一番つまらない話。

ゲームの感想を書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

ロードス島戦記 ディードリット・イン・ワンダーラビリンス 感想

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 ロードス島戦記をやったので感想。タイトル画面が禍々しくてびっくりした。シンプル硬派な感じのメトロイドヴァニア系ゲーム。レベルシステムだったり、あと高難易度アクションが無かったり、でもボスはわりと強かったりとかなりヴァニアっぽい感じがとてもナイスなゲーム。

 ネタバレがあるので未プレイの方は注意。

 

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 まず、わたしはロードス島戦記は未読である。名前くらいは知っているけれどもいっぺんたりとも内容は知らない。そんな人でもとりあえず簡単なあらすじみたいなものはつけてくれているので安心。この物語は勇者パーティーみたいなのに居たことがある、ハイエルフである永遠の乙女、ディードリットという女性が変な迷宮に迷い込んだところからはじまる。でもまあわたしは探索型アクションゲームにそこまでストーリーは求めていないので、人物とかわからなくてもそんなに困らなかった。原作を知っていたらもっと楽しかったのかもしれない。そんなわたしでも物語のオチのそこほかない切ない感じにちょっとぐっと来た。

 

■良かったところ

■綺麗な絵の硬派な探索型アクションゲーム

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 絵がとても綺麗。スクショなかったけれども、主人公がやられて倒れる時のモーションの綺麗さや走る時の髪のなびきにこだわりを感じた。原作好きだったら嬉しいんじゃないかと思う。

 

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 ゲームの内容もとても硬派な探索型アクションゲームといったかんじ。キャッスルヴァニアの流れを汲む、レベルアップの要素や装備の要素がある硬派な作りのゲームだった。普通にキャッスルヴァニアっぽいゲームがやりたい時に良い。

 あと何よりも良いな……ってなったのは最近のメトロイドヴァニア系で流行りのソウルライクというかやたらな高難易度アクションを求められるところがないところ。弓矢を使って滑車を回すようなちょっと頭を使うようなところもあるし、一応トゲ床を渡るようなところもあるけれど、超難しいとかで不快感がある作りではないので、楽しくあちこち探索ができる。あの最近の探索型アクションゲームにありがちなトゲ床をひたすら渡っていくような高難易度アクションがない作りなだけでだいぶ好感度が高い。わたしはあの高難易度アクションが超絶嫌なんだよ。

 

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 絵が本当に綺麗。どこもすごく綺麗だった。

 

■属性システムが独特で良い

 

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 とても硬派な探索型アクションゲームなのだが、このゲーム独自の要素もある。主人公は風と火の精霊を使えるのだが、精霊の属性と同じ属性のダメージは受けない。

 

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 ボスとかになると弾幕みたいなのを撃ってくるのだが、この攻撃に当たらないように属性をちょくちょく切り替えて戦っていく。精霊にもレベルがあり、敵を叩くことによって付けている属性の逆の属性の経験値がたまり、レベルMAXになると体力回復してくれたりする。これが独特のシステムで操作が忙しくて面白かった。弾幕の時とかだと今どっちだっけ!? ってわたわたと慌ただしく変えたりして。

 被ダメが結構大きなゲームなので、精霊の回復をうまく使えないと結構厳しい。道中の雑魚敵も結構強いなと思うときがある。でもレベリングするとなんとかなったり、レベリングの過程で敵がつよい武器を落としてくれたりするのでそこまで詰まることもなく楽しくできた。

 

■個人的にいまいちだったところ

■ボリュームはそんなにない

 値段も安いのでそんなにボリュームがあるわけではない。

 

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 後半でもマップはこんくらい。武器コンプとかするとすごく時間がかかりそうだけれども、クリアだけならばそんなにかからない。さっくり遊べる探索型アクションゲームといった趣。あと、丁寧に作られた良いゲームだけれどもあれこれ期待しすぎてはいけない。良くも悪くも硬派でものすごくシンプルなゲームだった。

 

■敵がなんかいきなり強いことがある

 別にすごく詰まる!!!!! ってわけではなく、全体的にやりやすい難易度設計なのだけれども、後半ステージでなんかいきなり敵が硬くて強くなっててかなりびっくりした。バジリスクのところです。それまでサクサクいっていて35レベルくらいで辿り着いたのだが、バジリスクやその他の敵が硬すぎてそこではじめてレベリングすることになった。結局45レベくらいでクリアしたけれど、あそこでいきなり敵が強くなったので唐突感が強かった。あんまりマップが広くないので隠し部屋探しにウロウロしてもそこまであちこち行く必要がなく、レベルが足りないことがあるとは思わなかった。わたし個人がレベリング好きじゃないからなのだが、ひたすら敵倒してマップ切り替えて戻ってきてまた敵を叩いて……ってレベリングをしなければいけないということが煩わしい瞬間があった。

 あとボスは道中に比べて全体的に歯ごたえがあって強い。でも魔法やアイテムの工夫で突破できない程ではないのでそこは良い感じの難易度だったと思う。

 

■まとめ

 

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 なんか文字がおどろおどろしいのは何故……。笑

 全体的に硬派でシンプルできれいに丁寧に作られた探索型アクションゲームだった。レベルシステムや装備、アイテムのシステムなど、かなりキャッスルヴァニア寄りで、でも精霊システムで差別化がされていて個人的にはとてもゆるくさっくり楽しめてとてもよかった。

 ストーリーも永遠の乙女が人間の男と恋に落ちたその後を描く話として、エンディングは切なくてとてもよかった。原作もちょっと読んでみたくなった。

牧場物語 風のグランドバザール 感想

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 発売日に買ってかなり遊んでいたのに感想を書いていなかったやつ。ストーリーのネタバレはないけれど、用語とかのネタバレがあるので注意。

 ラスト直前で止めていた。あと一回のバザールでクリアだったのに……どんなゲームでもそうだけれどもエンディング直前になると急に惜しくなるの何なんだろうね。ほの暮しが終わったのでやるかと思ってプレイ。エンディングを見たところ。

 わたしはリメイクもとのゲームはやったことがないので風バザ初体験だったけれど、全体的にやわらかな雰囲気の、かなり出来のいい牧場物語だったと思う。面白かった!

 

■良かったところ

■作物のレベル上げ

 作物のレベル上げがかなり面白かった。コツコツ肥料をあげていくのだけれども成長しきると肥料をあげてもレベルが上がらないので作物を種にしてまた肥料をあげるの繰り返し。最初は季節を跨いで育てられる米とか豆とか小麦とかをやったのだけれどもなかなか上がらずに苦労した。でもそれがいい。ただ後述するけれどこのシステムの難点もある。

 

■暇でない

 時間や体力を持て余しちゃった〜どうしよ〜みたいなことは一切ない。すさまじく忙しい。大概やることやってると体力尽きるか時間が尽きるかでてんやわんやの一日を過ごせる。ただぼけ〜っと店の開店を待ってるみたいな時間はなかった。とにかく忙しい系牧場物語。毎日同じようなことをしてちょこまかしているんだけれども、今日は魚釣りしようかなとか今日は虫探しつつ草刈りするかとか色々プランを考えられて楽しい。

 

■イベントが豊富

 大概二週間に一回くらいの割合で街のイベントがある感じ。多すぎず少なすぎずでよかった。品評会みたいなものも健在で、挑戦しないとレベル上げが捗らないので積極的に持ち込みしようという気になれて楽しかった。恋愛相手との個別イベントも結構あるというか攻略対象が12人もいるので全員の好感度イベントを見ようと思うとかなりボリュームがある。

