気づいてなるほどなあとなる。大量人形はうざったかったけれどもそんなに苦戦しなかった。
むしろ苦戦したのは魔法陣……。順番が覚えられなくて、失敗してからメニュー画面で何回も順番を確認した。魔法陣、手強かった……。これからもっと複雑になったら大丈夫だろうか……。
■パズルのやり直し。いけてないところをちまちま回収しつつ、これから何処行こうかなと考える。なんか一、二箇所行けてないところがありそうな気がするけどもうそこは見なかったことにする。
■彷徨う。隙間空いてたところに人形が置いてあって、新しいスキルで行けるということはわかるし怪しい隙間とかも絶対に絶対にどっかにあったってことは覚えているのにどこにあったかは覚えていない。行けていないところをうろうろすることにする。
■植物園のほうからぐるっと回って外へ。ヴァルキリーとミニデビルみたいなのと墓石がいっぱいいる地帯でボコボコにされた。飛ぶやつは卑怯だと思う。
■罪人の塔へ。BGMがかっこいい……!サビ?たららららたららららって盛り上がるところとか超かっこいい……!!
■塔は狭い四角形の部屋がいっぱい連なっている感じの構造で、そこに飛んだり投げたりする敵がいてうざったいことこの上ない。ボコボコにされる。
HPが心もとないのだがそろそろセーブポイント出るんじゃないかと欲目が出てポーションがなかなか使えない……慎重にいく。
あのビーム球みたいなのかっとばしてくる狼男みたいなやつ、硬いしうざい。デカい斧みたいなの持った甲冑と丸ノコみたいなやつ投げてくるやつもうざい。飛んで突撃してくる緑のデーモンみたいなのも地味にうざい……。あと乗ろうとしたときに爆弾樽投げてくるスケルトンは論外。わたしがどれだけ雑魚に苦戦したかお察しください。
■ゲーゴス戦、めちゃくちゃ苦戦する。狭い!!大きく動く避けが使えなくて苦戦に次ぐ苦戦。今までで一番苦戦している。
■そのうちしびれを切らしてポーションごり押しでいこうかと思い始めたが、ポーション三つしか持ってなかった。だめです。
ちまちま叩いて、そのうちあいつが一歩歩こうとしてるときはちょいって移動できるので、足との距離をはかりつつ足元チョロチョロしてしゃがみ叩きすればいいのではないかと思いついた。うまくいって第二形態へ。
■第二形態に移る時に床がぶち抜かれ落ちていくのだけれども演出サイコー!!!!! かぁっっこいい!!!
この塔の真ん中の謎空洞部屋にはそういう意味があったのね!! と大興奮した。こういう演出のうまさもキャッスルヴァニアシリーズの好きなところだなあと思う。はじめてやった白夜でガイコツが転がっていくのを見た時に似た快感。センスを感じる。
■興奮したけど相変わらず苦戦。足枷? が外れて動きが素早くなってからは被弾率が上がりまくる。結局ポーション全部飲んだし拾ったハイポーションも飲んだ。しかも一回魔法陣失敗して死ぬかと思った。
魔法陣、ボタンを順番に押す(か、DSの時は画面をタッチペンでなぞる)んだろうなあということはちゃんと理解しているのにボタンを押すタイミングが上手くつかめなくて失敗することが多い。練習したんだけどな!!?
■ボタンミスの失敗はしたけど今回は順番間違えなかったよ。ちゃんと練習したので! でもやっぱあの相合い傘みたいな形の魔法陣、順番が複雑じゃありませんかね?!
■勝った……。何とか封印して何とかなった。
ゲーゴスのソウルとなんかを手に入れたけどホッとしすぎて見てなくてすごくまごつく。やっべえ情報見落としは詰まりに繋がる。急いでソウルと荷物全部さらったけどそれらしきものは無いのでそのまま行くことに。で、どこ行けばいいの。
■まだ埋まってないところをうろつき行けないことを確認しつつ、また塔に戻ってくる。ぶち抜かれたから行けないところに行けるようになったかなと思って。あわよくばあかなかったドアがボス倒したら開いてたりするかなと思って(そんなわけはなかった。浅はか)
■この時点でレベル25。いいペースかもうちょいレベルあったほうが楽なのかはもうわからん。塔のうざい緑のデーモンみたいなやつが大剣一発でほふれるようになったのでまあ満足。
■何もないやと塔を登ったら、ボス部屋の先の部屋で鍵を見つけた。転送装置も見つけたのでポーション買いに戻る。

■なんか時計塔みたいなところに行けた。そこでまた魔法陣見つけたけどもう今度こそ覚えられる気がしない。
■時計塔のメデューサヘッドが果てしなくうざい。こいつ毎回出てくるけど毎回すべからく鬱陶しいの偉いな(?)
■トゲ部屋とか見つけたけど、これは飛行能力手に入れてからだなと察してスルー。ざっと回った。トゲとメデューサヘッドのお陰ですごくやりづらかった。こいつほんとに嫌いだなー!!
■ボス。VS時止め怪人。なんかどっかの映画とかにいそうなやつ。時止め能力のひとはナイフ使いみたいなのいろんな作品で見るけど、何か元ネタがあるんだろうか。かっこいいからだろうか。
■ジャンプ攻撃でついでに居そうなところにナイフ投げてくるのがちょこざい。そんな苦戦はしなかった……が!!!!
魔法陣が!!!!!
めちゃくちゃ苦戦する!!!!!
■魔法陣三回間違えてやり直しになったところで封印していた巻き戻し機能が発動された。それでも更に五回くらい間違えて巻き戻した。わたしはあたまが壊滅的に悪い。
■何とか抜けて次へ。時止め能力を手に入れた……これ、ギミックは止まらないのね。振り子とかそういうやつ。
■しかしこの能力何処で使えばいいの……? 使えそうなところに心当たりがなくて泣きそうになる。
仕方ないから村あたりから行ってなさそうなところを虱潰しに探すことに。マップが小さいので出入り口がよくわからないので画面に目を近づけて目を凝らす。これでマップ拡大機能あったら阿呆丸出しである。
■端から怪しいとこをうろうろする。村付近はだめだった。植物園を抜けて黒の聖堂へ。城の地図も買った。
■なんか骸骨とかたくさんある監獄みたいなところで、トゲが落ちてくる忌々しいトラップがある部屋に人形で行けるところがあった。以前トラップ引っかかったところだ。記憶が蘇る。そこを進むと地下冥府へ。
■入ってきた部屋の隣にボス部屋。とりあえず当たってみるとあいてしまった。ええー……ってなる。まだ一歩も探索してない……でもまあ倒してからでいいかと思いボスへ。
■VS巨大魚。強くはないが潜れないので鬱陶しい。これ順番間違ったかなと思いながらちまちま削る。そんなにHP高くなかったししばらくチクチクやってたら勝てた。
■水に潜れる能力を手に入れた。多分間違ってなかったんだなと思いながら探索の続きへ。水に潜れるようになったら行ける場所増える。嬉しいなー!とりあえず探索していない冥府をうろつきたい。
■とりあえず見てないこっちがわを……ってやったらセーブポイントしかなかった。そういえばボス部屋の近くには必ずセーブポイントあるのに見てなかった。危なかった……。
■ボス部屋の先にまだエリアが広がっていた。ここはボス倒して能力手に入れてから探索するタイプだった。珍しい。
■ウニ割った時中身がふぁさー……って出てくる描写がすごく気に入ってスクショ撮った。