 

■住民がみんな良い人

 全体的に内容がトゲトゲしくなく、恋愛対象になる子たちの話もみんな自分を見つめ直して成長していくような優しい話ばかりで良かった。パンチはないけれど住民がギスる話はすごい嫌なのでそこらへんはめちゃくちゃ安心して遊べる。みんな本当に良い人で当たりも優しくて不快感を感じるようなことはなかった。

 

■レベルキャップシステムがよかった

 好感度を上げていくと、三回くらい住民や攻略対象からお願いごとをされることがある。レベルがいくつ以上の作物を持ってくるとか、魚釣るとか。それをこなさないとそれ以上好感度を上げることができない。

 個人的にこのシステムがいいなと思った。あんまりやらない行動をするモチベーションが上がる。あとコロボックルのお願いでとった虫やキノコなどをあげていくとそれらのレベルがあがっていくので、全体的なレベルアップのモチベーションにも繋がった。ここらへんのシステムが個人的には良いなと思った。ただこれも後述するけれど二つだけ文句言いたいところが……ある……。

 

■バザールが面白い

 本作の売りのひとつであるバザールが結構楽しかった。一週間貯めておいた加工品や作物を持ち寄ってバカスカ売っていくのはかなり忙しいけれども爽快。

 

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 完売すると嬉しいし、まとまったお金が手に入るのでそれで、バザールの他の店でしか買えないものを買ったりする。鶏とか牛とか。またストーリーが進むと色んな店が出店しだすので、バザールが段々賑やかになっていくのが楽しかった。レストランのメニューコンプしよう〜とか色んな楽しみがあるし、わりと改築費用が高価めに設定されているのでお金頑張って稼がなきゃなみたいな頑張りがいもある。

 

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 コロボックルの応援システムも良かった。一部で値段の安いものを沢山売ってゲージを貯めておいて、二部で高価なものをボーナス付きで売る……なんてこともできる。あとやっぱりばかすかと物が売れると大変気持ちいい。

 

■個人的に気になったところ

■作物のレベル上げは楽しい、が……

 作物のレベル上げは確かに楽しい。コツコツ肥料あげて、収穫したらそれを種にしてまたコツコツ肥料あげて……の繰り返し。まずは連作できる作物からあげよう……とか色々考えることもできる。

 基本的には楽しいのだが、レベルを上げた作物をどれだけ売っても店売りの種はレベル最低のものしか並ばない。なのでうっかりレベルを上げた作物を売っぱらったり料理に使ってしまうとまた一からレベル上げのやり直しになる。そこがつらかった。レベル3とか4とかだったらあきらめつくんだけど6とかいってるとまじ最悪の気分になれるとおもう。幸いわたしはまだやっていないけれどうっかりやりそうで怖い。

 加え、作物を種にするのには風車の力を借りなければいけないのだが、完成までに時間がかかるので下手すると収穫して蒔き直ししたいのに日付が空くことになる。時間がもったいない〜。ってなることも多々あった。せめてレベルが上がった作物を何個か売ったら店の種もそのレベルになるとかみたいなシステムが欲しかったなあと思った。

 加え、風車が物理的に牧場から離れているのと売却が週一のバザールが主なために、レベル上げた作物が混在すると今どれの種を作ってるのかわけわからなくなることがわりとある。レベル6のトマトの種をもうセットしてたのに刈り取るの忘れてたレベル5のトマトの種作ったっけな……? みたいなので牧場から風車を往復する羽目になったりして。忙しさの一端はそこな気がしないでもない。牧場にいても風車に何突っ込んだかくらいは確認できたら良かったのになあと思った。

 

■レベルキャップシステムは好きだが……

 古代魚の化石釣りとレア虫の虫取りが苦痛すぎる。

 レベルキャップシステムのおおむねすべてに賛成なのだが求められるレベルがたまに異様に高いというか古代魚の化石と虫取りが大変すぎた。もうあいつの攻略あきらめようかと思った。古代魚の化石が雨の日しか釣れないのも苛つくが、釣り竿をわりと強化して料理食って……と万全で挑んでも引っかからないことはある。運だもん。

 あと虫取り。虫取りに関してはまっじで運で探し回るしか方法がなかったのでだいぶつらかった。なんかハチミツとか加工して木とかに塗れる何かを作らせてくれ……とかなり思った。この二つのせいでレベルキャップシステムがつらかったなという思い出がある。まじで許すまじ古代魚の化石とレア虫。キノコはあんなにレアキノコバンバン生えてきてるしハチミツも一定確率でレアハチミツがとれたのに虫は何故だめなんだ。

 

■住民との会話

 前述通り住民はみんな穏やかで嫌なところは全然ないのだが、レベルキャップシステムでレベルキャップの課題をお願いされている時、どんな会話の末尾にもレベルキャップのお願いをぶち込んでくる。

「○○大会優勝おめでとう〜、ところで頼んでたアレどうなった?」

「今日はいい風が吹いてますね〜、ところで頼んでたやつなんですけど……」みたいな。

 これが本当に嫌というかめちゃくちゃ催促されてる気がしてすごい好かなかった。課題によってはすぐに達成できないものもわりとあるので次の季節になってからだな〜とかこっちは思っているのにすぐに課題のことを持ち出されるのでこの人とは課題終わるまで挨拶だけにしとこ……みたいなのがめちゃくちゃよくあった。何とかならんかったんかこの会話。唯一の住民関係の不満。

 

■シンプルに風車が遠い

 シンプルに風車が遠い……。三角形を描くように街のはずれとはずれにたっている。バザール当日とかに風車で作ったもの回収して行こうとか思うと大概開店時間に間に合わねえ。多少時間ズレたところで別にバザールは完売できるのだけれども焦る。

 

■まとめ

 難がないとは言わないけれども基本的に面白い牧場物語だった。牧場物語はこういうのでいいんだよ。三つの里もいつかリメイクするなら良い感じにやってほしい〜〜。

 あと個人的にアプデで品質が違うものたちを纏められて平均化できるようになったのが偉すぎる。あれ無い時にほんと不便だった。アプデをちまちま確認していないので、もしかしたら不満だな〜と思っていたところにもアプデが入っているのかもしれない。牧場物語大好きなので出るたびに買う。

ほの暮しの庭 感想

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 ほの暮しの庭の感想。とりあえストーリー終わって住民の好感度を全部MAXにするのをやってるあたりです。あとジローチさんとスミレで終わる。

 超超超話題になっていたスローライフホラー。元々スローライフ系のゲーム大好きなので面白かった〜。100時間以上やっている。前半はストーリーのネタバレありませんが、後ろのほうでちょろっとネタバレしてるので未プレイの方は後ろは見ないようにしてください。

 

■良かったところ

■スローライフとホラーのいい感じの融合

 

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 まあこんな感じの怪しいものが出てくる。普通に夜によく出てくるやつも最初は怖い。ストーリーのじわじわ感も相まって、最初はすごく怖かった。魅せ方がとても上手いなと思う。グロテスクスプラッターな描写がなくても(血は出ることがある)じんわり怖いのは日本的ホラー。その雰囲気とほのぼのして美しいスローライフが思いのほかよく合っていて面白かった。定番になりがちなスローライフ系のゲームにおいて唯一無二の個性になっているとおもう。

 このホラー要素が物語にも密接に関わってくる。発売前因習村と騒がれていたけれど確かに因習村である。生贄とかいう言葉が出てくるし。ストーリーが一つ明かされるたびにゾッとしたりああ〜ってなったりした。(ちなみにわたしは住民の何人かがもう死んでて蘇ってるんじゃねえかと疑っていた。そんなことはなかった。)