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上手く撮れなかったけど。いい……!
このゲーム、絵が細かくて音とか声とか最大限に使って雰囲気を出してくれていてすごくいい……たまらん。
雑魚敵も死んだ時に細かいモーションあったりして。見ていると燃えたり静かに消えたりクラッカーみたいにカラフルに爆ぜたり花が散ったりたのしい。その中でもウニのふぁさー……はかなりよい。

■ウロウロして沈黙の要塞へ。ここ、入った瞬間爆発音がして驚いた。何が何やら。
先に進めないし爆発してる? 時が止まってるっぽい? のでどういう理屈かさっぱりわからんが時止めの能力を使う。ここで使うのか……。そうするとなんか通れるようになったので先に進む。洋館みたいな内装。ここも音楽かっこいい。
■ブーメランスケルトンがいっぱいいるところ果てしなくうざい……。(後にレベルが上がると一発で倒せるようになってウザくなくなるのがいい塩梅ですね)
■ウロウロしてたらボス部屋発見。赤いコウモリ集団。動きはノロいけど当たり判定が大きめ? で、部屋がそんなに広くないので被弾率が高い。特にコウモリ形態。何処に当たり判定があるのかイマイチ掴みづらく当たりまくって死にまくる。
■魔法陣……(3敗)
■コウモリ倒したらコウモリの能力手に入れた。これで高いところ探索できるー!もうだいたいの能力は解禁されたのでは? あとはウロウロするだけだね!
■と、思っていたがなんか何処に行けばいいかわからずにあちこちウロウロする。
ヨーコさんたちに会いに行ったり、序盤エリアの上の方行ってみたり。ヨーコさんたち、行くたびに台詞が違って面白い。
■ウロウロしてたらなんかラストエリアっぽいところへ。敵が厄介。まだ行ってないところがあったので、上の方には行かずに横に向かうと館の上の方に出た。
■ショートカット開通して探索していたらなんか敵の絵が描いてある柱? があった。ソウル使うのかなとピンときた。斧のやつと炎のやつは持ってたのでピエロ倒しに行くことに。館にいたよなと思ってウロウロしてたらすぐ下にいた。何回か往復したら出たので柱の先へ行ったら、すぐボス部屋だった。
セーブポイントないし体力やばいので引き返したけど、結局回復してここに戻ってくるまでに同じくらい体力消耗したので無駄だったかもしれない。
■ボス戦、鏡のやつ。
結構強い。ふわふわ浮いてる時はなんか動きで被弾率高いし、鏡ビームは避けるのが大変。床を舐めるようにビーム飛ばされると、ビームの持続時間が長いのでジャンプで避けても結局当たる……みたいなことになりがち。
コウモリで飛んで避けてたりしたけど、MPが尽きないか結構心配だった(全然大丈夫だった)何回か死ぬ。ビーム避けた! と思っても避けた先に鏡から突き出してる手に当たってハメ殺されることも二回くらい。
■わりと長い戦闘を経て、やっと倒したー! と思ったのだがボス部屋の紋章が消えていないし封印していない。これは……と回復してから恐る恐る行ったら連戦だった。このやろう。
■攻撃パターンは変わらないのだがちょっと動きが早くなってる。でもなんか飽きてきたので普通に倒す。手強かった……。
■魔法陣を二回ほど失敗し、またやり直すのが嫌で巻き戻しをした。つらい。徐々に間違う回数が減ってきているがやっぱりあの魔法陣つらい。
■鏡の中に入る能力解放。隣の部屋で試してみたら裏世界をウロウロする感じじゃなくてその一部屋のみの効果。アイテムがあった。今までも色んなところで意味深な鏡を見てきたので、多分あの中にもアイテムがあるんだなと納得。しかし場所を覚えていない。
■ラスボス前に見えているのに行けていないところ(下の方の水没した針のエリアを抜けた先)に行きたいなと思ってワープしてきたんだが、どうすればいのかさっぱりわからない。
パペットマスターで人形投げてみたりしたんだが針に刺さって死にまくるだけで終わった。コウモリは水に浸かると変身解けちゃうし。ワルキューレ? とかの突進とか、潜るのを外してジャンプして沈んだところを横に進めないかやってみたりしたがもう全然死ぬ。自分なりに手持ちのもので色々頑張ってみたが死ぬ。
■ここはもう自力では攻略不可能だなと悟ったので、大人しく攻略サイトのお世話になることにした。方法は二つあったが、どっちも所持していないソウルだった。
一つの方は不器用な自分ではちゃんとできるか不安しかないので高機動骨柱を狩りに行くことに。あいつどこにいたっけ……? 敵の図鑑みたいなものがゲーム内にあるのだが、居場所も書いておいてくれたらなあと思った。
■うろ覚えだったが高機動骨柱、確か青っぽい洞窟のところでウロウロしていた気がしたので水がありそうなところをみてみることに。たしか洞窟に居たんだよな……倒しづらくて……それとも聖堂みたいなとこだっけ……館とかでは絶対ないよな……と自分が信用できないなりにウロウロしたら居た。よかった。
■有角になんかエマのお守りを貰う。これラスボス戦の辺りでつけてないとベストエンドいけないやつだなと思いながら進む。塔の上の方へ。そろそろ終わりの方だな。
■VS炎のやつ。鏡の主張が強かったので、これは本人じゃなくて鏡のやつを倒すんだなとすぐに察して鏡の中へ。(ゲームクリアしてから攻略見たら、そのまま倒すとバッドエンドらしい。それも見てみたかったかもしれない)
そのまま炎の悪魔? なんかと戦う。炎柱が立ち上る攻撃、避けやすいけどこいつの腕が横に広くて当たり判定があるので避けて反撃しようとしてよく被弾した。あと単純な殴り攻撃によく当たる。
でも特に死なずに倒せた。魔法陣はもうやり直すのがだるくて一度ミスって諦めて巻き戻した。これ当時やってた人偉すぎる。
■倒してから真ん中に来いとか言われても……。真ん中? とりあえず埋まってないとこか? と思って花園のほうへ行くことに。炎の悪魔戦をした隣の部屋で隠し部屋を見つける。ああ隠し部屋……。とりあえずクリア優先で。
■この時点でレベル40。花園へ行くとなんか硬かったナメクジが守るボス部屋への扉が。
ちなみにレベルが上がった今になってナメクジしばいてみたら一発だったのでちょっと気持ちよかった。
■ここがラスボス部屋かなと思ってミナのお守りつけてみたが、思い直して外してスタート。
腕輪といい(白夜)、大切な人に貰ったもんはエンディング分岐に関わるのでとりあえず悪い方から見ておこう。
■予想に反してラスボス戦じゃなかった。演出簡素だもんな。会話で終わった。ミナ(まあ偽物だろう)が殺され、蒼真が魔王になって終わった。ブラック蒼真もカッコいいっすね。
有角が「ミナからのものなら身につけるかと……クソっ(実際はもっとクール)」みたいなことを言ってて、お前匂わせるんじゃなくて身につけとけって蒼真に言ってやれよ……ってツッコミ入れたくなった。ともかく魔王蒼真は二人に倒されるか二人を倒すかするんだろう。
あっさりエンディング。
■戻ってきてお守りつけた状態で対峙すると間一髪のところで有角がそいつは偽物だ! ってしてくれる。
そうすると骨をひたすら投げてたコピー能力の男が復活する。こいつ、噛ませかと思ったらラスボスか。骨を投げたらひたすら骨投げられた記憶しかない。
■塔に来いとお達し。塔ってあの塔でいいんだよな。と思いながらじゃあ塔へ行くことに。
その前に寄り道として部屋があるとわかっているけど行ってないところへ行こうとしたけどあの変なスロットのところだった(後に攻略を見たら持ってるお金と連動してたらしい。全く気づかなかった)ので諦める。ワープ使って塔へ。
ワープは塔の上の方にあるので、で、塔のどこだよ!? ってなる。下るかたちであちこちウロウロして、ようやく一番下にあった意味深な部屋に辿り着く。そういえば意味深な部屋あったな。すっかり忘れていた。上からぶち抜いたところを飛び降りれば早かった。
■ユリウスが持てる力を全て使って封印をといてくれた。有角の飛び降りがなんかシュールで(ゲームのグラフィック的に仕方ない)とりあえず飛び込む。
変なとこついた。多分ここがラストエリアだなーと思いながらうろつく。
全体的に下へ下へって感じの構造なので、適当に飛び降りて敵に被弾することがものすごくよくある。憎い……。なんもしてないのにボロボロですよ。
■奥の方でボス、死神。強い。特に鎌ぶん投げが面倒くさい。小さい鎌が地味に追尾してきて、デカい回転する鎌を避けようとしてわりと被弾する。あと普通に接触ダメージも大きい。
結構苦戦したけどなんとか倒す。魔法陣二回間違えた……。でも前のやつよりはやりやすい。倒したので更に奥へ。これが多分正真正銘最後のエリアかなー。
■深淵? なんかワープ通って新しいマップに。もしや広い……? とびくびくしながら進む。手強い雑魚がうじゃうじゃ入り乱れている。透明のデカい剣を持ってるやつが狭いところにひしめいてるやつは殺意を覚えた。あとスライムが地味にすごく鬱陶しい。硬いし……!!
青いデーモンもめんどくさい。三回くらい叩くと赤くなって発狂しやがる。落ちた先に居たカタツムリにも殺された。毒まで付与される。ウザい敵にウザい敵が組み合わさってなるほどなーって感じになっている。ボロボロになりながらなんとか先に。セーブポイント見つけるとすごくホッとした……。
■ハイジャンプ的な能力を手に入れた。まさかこの終盤も終盤で新能力来るとは思わなかったのでびっくり。高い足場も飛べる便利な能力。このゲームでは使い所があんまりないけど……。
■VSアバドン。つよすぎ。イナゴ厄介すぎる。
どの形に飛ぶのも完璧に避けられなくてチクチクした被弾がたまって死にまくる。強いボスと対峙するとアドレナリンが出て楽しい!!! って脳汁だばだば状態になることがよくあるんだけれども、このボスは全く何も楽しくない。死にすぎてこのゲームをここで挫折しようかと思った。ほぼ遠距離オンリーなボスは楽しくねえな……としみじみする。
頑張ったが勝てないので一旦諦め。翌日プレイしたらわりとあっさり倒せた。イナゴを消せると気づいてからは特に早かった。
手持ちのソウルにいい感じのが無いかと試していたらゾンビがわりと有効なことに気づいた。三段になって真っ直ぐ飛んでくるやつとかほぼ無効化できて気持ちいい。ゾンビ撃ちまくってたらゾンビでトドメをさすかたちになった。
さすがにとてもしんどかったので魔法陣出てきた時は待望の魔法陣……!! って思って嬉しかった。失敗したけどもう二度とこいつと戦いたくなかったので巻き戻して無事に封印。
■あのほっとくと永遠に飛行系雑魚を呼び出し続ける雑魚敵厄介すぎませんか。HPが一気に500くらい削られるんですけど。
デーモン二匹とワルキューレの進化版みたいなの三匹出された時はどうしていいかわからなかった。ボコボコにされた。瀕死でなんとか進む。ここの雑魚敵嫌いだな!!!
■ラストエリアなだけあって敵が全体的に強くて常にボコボコにされる。
この時点でレベル45、マップは88%くらい? でラスボスに突入。88%ってあとどこだろ。隠し部屋があるっぽいのは察している。パズルのとこは全部いけたと思う。