 

■ストーリーが面白かった

 そのまんま。ストーリーが面白かった。スローライフはストーリーといえば好感度イベントみたいな人と人との交流がメインになりがちだけれど、このゲームはガッツリストーリーがある。否応なしに結末に連れて行かれる。中盤から後半にさしかかるあたりなんてストーリーが気になって仕方なかった。

 

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 最初は住民にわりと冷たい印象があった。なんかよくわかんないけどイライラしてるなとか怒ってんなとか冷たいな……とか。でもどの住民たちも、色々ストーリーを進めたり交流したりして深く関わってくるとそんなに嫌な人ではないというかみんないい人だなと思った。ただ暮らしを守りたいだけ……。

 リンちゃんとか序盤何この女って思ってたけど後々とても好きになった。冷たい印象で諦めないでやってみてほしい。

 個人的にはみんな好きだと思うけどやっぱりキスケさんが好きだったよ〜〜。あんなん好きになるしかないでしょ、身勝手で臆病な優しい人。キスケさんは境遇も相まってもう一人の主人公だったと思う。

 

■グラフィックと音楽が綺麗

 見ればわかるグラフィックの美しさ。

 

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 これは畑だけれどもこれだけでもすごく綺麗ということがなんとなく伝わるとおもう。庭の外の川沿いの道とか大好きだった。上からのカメラ固定で始めたばかりの頃は若干遠いかなと思っていたけれども、カメラが引き気味だから美しく描かれた村の雰囲気がとてもよく見える。民家がチラチラたっているだけの過疎化した村の美しい雰囲気がとてもよく表現されていた。ほんとうに美しかった。

 それに加えて音楽もまた良い。春の主題歌の旋律とか聞くとはあ……ってなるし、春夏秋冬全部控えめながらも美しい音楽で雰囲気にぴったりだった。試聴も出来るので聞いてみて欲しい。

 あと料理とか作物とかのグラフィックも綺麗。お部屋も種類はそんなに多くないけれど模様替えできたりして、好きなようにいじれるのがとても良い感じ。とにかく綺麗なゲームだった。

 

■個人的にいまいちだったところ

■加工品作るのに時間がかかりすぎる

 このゲーム、金銭のやりくりがわりとシビアである。金が全く貯まらない。わたしは常にカツカツで、金策が安定してきて家具とかホイホイ買えるようになったのは後半も後半だった。それまでは道具のパワーアップとかに金をとられてそれどころではない……みたいになっていた。

 何せ作物のままだと売価が安いので全く金が貯まらない。別に超大量に植えて売ればそれなりになるのだが、序盤はジョウロも一マスずつしか撒けないのでデカい畑は無理がある。結局鉱夫が一番儲かる。

 では作った作物どうしようってなったとき、加工品にして売ると売価がわりと高くなったりするのでそっちで売りたいな〜と考えるようになってくる。漬け物とかお酒とかにして売れるし、一個30円くらいの作物が加工品にすると100円越えることとかある。安くなる場合もあるけれど、基本的には加工して売りたい。

 しかしこのゲーム、物を加工するのに一日とか二日とかかかることがザラで、加工品を大量生産するには機械を大量に作って置くしかない。ここらへんのバランスがなんかちょっと悪い気がした。二日とかいるか? みたいな。そこんところのリアリティはいらんので、半日くらいで何とかしてほしかった。

 それに機械を大量に置くの、普通に見栄えが悪い。ストーリーを進めていくと納屋とか二階建てとか色々建築ができるのでだいぶお庭はスッキリするのだけれども中盤あたりは庭が機械だらけだった。あんまりよろしくない。加工品まわりだけは何とかしてほしかったところ。

 

■畑・畜産まわりの細かいあれこれ

・米とかレンコンとかの水生のもの、雑草が生えると生育が遅れるのだが毎日ちゃんと草刈りに勤しんでも生えた時点で生育が遅れるのが納得いかない。一日放置したら一日遅れるみたいにしてほしかった。

・操作下手なのが悪いのもあるが、ジョウロの使用角度が微妙にわかりづらい。真っ直ぐ注ぎたいだけなのに斜めになったことが何度あったことか……。

・雨の日の馬、尻尾をとるのも話しかけるのも微妙にやりづらい時がある。餌入れ選択しちゃったり。もうちょい余裕があるとよかったかも。

・鶏小屋と牛小屋、畑の中に作らざるを得ないので畑三個解放しても果樹を植え出すと全体的に微妙に狭い。果樹園作りたいとか思うと狭すぎる。これはわたしが農業みっちりやって作物が実るのに快感を覚えるタイプなのでそうでない人はいいのかな。あとDLCで追加畑来るらしいので、今後改善はあります。

・動物たちは牧草を食べるのだけれども一日一つ毟られるのであっという間に牧草地が丸裸になる。もうちょい広がる速度速いと嬉しい気がする。それと餌が足りないとか牧草自体に困ることは全くないのだけれども、後でもうちょい牧草地広くしとけばよかったな〜と思った時に、キスケに移転を頼まねばならずレイアウト変えるのがえらく大変で困った。

・上記レイアウトの話なのだが果樹の植え替えをさせてほしい〜〜〜!! 果樹、一本が決して安くないし生育に時間がかかるので初期に変なところに植えた一本が惜しくて切り倒せずひたすら困っている。

 

■その他細かいあれこれ

・料理が作れる。見た目もかわいい。住民の好物とかもある。けれどその料理がめっっちゃ作りづらい。柿のコンポート作るのに柿と砂糖と生クリームとワインと……みたいな多大な材料が必要だったりする。リアリティを追求しすぎではなかろうか。料理は飾れるのでテーブルに飾る用にいくつか作ったりしたけど正直プレゼントとかのためにホイホイ作れる感じではない。ゲーム本編の攻略は材料が卵のみのゆで卵で全然事足りる。せっかく可愛い料理が沢山あるのだからもうちょい条件緩くして作らせて欲しかった。今作、料理する気があんまり起きない。

・ある程度好感度が貯まると交流イベントが起こる。その一部イベントが夜のみで、深夜ではなく夜なのでなんでいつまでも交流イベントの目印が灰色なんだ……? みたいなことが起こった。一度わかれば別に……なのだがわかるまで不思議すぎたのでなんかカーソルとか合わせて時間を表示してくれたら良かった。

・深夜の化物たち、最初は怖いのだが三回くらい遭遇すると怖くなくなってくるというか同じやつばっかが居るのでなんか飽きる。一度きりのイベントとかもあり、雰囲気がかなり良かったのでもし2を作るならバリエーションもうちょい増やして欲しい。知らん怪異を発見すると面白いので……。クリアしたらあんまり深夜徘徊しなくなってしまった。

・勾玉は色々なものの解放に使うのだが、解放コンプすると特に使い道がない。なんとなく集め続けているけれども別の使い道が欲しい。泥の種と交換とかでもいいから。DLCとかでなんか出たらいいな。

 

■まとめ

 かなり面白い綺麗なスローライフゲームだった〜。日本の過疎化した村が舞台なのも、ホラー要素があるのもかなり良かった。スローライフを邪魔しない程度のホラー要素が丁度いい。あと無為に追いかけられまくるみたいなのが無くてホッとした。

 はじめあんまり好かなかった住民たちがいつの間にか好きになっていくにつれてストーリーにのめり込んでいける感じがほんとうに良かった。細かい不満がないとは言わないけれど、個人的にはプレイしていて良かったし大ヒット。

 めっちゃ売れたらしいので是非2を出して欲しい。面白かった。

 

 以下、ストーリーのネタバレがあります。

 未プレイの方は注意してください。知らんでやったほうが面白いに決まっているよ。

 

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 この物語、結局のところ土地神も別に悪くないというか、最初に在ったのが土地神で、そこに人間が入植してきたからこんな騒ぎになってんだよなと思うと物悲しい。コダマもキスケも村のみんなが被害者で加害者といういい塩梅。

 キスケさん、もう一人の主人公と思ったけれどなんやかんやで村から出ていってくれとかかなり不穏なことを言ってくるのでかなり疑っていた。けれどもさ〜〜!!!