■ラスボス。結局敵側の人たちなんもせんと自滅しましたね……。
第一形態のときにあまりに弱く、えつラスボス……? ラスボス……? ってなってたけど第二形態からが本番だった。五回くらいボコられて、第一からやり直すのが面倒なのでどこでもセーブ機能を使う。
■以降、第二形態にボコボコにされるのが始まる。
別にボス自体はそこまで攻撃パターンあるわけではないし、当たり判定がとても大きいので攻撃当てるのが大変なだけで平気なのだが追尾して飛んでくる歯がもうほんと果てしなくウザい。
あの歯のせいで死ぬ。あの歯を避けようとしてボスやボスの攻撃に被弾パターン多すぎ。しかも硬い。二回くらいで倒せればもうちょい楽なんだけど四回から五回くらいしばかないといけない。
結局勝てずに翌日へ。翌日も凄まじく苦戦した。ポーションとか買い込んできた。
あの歯を何とか蹴散らすソウルが欲しいと思ったけど手持ちのソウルでなんかいい感じなのが見つからなかった……と思いきや意外と広範囲で高威力(レベルもそこそこあった)マンドラゴラが大活躍。ボスの顔にぶつけつつ歯を一掃してくれて助かった。マンドラゴラの活躍によりだいぶ戦いやすくなったので今度こそはいけると気合を入れ直して再戦。
勝てたーー!!!
これでまた魔法陣出てきたら絶対間違えた時に巻き戻ししようと決意していたがラストは魔法陣出てこなくて助かった。そのままエンディングへ。
■エンディング。魔王は必要なのでは? と思い悩む蒼真に世界が望むならそのうち出てくるだろうしお前がならなくてもいいと諭す有角。蒼真いい子だし仲間いっぱいいるしね……。
ミナとのやりとりをからかわれて二人で赤面してるの可愛かった。確かに尻に敷かれそうですね。幸せに暮らしてほしい。
■エンドロールでぐちゃぐちゃ文字が出てきて笑っちゃった。
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ありがとう。

 

■面白いゲームでした! コンパクトながらキャッスルヴァニアでこれがやりたいんだよね〜〜〜!! と思っていることがだいたい詰め込まれていてとても満足した。
武器とかわたしはあんまり見つけられなかったけどもっとあるんだろうな。ソウルも全然まだまだ。
これ以降蒼真関連のキャッスルヴァニアは出ていないけれど、二作プレイしてキャラクターにも愛着があるのでまた何処かで会えたらいいね。


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メタファー 体験版の感想


メタファーの体験版やったよ。
製品版はどのみち買うので製品版やった後に序盤はこんなこと考えてたのかという備考録。
PS4版です。


体験版面白かった!
システムとしてはペルソナにやっぱ似た感じだけれども戦闘とか結構違うところもあった。
ペルソナみたいにわりと自由な組み合わせで技とか組んだりパーティ組んだりする感じじゃなくて、FFとかドラクエによくあるようなジョブシステムに近いものを感じた。
ジョブに制限はなく(向き不向きはありそうだけど)技の継承とかも行えるっぽいんで(体験版の時点では任意の技をひとつ継承できたけど、今後増えたりするのかな)
あと、戦闘に入るときのシステムが面白かった。P5とかやった人はわかるとおもうがシンボルエンカウント(敵の姿が見えていて、それに当たると戦闘に移行する)で、敵を叩いたりすると有利な状態でスタートできるのだが自分より格下な敵はシンボル状態で叩いただけで倒せて経験値もちゃんと入る。
これがアクションRPGっぽさを出していて、コマンドRPGの作業っぽさを軽減してる感じで面白かった。緩急あって、しかも自分が強かったらいちいち戦闘画面に移行しなくてもサクサク進めていい感じ。テンポがよくて快適だった。
叩こうとして反撃食らって不利な状態でエンカウントとかも結構あったけど、慣れたらいけるのかな。
難としてはマップがあるのだけれども敵シンボルがただの白点なのでとても見づらい。
迷子になった時とか左下のミニマップを見て進んだりしてるんだけれども敵が見づらくてよくぶち当たったりしていた。もう中年なのでテレビ画面凝視は目がチカチカする……。悲しいね。
UIはさすがといった感じで凄まじい。派手すぎではと言いたいくらいにすごい。
個人的にはP5Rくらいのが見やすいなーと思ったりはしたけど、見づらいわけではないので雰囲気作りとして抜群。ゲームの世界に浸ったままメニューとか開ける。

ストーリー的には序盤から結構ダークな感じでわりと人もサクサク死ぬし血も飛ぶのでそこはメガテンっぽいなーと思った。あと力の覚醒時に体にオレンジの線が入るんだけどそれを見て人修羅を思い出した。思い出しただけ……。
それと、タイトルが「メタファー」というだけあってスタートからわりとメタな感じのことが語られている。いきなり第四の壁とかを越えてプレイヤーに語りかけてくるし、主人公ではなくプレイヤーの名前を入力したりする。
これが今後どんな風に繋がっていくのかはわからないけれど、メタファーの名前に相応しい感じなんだろうなとそわそわした。
P5のラストの方とか、メタとして我々プレイヤーが自然に騙される形でありつつも、仕掛けとして最高の形で驚かせてくれたものがあったのでそんな感じのをどうしても期待しちゃう。楽しみ。
序盤わりと話がさっくさく進み、仲間の覚醒のとことかあまりにサクサクすぎてこれはなんか早いけど感慨もクソもないけど大丈夫か? と心配したけど大丈夫じゃないけど大丈夫だった。
そんな感じで我々プレイヤーのメタな感じのところに色々訴えてくる感じだと嬉しいな。
あとルイが散々悪いっぽいとちらつかせられているのでなんか途中でリタイアとかしないだろうか。最後までラスボス風でいるかな。選挙相手だからないか。

ペルソナとかと同じように、ダンジョン攻略の期限が10日後とか決まっていて、その期限の間にダンジョン攻略を完了すれば間は何をしても自由、人間性のパラメータを上げたり、あと多分これからコミュとかコープみたいなのが出てきて仲間とか街の人とかと交流していくんだろうなと思った。仲間、三人出てきたけど最初に仲間になってくれた貴族の兄さんが真っ直ぐで気がいい感じで好き。妖精ちゃんもかわいい。
色んな街を転々とするっぽいので、P5にP5Sみたいな要素を足した感じなのかな? 移動にも日数がかかりそうだからどんな風に処理していくんだろう。そこらへんは序盤三日しかできなかったのでどうなるかはわからないけれど楽しみ。

PS4てやったけどとてもカクつくとかそういうのはなくて良かった。
街の移動とか、ところどころロードしてるな……って感じはあったけれども許容範囲。最後までプレイできそうでよかった!
「ニンゲン」と呼ばれる敵のデザインが超気持ち悪くてテンションがすごくあがった。やっぱこういうのだよな〜! ってなった。色んなニンゲンを見ていくのも楽しみ。
あともうド直球に「ニンゲン」とかいうやべえ名前なのでそこらへんがどんな感じで明かされるのかも楽しみ。

発売楽しみだな〜〜!! 何時間のRPGになるのだろう。P5Rとか普通に(特にやりこんだわけでもなく)プレイしてクリアまでに100時間超えたので楽しみなような怖いような。すごく楽しみです!

ドラえもんのどら焼き屋さん物語 感想。

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ドラえもんのどら焼き屋さん物語。とりあえず一段落してエンディング見たので感想。

ニンダイで告知が来てからずっと楽しみにしていたもの。中身はいつものカイロソフトのゲーム! って感じだったけれども、細かいキャラクター造形や小ネタが楽しいゲームだった。

 

個人的に良かったところ

■キャラクターの絵がすごく凝っていてかわいい。


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Fキャラがほんとにいっぱい出てくる。

全部を読んだり見たりしているわけではないので全く知らない作品もあった。でもどれも特徴を捉えていてわかりやすい。(これはF先生のキャラクターデザインのたわものでもある)ドラえもん関係は映画のゲストキャラも沢山いて、見たり見なかったりしてたけど知ってるやつを見かけると嬉しかった。

とても綺麗にドット絵が描かれていて、画面を動き回るキャラクターを眺めていても楽しい。

加え、キャラクターにアイテムをプレゼントできるのだが、キャラクターによって喜ぶものが違う。
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ドラミちゃんにメロンパン渡したり。

宇宙人にビー玉あげると喜んでくれたりするのが漫画を思い出させてくれてニコニコした。ジャイ子に漫画本をあげるとクリスチーヌ剛田になったりもする。

キャラクターゲームだから当たり前かもしれないけれど、キャラクターが好きな人が喜ぶことをしているなあと思った。

 

■恐ろしいくらいに時間がじゃぶじゃぶ溶ける。

ドットで描かれる世界が温かみがあって可愛らしい。中身はいつものカイロソフトなので、材料を調達して新しいお菓子を開発してそれを売って資金を調達して、その資金を元にお店を飾り付けしたり新しいお菓子を開発したり……というものの繰り返し。

とても単純なのだけれども止め時がわからないゲーム。


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はじめはこんなにシンプルな、何も無いお店も……。


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そのうちごっちゃごちゃになる。

 

道を広げて物を配置していくのが楽しくていい感じ。ひとつひとつの施設も絵が凝っていて、眺めているだけで結構たのしい。コンボ制というのか? 例えば同じカテゴリの洋風のものの側に部屋を配置すると部屋が洋風に変化したりもする。

とりあえずランクは上げて、エンディングも見た。腕を怪我したおじさんを手伝う……という名目ではじまったお店だけれども、エンディングはちょっとグッと来た。愛を感じるゲーム。

 

 

個人的にイマイチだったところ

■いつものカイロソフトが飽きる人は飽きると思う。

わたしはシンプルなカイロソフト、それなりに好きだけど、テイストはどれも似ているので飽きる人は飽きるだろうなあと思った。

■材料の組み合わせを調べられるひみつ道具とかあったら良かった。

材料を組み合わせるとお菓子ができる。例えばどら焼きのもとにあんこと栗を合わせると栗あんどら焼きみたいな感じ。それは良いし基本的にヒントも出るんだけれどもレアなやつはレシピが無い。

一応二周目で強くてニューゲームならぬボーナス要素があって、ポイントの割り振りができて資金が貯まるのが早くなったり、キャラクターの成長が早くなったりなどの特典が使えるようになる。

それを使えばレアなレシピも見られるようになるのだけれども、せっかくドラえもんなのだから二周目しない人向けにでも高価で良いのでひみつ道具があったらよかったなと思った。総当たりで 試してもいいのだが一つだけ埋まらなくて苦労したレシピがいくつかあるので見られると嬉しかったなと思った。

■ランドメイクで不便なところがある。

装飾品が後出しなのでこのエリアにこれ置きたかったな! となると全部とっ払ってやり直しになる。少々手間にはなるが、作り直すのもまあラインドメイク要素のあるゲームでは醍醐味かな、とは思うのだが、何回も続くとかなりめんどくさい。系統を選べたり、もしくは同じ系統の装飾は固まって出現するとかしてくれるともっとランドメイクがやりやすかったなと思った。

それと施設を動かすと敷かれた道が消えるのがとても地味に嫌だった。敷き直す時に消した分の道が使えればなーと思うことが度々……。

 

良くも悪くもシンプルなゲームなので飽きる飽きないはあるだろうけれども、わたしはとても楽しかった。2周しちゃったぜ。

FGO奏章3メモ

奏章3がおわった〜駆け抜けた。

ソシャゲはプレイしたら、良かったなあという余韻ばっかり残って、何処がどうだったとか戦闘MVP誰だったかとか思い出せなかったりするのでそれも見返せたらなあと思ったのでメモしとく。

期間限定だったのでまだ実は夏イベの交換終わらせてないんだけどとりあえず先にやっとくかで頑張った……。

 

 

以下、FGO奏章3のネタバレばっかりなので注意。

 