 

 

 このイベントでめっちゃ好きになったよ……。彼は彼なりに色々葛藤しながらも弟の姿をした得体の知れないものを見て、こいつ健気に頑張ってんな……って思ってたってことだよなと思うとかなりぐっと来た。主人公のためにキスケは片目を捧げたけれど、主人公はそんなキスケ(とコダマ)の想いに応えて貰った体の片目を捧げてコダマを木として蘇らせたのかなりよかった。コダマは願ったけれど(土地神の悪意に晒されたせいもあるだろうが)わりとコマコとかあそこらへんのことで許されないことをしたと思うので、木として庭に帰って来られたねっていうのは良い落とし所な気がする。キスケもコダマも、体を貰った主人公も救われるよいエンドだった。

 あとラストのタイトル回収。このゲーム、「ほの暮しの庭」、勿論「仄暗い」にかかっているのだろうけれども。

 

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 いつか大きくなったコダマの木が庭に影を作るだろう。そうしたら仄暗い影が差す庭になるだろう……だから「ほのぐらしのにわ」なんだね……とかなりしみじみした。そこら辺のタイトル回収が個人的に超よかった。

 

 

 

 村の一員になった主人公。多分村はあのまんま、でもリンの交流イベントで言っていたみたいにちょっとずつ観光に力入れたりして変わっていくのではなかろうかと。そんな村の一員になったちいさな神様の話として良かったね、で終われてよかった。ほのあたたかい、ほのぐらい罪と罰、対価と願いの話だった。面白かった!

九日ナインソール 感想

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 九日ナインソールの感想。

 ネタバレがあるので注意。

 物語の構造上、ネタバレを知らずにストーリーを追ったほうが多分楽しい類いのゲームなのでご注意を。

 めちゃくちゃ難しかったけれども面白いゲームだった。しかし難しかった……。シルクソングとかとは別種の難しさ。

 タオパンクと呼ばれるらしい、道教をモチーフにしたメトロイドヴァニア。この雰囲気が全体的にすごくよかった。サイバーパンクとかの雰囲気もある。

 

■良かったところ

■ストーリー全般

 

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 主人公の羿(げい)がいきなり殺されかけているところから話がはじまる。この世界のヒト的なものは羿みたいに獣人的な見た目をしている。所謂我々みたいな毛が生えてない生き物は猿人と呼ばれていて、なんか長閑だけれどもディストピア感ある場所で暮らしていたりする。わりと冒頭から容赦なくえげつない描写があった。

 この羿を操作していくのだけれども、プレイヤーは最初は羿の動機とか世界観とかがさっぱりわからない状態から始まる。登場人物が何やら話していてもよくわからなかったり。探索してメモみたいなものを見つけたり話を進めたりすると徐々にコトの真相が明らかになっていくスタイル。これが面白かった。メトロイドヴァニアにそんなにストーリー求めてないんだけれども、少し切なくて少し暴力的で、始まった瞬間からどうしようもない話は哀愁があってとっても良かった。

 また、キャラクターもいい。主人公の羿兄さんは最初に想像していたよりもツンケンしていなくてユーモアがあったり酔っ払ってみたり、兄さん的な顔を見せてくれたりもする。恒(こう)という可愛い妹がいて、時折電話がかかってきたり過去の一片が見られたりするのだけれども、基本的にはずっと良いお兄ちゃんだった。

 NPCも個性的ですきだったな。

 

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 神農(しんのう)と飲むイベント面白かった。度々あるのだけれども、イベント進める甲斐があるなあというほど緩んだ兄さんが見られる。

 

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 軒軒(けんけん)。物語の分岐にも関わる大切な子で、羿を兄と慕っている。羿も最初ぶっきらぼうに接したりしているのだけれども、段々彼本来の面倒見がよくて優しいところが出てきて本当によかった。軒軒が羿を慕う理由がわかるよ。

 

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 蚩尤(しゆう)も好きだな。この見た目で詩と絵を愛する文化人。兄がいて兄のことを時折口にする。

 

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 あと忘れちゃいけねえ夸伏(こほ)。羿の親友だった男で、再会してからは何かと協力してくれる。軒軒たち猿人のことを最初は忌避していたけれど、最終的には仲良くなっていてよかった。最初から最後までいいやつだったなあという印象。

 あと算盤-如羿(さんばん じょけい)もいいキャラだった。なんかハッキングされて裏切ったりするかなあとか薄っすら思っていたのだがそんなことは全然なかった。ごめん。最後まで忠実で頼りになるやつだった。

 山海9000(さんがい9000)はイベント取り逃しちゃったんだよな。ごめん。

 これらのNPCのイベントを進めることによってエンディングが分岐する。わたしは走り回っていたのでエンディング分岐に関わるイベントは自然に進んで、真エンドで終わった。

 

■戦闘システムが面白い(そして親切)

 前述した通りこのゲームめちゃくちゃ難しい。攻撃を避けるのではなくパリィするシステムで、そこがもうわたしには大変難しかった。タイミングよく弾くことができると無傷で敵の攻撃をいなせるのだが、タイミングがずれると内傷という状態になりじわじわ体力が削られる。なので上手く弾きたいのだが(上手く弾いたときの音もまた気持ちいい)ほんとうに大変だった。まじで難しかった。反射神経と音感(パリィが音ゲーに思える瞬間がある)に乏しいのでめちゃくちゃ苦労した。雑魚にも苦労した。苦労しないところはなかった。

 でもこのパリィシステムが爽快でもあった。タイミングよく敵の攻撃をパンパンパーンと弾けた時とか超気持ちいい。めっちゃ最高って気分にさせてくれる。

 しかし、ゲームがどれだけ下手くそでも全然心配しなくていい。このゲーム、難易度調整がある。ノーマルとストーリーモード。ストーリーモードにすると、自分の与えるダメージ(与ダメ)と受けるダメージ(被ダメ)を%で調整できる。要は自分だけ攻撃200%にして敵のダメージは極論0%にもできる。わたしははじめノーマルでやっていたのだが、二番目のボスにたどり着くまでに50回くらいリトライし辿り着いて全く勝てずにストーリーモードに変えた。だいたい与ダメ100%、被ダメ70〜60%くらいにすると苦戦し死にまくりながらも結構良い感じに遊べるのでそれでやっていた。どうしても駄目すぎて詰むってことはないのが親切設計でめちゃくちゃありがたい。

 それと、山海9000にそれぞれのエリアにいる端末のチップを渡すと宝の数とか中ボスの数が1/1みたいに表示されるのだけれども、探索においてそれがとても便利だった。端末も個性豊かでここのエリアはこんな奴なのか……と端末たちを見つける楽しみもあった。

 

■世界観、背景がきれい

 道教をモチーフにしたタオパンク……と前述したけれどメカっぽいサイバーパンクの雰囲気ももりもりある。メトロイドヴァニアで探索は色々できるけれど、エリアに分かれているので色んな雰囲気のところを駆け抜けるのが面白かった。景色も綺麗。