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・バーソロミューの株がストップ高だった。

頼れる仲間は全員居ない。居るのは自分一人だけという重圧の中で、いつもどおりの笑顔を見せてくれて少女二人(わたしはぐだ子でプレイしている)を励まし導いてくれる姿がすごく良かった。

それに加えてキアラさん関連、そしてイライザ最高すぎた。旧型の恐らく命令されたことをこなすAIに心を与えた男、恋心を与えながら結ばれることは絶対ないけれども何処かにはきっと残り続ける儚くて美しい恋、超良い。

 

•キアラさんに貶された時にバーソロミュー本人より先にカルナさんがムッとして前に出ようとしていたのもめっちゃよかった。

バーソロミュー、そりゃ後悔もあるし時代が悪かったというのもあるけれど、それはそれとしてできる範囲で短く太く生きようと決意した姿がかっこよすぎた。全体的にバーソロミュー超良かったですね……。

 

・ヒロインエレちゃんだよなーー! 可愛いよな最高ーー!!って思ってたけど、CCCコラボではあまり活躍のなかったアルエゴ二人が頑張ってくれて最高だった。彼女達も間違いなくヒロイン。

リップほんっっとうに大好きだしプロテアオルタ超好き……リップは夏イベから始終頑張ってくれて水着も可愛いし頑張り屋さんだし、「怖くない。怖くない。怖くない!」のところだだ泣きだった。

プロテアオルタは最後のキャッチのところの「絶対、絶対、絶対」と言いながら走ってキャッチしてくれたところとかぐっときた。プロテアオルタの意地悪かわいいあっかんべーかわいい。

エレちゃんはエレちゃんで見せ場作ってくれてありがとう。最後のほう駆け付けてくれたところの安心感すごかった。あと全体的に戦闘で世話になりまくった。

 

・はじめネタキャラのような扱いされてたエジソンオルタも良かった。バーソロミューに女たらしって呟くところも、ラストのところも。

あれだけ普段ライバルとしていがみ合ってる直流交流組が二人で全力を尽くす姿よかった。天才が二人もいるなら間違いないみたいな口上から満を持して出てきた時、いえーーい!! ってなった。エジソンニコラ・テスラを認めているからこそ仲良くはできない。

 

・岸波白野に関してはもう全面的にありがとうしか言えない。ザビ男のほうのいつも柔らかにサポートしてくれた頼れる先輩感も最高だったし、ザビ子のほうのどんなBBでも寄り添ってくれる感も良かった。

ラストバトルがハチャメチャに強くて……敵が硬くて……あのさあクラス違うのにフォーリナーいれてくるのずるくないですか(岸波白野の縁ある鯖なのでずるくないです)。

加え本人が粛清防御貫通とかいう地獄の性能していやがるのでもうほんと、どないしろと……って感じだった。久々にキャストリア実装前の、無敵どうしよう……って頭を悩ませていた頃を思い出せてよかった。貫通ボコボコにされて何回もリトライして最終的に青い石と令呪切ってクリアした。

でも合体宝具演出最高最高最高最高最高最高ありがとう。VS岸波白野ならやっぱ強くあってほしいのでボロボロでクリアできる難易度は最高の演出だった。

ちなみにMVPは岸波白野を頑張って削ってくれたモルガン妃とあととにかくモルガン妃にバフ撒いたり無敵張ったり頑張ったマーリン。

 

•鯖としての岸波白野、個人的にはそれほど万能にめちゃくちゃつよい!!! って感じじゃあなかったけれど選べる特攻とかが面白くて、スキルのチャージタイムが無いとか性能がピーキーで斬新で、あと何よりもモーションがいちいち最高で最高だった。敵としてはもう出てきてほしくない。

ギル様が一番ウキウキだったし、ネロちゃまのハートつきそうな奏者呼びにニコニコした。

 

•わたしははじめて触れた型月のものが後輩から借りたCCCだったので大変に感慨深いものでした……。

 

・BB、岸波白野にはじめて再会したときの表情からラストの桜の校舎まで本当に本当に本当に本当によかった。もう何も言うことはない。

 

・BBドバイ。人類を愛してくれてありがとう。たった一人で頑張ってきた彼女がちょっとでも報われたら良いものだ……。あと無事召喚できたのだけれどもどれも衣装が可愛い。

 

・テノチまじテノチ。夢オチでよかったね。

でもポカニキに怒られるところもちょっと見たかった。笑

 

・岸波白野、BBときたら居ねえはずねえよなキアラさん。彼女との戦闘も結構面倒くさくて超めんどくさかった。彼女との戦闘でのMVPはBBちゃん(配布だったノーマルBBちゃん)

 

アーキタイプ・アースさんとシエル先輩。わたしは月姫を通っていないので詳しくはわからないのだが、シエル先輩は戦闘でめちゃくちゃ頼りになって普通にうちカルデアに来てくれないかな……ってなった。(来ませんでした)

 

アーキタイプさんはとにかくめちゃくちゃ綺麗なのでうちに来て欲しくて石の残りをぶっぱした。(来ませんでした)

 

アーキタイプさんとの戦闘、全体的に彼女が強くて大変だった。

二回目の遊園地戦より一回目のドバイでの戦闘のほうがしんどかったのはシエル先輩居なかったからかなと思う。二回目遊園地はシエル先輩が一人でばかばか宝具撃つわ殴るわで大暴れしてくれた。

 

・パーシヴァルさん。

塔を守るところとか最高でした。あとチャンピオンのとこで照れてるとこ。

 

・ニキチッチさんの宝具のセクシーな全身、徐福ちゃんのチェーンソー、だいたい全部最高。

ニキチッチさん、シナリオでもマスターを送り届けようとしてくれるところとかかっこよくてよかった。徐福ちゃんはいつもかわいい。

二人とも欲しかったなあ……(来ませんでした)

 

・ジナコさん、優しくて強くて最期含めて本当によかった。

彼女はインドでもそうだったけれども、彼女はいつも守る為に其処に在ってくれる存在で本当にいい。外へ飛び出さなくても交流を持って、行き場のないAIたちの受け皿になるの、誰でもないジナコさんだからできることだよ……。

 

・菌糸類先生の書かれるシナリオはやっぱ最高。

ウルクとかミクトランとかでも思ったけれど、滅亡がもう確定している世界の人達がそれでも普段の営みを続けようとしていたり、確定していることを受け入れながらも抗うために、または後に続く誰かや何かのために立ち上がろうとするシーンが全部最高。

ムーン・キャンサーのところで市民がみんな後に続くものの為にって仕事してくれるところ大泣きした。

 

•アンソニーさんと旧型の配膳ロボのやりとりめちゃよかった……切り捨てたものがちゃんと仕事を続けていて製作者に感謝していると。

アンソニーさんの頑張りが実を結んでぐだ達を、結果的に月面ドバイを救うことになるのが美しい。みんな頑張った……。最後の奢る、いや自分が奢るの会話泣けた……。

 

・キャンサー戦。そんな苦労しなかったけど倒したあとに大号泣ポイント待ち構えてるとは思わないじゃん。ここでキリシュタリア匂わせたりロマニ持って来るの反則すぎるでしょう。

キリシュタリア……キリシュタリアの頑張りはぐだを奮い立たせる炎になるし眩しく輝く光にもなったなあと思うとほんとぐっと来て泣いたのにそこからダ・ヴィンチまで持って来るのほんとに反則だとおもうし菌糸類先生シナリオしかできねえよこんなん。

イドから続いてのこれなのでボロボロのぐだの精神を奮い立たせる炎になるべく身を焦がして進めと背中を押すのが巌窟王なら、振り返っても良いけど行きなさいって微笑むのがダ・ヴィンチちゃんでよかった。

ダ・ヴィンチちゃんはいつも優しい。そして諦めたくなった時にぐだの頭上に遠く細くも輝く星になるのは……やっぱロマニ……。

 

•先に進む誰かのために、自分ではなくその誰かのためにと歩みを止めなかったひとのお陰でここに立てるの凄いよね。

あとここを読んで岸波白野のボイス、誰かのために。って感じのことを言ってるやつ。この精神は岸波白野も持ってるんだなと思った。今回のテーマがAIと、この精神性なのかなと思って……すっごくよかった……。

 

•戦闘苦労ポイントは月のお姫様、キアラ、岸波白野。どれもものすごく……ものすごく大変だった……。

全体的なMVPは水着エレちゃん、天草、若モリくん。水着エレちゃんほんとに助かったしその補助的な感じのアタッカーとして天草と若モリくん運用してたからありがたかった。あと純粋な火力ではオルタニキに大変世話になった。もう殿はオルタニキか槍ニキ置いとけばなんとかなる。

アストライアさんも何度か世話になったけれど、うちカルデアのアストライアさんは宝具が1なのでゲージ消し飛ぶには至らないことが多かった。アストライアさんめちゃくちゃ便利強いので宝具レベルもうちょいあったらもっと便利強かろう……。

 

•イドより大変だったイメージ。やっぱ敵が硬くない……? HP……?

 

•辛いこともあれど、始終雰囲気が明るくて好きだった。AIと人間、今ちょうど転換期だと思うので新しいテーマを備えつつ、変わるものと変わらないものを示してくれたの良き。

 

•CCCの番外編というかなんというかでラストほんとにBBちゃんをカルデアのBBとかそういう括りをなくしてただの岸波白野の後輩にしてくれたのにありがとう……。

そして同時に岸波白野をただのぐだやBBの先輩にしてくれてありがとう……。ほんとうに、ほんとによかった……。 

 

•配布だよね!? と思ったけどどちらか一方とか酷すぎんか両方ほしい。後日なんか手に入る方法があるらしいがどんなもんか今から戦々恐々してる。絶対欲しい。

•岸波白野の宝具上げ、これはハベにゃんみたいに恒常ってことでいいんだよね!? カッツみたいに期間限定じゃないよね!? フレポ星4、割と出ない。


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•とにかくすごくよかった。中編冒頭から後編にかけては一日で一気にやった。

そんなに長くなくてありがたかった。

DREDGE(ドレッジ)感想。

クトゥルフ系釣りゲー、ドレッジをクリアしたので感想。


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クトゥルフ系なのでちょこっとホラー要素があってなんとなく漂う雰囲気も陰鬱なゲーム。漁船を駆って怪しげな霧と謎がひしめく海を探索しながら釣りをしていく。そのうちに謎の遺物とかが見つかって……。という感じのストーリー。呆気なく終わった感じだったけれどもわりと面白かった。

エンディングも二つ見たけど、片方はバッドらしいバッド、片方は一応トゥルーエンドらしいもので、ただどちらもクトゥルフなので……みたいな味付けがあってよかった。わたしはトゥルーのちょっとほのかに切ない余韻があるやつが好き。

そしてクトゥルフらしくちゃんと海が怖い。特に夜とか本当に焦るし怖い。ゲームの終わりまで夜の海の航海は怖かったし、暗くなると即港に帰ろう!! という気持ちでいた。

 

■個人的に良かったところ。

■全体的に雰囲気がとてもいい。

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暗めの色彩で彩られた世界が、陰鬱な雰囲気とよく合っていて良かった。それに冒頭に書いたようにちゃんとクトゥルフらしく海が怖いのが良かった。

加え、深夜の海を徘徊しているとよくわからない名状し難いものに襲われたりして船が破損し、最悪エンジンがやられ走行できない上に追い討ちをかけられて沈むみたいなことがあったりする。最後まで海の名状し難きものと暗闇に怯えながらプレイできたのは貴重だった。

■釣りはタイミングをあわせてボタンを押すタイプでやりやすい。

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このボタン押しもいくつか種類がある。

タイミングよくボタンを押したり、穴を避けるようにアイコンを動かしたり、マーク? 手本? に合わせてボタンを押したり。

特に難しくもなく、釣りで困ることはまったくなかった。


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釣った魚は船に格納するのだが、これがちょっとしたパズル要素にもなっている。いかに隙間なくいい感じに魚を埋めるかで悪戦苦闘するのがわりと地味だが楽しい。

船を岩などにぶつけたりすると紙屑のように船が呆気なく破損するのだが、破損したところに魚が被っていたりすると容赦なく荷物は海にロストする。このシステムがあるので、船を傷つけないように気をつけなければ……という緊張感があってよかった。欲しい魚がある時はあるアイテムを手に入れれば探すことも比較的容易。