 

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庭みたいなところも怪しい研究室みたいなところもあり。書き込みがきれいで楽しかった。あとセーフエリアみたいなところも好き。

 

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 最初は整っているのに……

 

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 軒軒たちとのイベントを進めていくと物が増えてすごく生活感にあふれた感じになっていく。それがわたしは皆がここで暮らしている感じがしてとても好きだった。

 それとゲーム内の演出がすごくよい。

 

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 漫画みたいな演出があって、めっちゃかっこよかった〜〜!! シリアスなシーンもかっこよいシーンも良き。この演出大好きだった。

 それと、名有りのボスと戦う時に名前がバーンって出るのがめちゃくちゃかっこいい。

 

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 ボスはみんな強くてえらいこっちゃだけど、演出でテンション上がるね。

 

 

■個人的にいまいちだったところ

■めっちゃフリーズした

 

 これはわたしのSwitch(有機EL)のせいかもしれないので万人に出るものではないかもしれないことを最初におことわりしておきます。

 

 めっちゃフリーズした。特に途中でゲーム機の電源ボタンを押し、スリープモードから戻ってきた時にフリーズしていることが多かった。別にオートセーブはこまめにしてくれるので倒したはずのボスが倒されてないとか致命的にこんちくしょうみたいな事態は全くなかったが、通勤中にちまちまやっているのでスリープモードにする機会が多く、復帰するときに無事に動くかな……と考えるのはわりとドキドキした。

 ただまあインディーズゲームでもあるし、フリーズを検索してもあんまり出てこないのでわたしの環境が悪かったのかもしれない。そこらへんは詳しくないのでわからないけれど、わたしにはそれが困ったという話。

 

■ボス再戦時の演出を飛ばせるようにして欲しかった

 ボス戦で演出がはいるのはいい。めっちゃかっこいい。しかしボスで死んで再戦しようとすると、演出の短縮版みたいなものが入る。ほんとに短いやつなんだけれどもこれは高難易度のゲームなので10も20も50も死んでいると何回も何回も何回も見せられる演出がすごいうざったい。どれだけ短かろうがうざったい。さっさと戦わせろと思ってしまう。

 ボス部屋入ったら即ボス戦とかでよかった。または演出を丸々カットできる機能が欲しかった。

 

■マップが地味に使いづらい

 地形反映マップだし重要そうなところ(話せるNPCなど)は印がつくしそんなに不満というほどでもなかったのだけれども、個人的にあとで取りに来ようみたいな印つけられる機能が欲しかった。あるのかな。見てないだけだったらすいません。

 あとマップ、ざっくりな大マップと詳細な小マップがあるのだけれども切り替えがXボタンで地味にマップを切り替えようとして画面消しちゃったりしたことが頻繁にある。わたしが阿呆なのだがど〜〜〜うしても慣れなかった……。

 

■まとめ

 とてもよくできている高難易度メトロイドヴァニアだった。シルクソングと比較されることが多いけれどタイプが全く違うなと思った。敵の攻撃への対応手段がシルクソングは回避だけどこっちはパリィなので全く別種の難しさ。個人的にパリィのほうが苦手だとわかったのはいい収穫だった。でも、高難易度だけれども高難易度ゲームが苦手な人への配慮があってとても勧めやすいゲームだなと思った。あの難易度調整を自分でできるの偉いとおもう。

 ストーリーも良かったし、登場人物が段々好きになってくる。そのストーリーも誰が善誰が悪とかそういうわけではなく、みんな自分が大切にしているものは違って、それを守るために行動した結果だよなと思える悲哀があるものでわたしは好きだった。とても面白いゲームでした。

 

■各ボスの感想。

 以外、各ボスの感想。みんなそれぞれ強かった……。あとエンディングについてもちょろっと。

■夸伏(こほ)

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 正確には夸伏が作ったケンタウロス型のロボ、英招(多分えいたん)。最初のボスなので行動パターンが明確でわかりやすく、戦いやすく、そして最初のボスのくせに火力が高くて容赦ない。まだ強化とか全然してないのでパンパン殺されまくり、ほんとうにこのゲームを終えられるのだろうか……? と心から心配になった。ここらへんまではノーマルで遊んでいたのだがあまりに死にすぎてまじで挫けるかと思った。

 でも慣れてくるとパリィの練習させてくれるとても良いボス。こいつが捌けるようになってくるとこのゲームが面白くなってきて楽しかった。

 

■勾芒(こうぼう)

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 鳥足のセクシーお姉さん。二人のキョンシーをいなしつつ体力を削り切ると後ろから復活させに来るので来た時に叩くシステム。わたしは複数戦闘が死ぬほど苦手で、この人にたどり着く前のゴンドラみたいなもののうえで雑魚とバトルラッシュするみたいなやつで信じられないくらいに死んだ。ようやくクリアできたのはクリア判定ラインを超えた直後に死んだからである。偶然だった。

 ともかく満身創痍で挑んでまあ複数戦闘で信じられないくらいにクリアができず、このボスからストーリーモードにして被ダメを抑える方向でいくことにした。90%くらいにしたらなんとか勝てた。

 始終高飛車な態度だったけれど、過去とかキョンシーたちの反応を見ているとそう悪い人ではないなと思った。キョンシーたちに「ママ」と呼ばせているところとか物悲しさを感じる。そして最期がなかなかえげつない。頭脳を誇っていたであろう彼女に対する報復としては最悪の罰だろうな……。

 

■奄老(えんろう)

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 おじいちゃん。なんかUFOキャッチャーみたいな動きをするメカと戦う。この人はあんまり強くなく、被ダメ90%のままで四回くらいで勝てた。なのでそんなに印象もない。

 おじいちゃんの印象としては小悪党って感じだったけど、伝統を重んじていたのは口先だけではなかったんだな〜と思った。

 

■截全(せつぜん)

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 ムキムキマッチョメン、そしてマゾの気があるのかというくらいに痛みを求め与えてくる人。英雄は痛みを乗り越えてこそみたいな独特の哲学があるらしい。

 こいつからいきなりボスが強くなってきた。めちゃくちゃ強くて最初倒せないのではと疑った。アイテムで毒を手に入れていると、毒を盛るかどうか選択ができる。わたしは全然当たり前に毒を盛ったのだが、それでもめちゃくちゃボコボコにやられた。動きが速い速い速い。見てからじゃ間に合わねえ勘で避けろというのか……? みたいな感じでこっぴどくボコボコにされた。あまりに勝てず、被ダメを80%に下げてようやく倒した。これストーリーモードがなかったら、わたしのゲームスキルでは多分クリアが無理だった気がする。どうかな〜。

 

■蚨蝶(ふちょう)

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 地獄。

 たおやかで優しげな雰囲気で、この人とは戦わなくても済むんじゃないか……と思わせてからの最凶のボス。ラスボス除けばこの人が圧倒的最凶だった。ボスの行動パターンに劇的な変化があるわけではないが増えたり速くなったりでまあやばい。しかも強いくせに3段階目まである。長い。

 もし戴全をノーマルで倒せてもこの人で挫けていたと思うくらいに強い。この人はこの人と戦うことになるまでのステージもえらい凶悪で大変だったのでもう凶悪だったという印象ばかりがある。ほんとうに……大変でした……。この人で余裕で二週間くらい詰まり、苦肉の策としてじわじわと被ダメを下げて70%のところで何とかクリアした。ほんとストーリーモードがなかったら以下略。

 この人自体は頭が良くて穏やかなみんなのお姉さんみたいな感じだった。仲間をえらいこっちゃにしてしまった上に、偉い人に逆らえもしなかったの、この人の優しさや繊細さでは耐えきれなかったのだろうなあ……というのがよくわかる。その意味でもこの人は全体的に地獄だった。

 

■風氏(伏羲 & 女媧)

 

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 ふうし、ふしぎ&じょか でいいのかな。兄妹の二人組。複数戦闘というわけではなく、兄さんと戦っているところに妹がちょっかい出してくる感じ。被ダメ90%に戻して一段階目はさほど苦労せずに越えたのだが二段階目が限りなくうざかった。画面を埋め尽くす蛇に何回被弾して死んだかわからん。このゲーム、地上に居るときは攻撃と受ける向きを合わせないとパリィができない。でも空中ならば向きに関係なくパリィできる。そんなんでついついジャンプして弾きたくなるのだけれども、無量弾きという溜め弾きは空中で溜めができない。空中で被弾して死がめちゃくちゃ多かった。

 この二人は兄を心から慕っている妹の話だったなと思った。兄はもう心ないものなのであんまり自我がない。生前は穏やかでわがままな妹を可愛がるような人だったんだろうか。それとも役者だったとかいうしイケイケだったんだろうか。わからないけれど、妹が最期まで兄を慕って一緒に黄泉路にいったのは良かったのかどうなのか。パワーアップアイテムみたいなものも双子のようにくっついている。ちょっと奇妙で悲哀がある二人だった。

 

■姫(き)

 

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 意味深に序盤から現れ、別に戦わなくてもいいじゃない……と思うわたしの心を置き去りにしていった少年……? 少女……?

 ルーレットを弾くことによって異なる効果を出してくる。攻撃もあるけど回復もある。わりと目押しが簡単なので全然苦労しなかった。めちゃくちゃ構えていったのに拍子抜けか? というほど三回目くらいであっさり勝てた。自分が上手くなったかと錯覚するほどであった。

 多分みんなより長く生きてるのか知らんけどすごい達観したものの見方をする。別に戦わなくても……って思ったけど彼(彼女?)自身が、親しかったであろう人にみんな置いていかれて死にたかったのかもしれない。そう考えると羿にもちょっと似ている。

 

■易公(えきこう)

 

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 ハイパー強いおばあちゃん。冒頭で羿を殺した人であり羿の師匠であり軒軒たちを利用していた組織のボスであり、蓬莱人のことを考えていた人でもある。非情な人に見えたけど信念のためにひたすら突き進んでいただけでめっちゃ非情というわけでもないよなということがなんとなく見えてくると人間味が増してよかった。

 しかし強い。ハイパーつよい。速いし怒涛の攻撃を繰り出してくるしこっちは何もせずに無残にやられる。速いんだよ〜〜!!! 全く攻撃が見切れないままで死にまくり、被ダメを70%くらいに下げてようやく練習できるようになった。わたしは反射神経が乏しいしゲームスキルが、ない!!!!

 しかし人間は慣れる生き物なので、死にながらもやっていると段々慣れてくる。怒涛の攻撃を捌き切ると超気持ちいい。音ゲーみたいにパパパンと決まる。すごいや。そして二段階目に溜め弾き失敗して何回もまた殺される。わたしは溜め弾きがほんとうにほんとうに苦手です。一段階目の攻撃に新たな攻撃が加わってくるかたちなのだが、それも慣れるとすごく気持ちよく弾ける瞬間がある。すごすぎる。難しくてまじ最悪なのに気持ちいい瞬間があるの。そしてこの人はラスボスなのでしっかり第三段階目もある。わかっちゃいたけどうお〜〜〜〜ってなった。

 しかし人間は慣れる生き物なので、数週間毎日せこせこ戦っていると結構いけるようになるもんなのである。あの爆発する溜め弾きと火柱が立つ溜め弾きの違いがいまいちわからずに大変苦労したけれど、最後はギリギリでまあなんとかなった。辛勝でも勝ちは勝ち。

 

 易公の悪あがきでえらいこっちゃになり、羿は軒軒との約束は果たせずに散ることになった。けれどもわたしはそれで良かったかなと思う。旅の終着点で、一番会いたかった人が待っていてくれて手を差し伸べてくれたから、その上で新しくできた弟みたいな軒軒や親友に未来を託せたから、多分羿は満足だっただろう。

 

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 羿のこの旅は、結局は恒に会いたかった旅だと思う。全ての命が還るように、ただ羿兄さんは恒に会いたかったのだとわたしは思った。

 長い、ほんとうに長かった旅の果てに恒が待っていてくれてよかったね、兄さん。

 

 わたしは真エンドしか自力で見ておらず、もう一方のエンドはどんな感じのエンディングかを人様の文字で読んだ。動画とか探してみてもいいかな。二周目はちょっと考える……二周目してもノーマルでクリアできるとは思えない。真エンドじゃないほうは羿のエゴって感じでそっちも哀愁ありますね。

 ともかく終わり。面白かったな〜!

ヨッシーとフカシギの図鑑 感想

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 ヨッシーとフカシギの図鑑やったよ〜の感想。スクショなどのネタバレがあるので未プレイの方はお気を付けください。

 

 ヨッシーもの、何だかんだで出るとやってしまうのだけれども今作はなんかすごく異色のヨッシーだった。アクションゲームなんだけどただのアクションゲームではない。一つのゲームで何だか色んなゲームを遊んでいるようでお得感がすごかった。あと舐め腐っていたけれどボリュームも半端なかった。すごかった。ストーリーはクリアしたけれど、まだ全部は終わっていない。

 

■良かったところ

■図鑑収集が楽しくボリューム満点

 ゲームの内容としてはヨッシーのところに現れた不可思議な図鑑の中に入って、図鑑の生き物の観察をしてみよう! という観察弄くりゲーって感じなのだが、それがすごい。まず食べてみて味はどう? 踏んでみたらどんな反応する? りんご食べさせてみる? トウガラシ食べさせてみよう! 卵当ててみたら? ヒップドロップは? からはじまり、他の生き物に食わせてみる? 寄生させたらどうなる? とか結構エグい感じのあれそれもあっていじくり回しまくれる。

 

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 たまにすごい状況がカオスになっちゃって笑っちゃったりする。面白いな〜。これは観察の面白さもあるし、どことなく誰かに悪戯しているような面白さもある気がする。

 一つの生き物に30〜50くらいの観察トピックがあるので一つの生き物をコンプリートするだけでだいぶ時間がかかる。ボリュームが凄かった。次から次へと出てきて、まだ終わりじゃないのか……とかなり思った。名前も自由につけられるし、名前が思い浮かばなかったら図鑑が提案もしてくれるので楽しい。

 

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 図鑑もかわいい。ちょっとしたトピックみたいなのも書いてあるので、眺めるのも楽しかった。自分が使ったヨッシーの色が図鑑に反映されるので、ヨッシーの色をちょくちょく変えてプレイした。綺麗な図鑑になったと思う。全然コンプリートまでは遠いのだけれども……。

 

 あとヨッシーは基本的にダメージを受けないし死なないし、落下してもその場に戻ってくるだけで何かアウトになるわけではないのだけれども、個人的にはその仕様でゲームがぬるくなるみたいなことは一切なかった。むしろヨッシーがいちいち死んでゲームオーバーとかのシステムだったらストレスになって仕方なかったと思う。そこらへんのストレスをうまーく省いて観察に集中できる、良い感じのバランスだなと思う。