■奇形魚のデザインと説明文が秀逸。

釣りをしているとたまに奇形魚が釣れる。そのデザインと説明文がいかにも悍ましく不快で大変によろしかった。奇形魚を釣るたびにウキウキしながら説明を読んだ。

目玉が沢山ついていたり、体が腐りながら生きていたり、血が出ていたり……この奇形魚のシステムがマジで最高。悍ましい魚たちにぞわぞわしつつニヤニヤする。超よかった。このゲームの一番良かったところだと思う。

■比較的、船の強化がやりやすい。

船には強化要素があり、研究のためのギアと鉄くずや板などの材料を海で拾ってきてコツコツ拡張していくのだがわりとやりやすかった。

海はあちこちいけば資材は結構拾えるし、重要な歯車や金属などはなんと(それなりに高価だが)店で買えたりする。個数制限はあるが、数日経つと復活したりしていたので強化がわりとサクサクだった。ちなみにこまめに資材を拾っていたからか、歯車みたいなのは最低限の強化のみだったら特に買わなくても困らなかった。強化コンプしたり早く色々するなら買ったほうが多分早いし楽。

 

■個人的にイマイチだったところ。

■ボリュームはあんまりない。

海も果てしなく広いわけではなく、サブクエなどがある島もそんなにない。広くないのでウロウロする分には良いのだが、何処にいても何処かがうっすら見えるのでそんなに広い海感はなかった。島とかも探索できるところはそんなにない。もうちょいあったら探索しがいがあったかもしれない。

■海は楽しいがメインクエストは面倒くさい。

広い海原をかけている時は楽しいが、メインクエストで行かなければいけないところがわりと島の岩礁の隙間を縫うようなものが多くて岸にガンガン当たったりするのでイライラ棒みたいだった。

特にラストクエストの島は遺跡とかの細かい障害物の間を縫っていかなければいけなくて大変面倒臭かった。直して壊して直して壊して……の繰り返しだった。船のスピードを下げる忌々しい魚もいるし、面白いとか頑張るかとかよりひたすらの面倒臭さが買った。ほんとに面倒臭かった。

幸いにも金策はそんなに困らないので船を直す料金は困ることはなかった。これで金策も厳しかったらかなりストレスだったと思う。

■サブクエストで一発勝負を強いられることが多い。

何も知らんとサブクエが開始されて、あわあわしているうちに日が経って人が死んだりして進行不可や、乗り込ませた人間を運んでいる途中に船が壊れて人が投げ出され行方不明で進行不可などがあって残念だった。個人的には二週目をするほどではなかったのでサブクエはもういいかな……ってなった。

 

難はないとは言わないけれどそこそこ面白い、ユニークな釣りゲーだった。

とにかく奇形魚が大変よろしい。気持ち悪くてニッコリしちゃう。ホラーと陰鬱な雰囲気がお好きな方は、クトゥルフを知らなくてもいいので(知ってたほうが楽しいとは思うが、なんか海に怖いもんがいると思っとけば大丈夫)プレイしてみてほしい。

 


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このあとからネタバレ注意。

エンディングについて書いています。未プレイの方は見ないほうが楽しい。

 


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わたしはクトゥルフ降臨エンドよりも海への回帰(多分こっちがトゥルーエンド)のほうが好き。無論クトゥルフ降臨して村が焼けてもオッケーなのだが。

 

あの収集家の本を奪った時のスチルがめちゃくちゃゾッとしてすこく良かった。

 

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彼が会話していたのは誰でもなく鏡にうつった彼自身とで、海にあった日記のようなメッセージは彼のことで、彼は海で居なくなった彼女にずっと罪悪感があって、そうして彼はもうとうに彼女と一緒に死んでいるのかもしれなくて、だからこそ名状し難きものと接触して……という今までふんわりと海で見つけたものたちが一気に繋がった瞬間だった。

海への回帰って、海へ消えた彼女と彼がちゃんとまた海へ帰る、死に直すみたいな意味かなと思ったけれど、切なくて残酷だけれども綺麗なエンドですごくわたしは好きだった。

8月22日の夢

 女の子たちが神様のところにいる夢を見た。
 わたしは選ばれた女の子を俯瞰で見ている感じだった。
 
 女の子は5人くらい居て、日本人らしき三つ編みの女の子もいればヒジャブをつけた子もいたし、ドレッドヘアの黒人の子もいたし、白人の子もアジアの子もいた。
 みんなコンクリート打ちっ放しみたいなそっけない部屋にいたけれど、神様に選ばれてここに居るのだということは自覚しているようで騒いだり嘆いたりはしていなかった。むしろ、すごく良い子たちだった。言葉は通じないようだったけれど、身振り手振りでコミニュケーションをとり、仲良く笑い、励まし合っていた。
 それを俯瞰で見ているわたしは、神様に選ばれるような人達は善良なのだなとぼんやり考えていた。
 
 女の子たちは神様に選ばれた子たちだけれども、神様に選ばれると色々と意地悪な試練みたいなものがあった。遠くのほうからさわさわと物音がする中で、真っ暗闇の中で一晩過ごさなきゃいけないとか、部屋の真ん中に穴があいて、そこから飛び降りなきゃいけないとかそういうものだ。
 でも彼女たちは怯えながらも寄り添って夜を明かし、手を繋いで穴から飛び降りた。
 試練はどれもおそろしかったけれど、同時にどれも彼女たちの心身が傷つくようなものではなかった。闇の中にいるのは怖かっただろうけれども励まし合い、寄り添えばあたたかい眠りをもたらしてくれたし、穴はとても低く、底にはふわふわの何かが敷き詰められていた。
 彼女たちの善良さや勇気を試すようなものだったと思う。

 最終的に彼女たちは神様に認められ、部屋から出た。
 部屋の外はとても白くとても美しく、整然としていて、今来たその子達と、その子たちの前に神様が連れてきた子達以外は誰もいない街だった。
 多分あそこは天国みたいなところだった。苦しみも何も無い、美しくて心優しい清きものしか居ない街で彼女たちはいつの間にか通じ合うようになった言葉を交わして、仲良く嬉しそうに笑っていた。