 あと、どうしても新たな発見がよくわからんというときにはコインを払えばヒントをくれるシステムもある。そのものズバリなこともあり、何だか結局よくわからんみたいなこともあるけれどコインはザクザク貯まるので気にしないで使えるのが嬉しいところ。

 

■不可思議な生き物たちがとても良い

 本当に平和な世界ではあるのだけれどもわりと生物の世界はシビアなので、たまに笑ってしまうくらいにブラックなものをお出しされたりする。それがまあ面白いこと面白いこと。平和〜にやっていたらいきなりお出しされたこいつが一番インパクトがあった。

 

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 わたしは図鑑の「わたげさん」というやわらかでかわいらしい名称に納得いかなすぎてこれにしたけれど、インターネットの海を漁る限り同じ考えの人がいっぱい居て笑ってしまった。こういうネーミングセンスがある人の名前付けを見たいなと思わせてくれるところもいい。

 

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 いやほんと怖いよこいつ……。こういう怖さがあるやつがしれっと居るのがこのゲームの一番いいところだと思う。ほんとうに色んな生き物が居て、次はどんな生き物がいるのかなと思いながらページをめくる瞬間がわくわくして好きだった。あとヘイホーやプチプチくんとかキューちゃんとか、往年のヨッシーものに出ているキャラクターたちが居てくれるのもすごく良かった。

 

■可愛い世界観

 まあヨッシーなのでかわいいのはもちろん。

 

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 基本的に生き物観察がメインなので平和(?)な雰囲気があってよかった。カメック&クッパJr.が今回も色々動き回っているのだけれども最終的には平和な感じで終わるのもいい。

 

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 歴代ナンバーワンの平和さではなかろうか……。なんかこの平和〜な雰囲気がとても好きだった。そして平和な穏やかな雰囲気の中で生物たちの個性がギラッとたまに鋭く光るのが良い。

 

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 図鑑の中なので発見されたことがその場に書き込まれていくのもいいなーと思った。どこで何の発見をしたか思い出しやすいし、なんか発見をいっぱいすると画面がごちゃごちゃしていくのがちょっと楽しい。

 

■色んな遊びがある

 生き物は沢山いるのだがその中には乗れるやつとか引っ張れるやつとかいる。

 

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 サーフィンしたり、空中を滑空したり、土の中や水中に潜ったり。生き物によって何だか違うゲームをしているみたいな心地になったりした。特にサーフィンできるやつと、バネバッタに乗ってびよんびよんするやつ。びよんびよん、あまりにむずかしくて崖のぼりを諦めそうになった。ちゃんと救済もあるけれど、コンプリートしたかったら超大変だとは思う。一つのヨッシーのゲームで色んな遊びが詰まっている感じがして個人的にはとっても楽しかった。

 

■個人的にいまいちだったところ

■冗長に感じる瞬間がある

 ボリュームが多いのはとても嬉しいことなのだが、一つ一つのフィールドがそこまで広くないので新しい発見を求めて同じ生き物のところをずっとうろついているとちょっとゲームに飽きてくることがあった。一気にやる系のゲームではないなと思う。一日一匹とかを親子でわいわいやるにはすごくいい塩梅だと思う。

 あとコンプしてから先に進みたい系の人には多分地獄だと思う。わたしはできなさそうなのはサクサクあきらめて進んだけれど、やはり悔しい気持ちはちょっとある。

 

■まとめ

 ヨッシー系ゲーム、前回のクラフトも可愛くていい感じだったけれども今回もいい感じだった。独特のゲーム感で、後発のものが出てくるかといえば多分出てこなさそうだなあと思う。プレイしていて笑いながらも癒される感じと、歯ごたえがあるな……といった感じがうまく融合していて楽しかった。何回もチャレンジしてやっとできた! みたいな達成感はあるけれど、極力ストレスになるものを省こうとしている感もあって良いなと思う。何より優しい世界観で変な生き物を弄くってみながら冒険するのがいい。今、実在の生き物はなかなかさわれないと思うのでコンセプトがとてもいいなあと思った。

 しかしこれ、プレイも面白いのだけれども家族や友人と一緒にプレイして不可思議な生き物たちについてギャーギャー笑うのが一番面白そうだなと思う。ワタゲやばすぎだろとか言いたかった。わたしはソロプレイで言えるような友達もいないのでインターネットの海を放浪してみたりしたのだけれども、みんなの名付けとかそういうのを見るだけでもだいぶ面白かった。

魔法少女ノ魔女裁判 感想。

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 Switch版の発売を楽しみにしていた魔女裁判ゲー、やりました。アドベンチャーゲームとしてはとても面白かったけれど推理ゲーとしてはちょっとなと思ったところも個人的にはあった。絵が綺麗で綺麗な少女たちが愛憎渦巻く殺し合いに巻き込まれる話。結構びっくりな仕掛けもあり、面白かった〜。

 登場人物全員がクセがある思春期の少女たちなのでまあ協調性とか全くなくなんかあるとめちゃくちゃギスるので登場人物でこの子最高! みたいな感情は浮かばなかった。でも人となりを知っていくと愛着は持てるので、みんな可愛い。個人的にはシェリーちゃんとハンナちゃんが好きだな。主人公もあんまり感情移入できそうなタイプではない……。もっとキャラクターに思い入れができたら多分もっと楽しめたと思うけれど、そうでなくても十分楽しかったので良かった。最後のほうとか熱い展開もあり、ちょっとホロッとさせてくれるようなところもあり。あと、ちゃんとやらかした人にはそれ相応の落とし前が用意されていたのもよかった。

 

 システムはダンガンロンパ系。日常パートがちょっとあって、事件が起きて、何が起きたのか調査して裁判に挑む……みたいな。ただ捜査とかもダンガンロンパよりもかなり簡略化されていてサクサクしたテンポで進むので裁判までがとてもスムーズだった。

 

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 裁判では審問を繰り返して殺人事件の謎を追っていく。誰かの証言に突っ込み入れたり同意したり……。

 

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 (このスクショには載ってないけど)突っ込めそうな発言があると色が違うのでそこに突っ込みをいれる。逆裁やダンロンのように体力があるわけではないので何回ミスしても全然オッケーな感じ。そこらへんの難易度をやさしめに設定してあるのも助かった。トリックについては語らないが、「魔法」がある世界なのでそれらを前提にした物語でもある。

 

■良かったところ

■個性的な、綺麗なキャラクターと愛憎渦巻くストーリー

 性格は好き嫌いあるとしてもキャラクターデザインがとてもかわいい。お洋服もとてもかわいい。可愛い女の子たちがいるだけで画面に華があってとても良かった。スチルもちゃんと用意されている。ちゃんと見てないけど多分各キャラ一枚ずつはちゃんとメインになってるピン写あるのでは……? ないかな……。絵が綺麗だとそれだけで美しくてよい。まして魔女裁判なので退廃的な雰囲気とよく合っていて眺めているだけでも楽しかった。

 

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 ダンロンのようにお仕置き(処刑)もあるので死体とお仕置きで一枚絵がよう映える。しかもフルボイス。豪華。

 みんな全然協調性がないしちょっと仲良くなったと思えば即いがみ合うみたいな感じだったけれど、彼女らなりの絆や愛憎を見ていって、最終的には主人公に同調してみんなを助けられたらよかったなあ……と思えるようになるのがすごいところ。途中でわりとびっくりな仕掛けもあり、プレイしていて飽きることはなかった。色んな百合を見せてくれるサービス(?)の良さもある。あと人はザクザク死ぬけれど、最終的な後味はそこまで悪いわけではない感じ。

 

■全体的な難易度は低め。

 前述した通り裁判パートは何回ミスをしてもペナルティがないので謎解きが苦手でも全然総当たりでなんとかなる範囲。一応の時間制限はあるものの、1証言に30分とかの設定だったりするので普通にプレイしていればまず超過しないと思う。ネタバレ見たくないから自力でやりたいけど裁判で詰まる……みたいなことはおそらく皆無。

 

■個人的にいまいちだったところ

■謎解きがあまり面白くない

 このゲームのキモは謎解きではなく少女たちの愛憎劇なので……という感じなのだが裁判の謎解きがあんまり面白く感じられなかった。証言と発言と証拠がなんか噛み合っていないところが結構あった気がする。対応する証拠品がえっこれ? みたいなのもあった。(ただ前述の通り総当たりができるので詰まることはない)

 個人的に一番よくないな〜と思ったのは細かいところなのだが証拠品の入手とか記述とかにまつわるところ。このゲーム、証拠品の入手がぬるっとしていてちらっと出てくるテロップで示されるだけなのでともすれば裁判まで証拠品の存在を忘れがちだったりする。もっとなんかこういうことがあるのでは……? みたいに匂わせたりすると良いのになと思った。あと証拠品についている説明とかもなんかもう一声ほしい感じ。例えば床が泥塗れだったけれども今は泥が乾いているみたいな殺害現場から見つかった本の説明があったとして、「破れた本、死体の横に落ちていた」みたいな一文だけじゃなくて主人公がそれを調べる描写とかをちらっといれて、「あれ、泥塗れのところから見つかったのにこれは綺麗だね」とか喋らせて証拠品の説明文にも「泥などが付着している形跡はない」とか書いといてほしい〜!! みたいな感じのことがあって結構裁判がめんどくさかった。(この泥のエピソードは本編には無いものです)わたしの頭が悪いからなのかもしれないが、わりと証拠品とかを入手するのに何の引っ掛かりもなかったりするので謎解きとしてはいまいちかな〜と思った。スムーズに進めるための配慮だとは思うのだけれどもあまりに取っ掛かりがなくてちょっと物足りない。

 

■裁判パートの証言が飛ばせない/巻き戻せない

 証言を聞いて突っ込みを入れていくのだが一周するごとに毎回審問開始、審問終了の演出が入るのがシンプルにダルい。あれは一回でいいのになと思った。

 あと突っ込みたかったところを早送りしちゃった! って時に一個後ろの証言に戻る機能がないので頭からもう一度審問開始しなくてはいけなくてダルい。その二つが合わさって結構イライラする。あんなに裁判前のパートは迅速でテンポがいいのに裁判はテンポが悪く感じた。

 

■エラーでめっちゃ落ちた

 これは今後のアプデて多分改善されると思うのだが今の時点(26/07/12)で一応書いておく。Switch有機、DL版でプレイしていたのだがエラーが頻発し、六回くらいゲームが強制終了された……。しかも裁判後の告白とお仕置き直前という一番盛り上がるタイミングで落ちることが多かった(四回はそのタイミングだった)のでかなりげんなりした。

 オートセーブは充実しているのでそこまで巻き戻されて最悪〜って感じではないけれどエラーがわりと高頻度で連発していたのでちょっとプレイしていて不安もあった。まあこれは公式に報告フォームもあるので多分すぐ改善されるとは思う。

 

■まとめ

 難がないとは言わないけれど、個性的なキャラクターと個性的な物語で最終的になんとなく爽やかな感じで終わるのがすごいなと思った。ベッタベタではないけれど確かに仄かな絆を感じる少女たちの友情や愛憎もあり、読み応えがあって楽しかった。あとフルボイスなのも何気にすごい。

 気になったらプレイしてみて損はしないとおもう。綺麗な女の子たちの愛憎劇、華があるよ。

 

 

以下、ネタバレがあります。未プレイの方はお気を付けください。

 

 まじでこういうゲームはネタバレ見ないほうが楽しいのでお気を付けください。

 

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■個人的な各キャラの印象。(ストーリーのネタバレ有り)

■桜羽 エマ

 主人公。一人称も「ボク」だし最初からなんか良い子ちゃんしてて空気読めないとこあるな〜って感じであんまり好きじゃなかったのだが、一部ラストのほうでココちゃんやマーサちゃんと逃げてるとことか良かったし、一部のラストで自我が欠落していって破壊兵器みたいになったのは大変に美しかった。

 そして第二部でヒロ視点で彼女を見た時、時折鼻にはつくけど悪い子じゃないよなって思うようになった。自分がわざと失敗してヒロの気をひこうとしていたことにちゃんと自覚的なのが更によかった。無垢な悪意というか。シェリーとハンナと仲良し三人組してた時も可愛かった。余談だけどラスト裁判で追及の主人公がヒロからまた彼女に戻ってきた時嬉しかった。被害者だけでなくガチ犯人も見たかったな。

 

■二階堂ヒロ

 もう一人の主人公。一部ではめちゃくちゃ暴走してすげーあっさり殺されたけどまあPVとかにも単独で映ってるしなんかあるだろうな……と思っていたら二部が始まって度肝を抜かれた。まさか二周目いくと思わなかった。多分一部で激昂して殺されたのはもう何度か死に戻りしていて魔女化が一人早めに進んでいたからかな。

 正しさを追いながらナチュラルに人を信頼してない、なんならちょっと見下してるというかツンケンした態度でそんなに好きなタイプの主人公ではなかったのだが、彼女が主人公の話を進めていくうちにノアとの絆がうまれたりレイアと百合になったりして打ち解けていく様子が段々好きになっていった。最終章に飛ぶところとかめちゃくちゃ熱かったね……。アンアンの事件で自分を本気で心配している様子のエマを見て、あれだけ憎んでいたエマの願いを叶えなきゃ……と裁判に挑むところめちゃくちゃメンタル強者だな……と思った。あの事件の仲良しではないけれど共犯者みたいになったエマとヒロの関係、好きだよ。あとノアとの別れのシーンはちょっと泣いた。ノアのときはごめんねが間に合ったけれど、エマの時は間に合わなかった対比が綺麗。

 

■夏目アンアン

 かわいい。洋服とかめちゃかわいい。殺しも殺されもしたけれど、殺されたほうが映えるな〜と思った。小説家になりたいのね……。

 生い立ちのこともあり、気弱に見えて結構高圧的なところがあるよなこの子と思いながら見ていた。両親壊しちゃったスチルのところのアンアンもめちゃかわいい。

 

■城ヶ崎ノア

 一部だとさっさか被害者になったのでぽわぽわした少女って印象以外あんまりなかったのだが二部で色々やってくれて可愛かった。ビジュアルもめちゃかわいい。髪の毛が絵筆みたいになってるのいいね。

 ヒロに世話焼かれて満更でなかったけど喧嘩しちゃって疎遠になって、でも……という流れがとても良かった。お仕置きの時に泣いちゃったよ。ヒロが容疑者になることは予想してなかっただろうけど、エマはまあ裁判で死んでもいいかと思っていたのであろうところにわりと図太さが見えていい。

 

■蓮見レイア

 女子校の王子様って感じのイケメン女子。目立ちたがりやで一部で主人公の役割を食いそうなので即死にそうだな……と思ったら犯人になって死んでいた。なので一部では目立ちたがりや……しか印象がなかったのだが、二部で結構リーダーシップを発揮していて良かった。多少強引でも人を動かす素質がある。ヒロは彼女とのエンドでレイアのことを頭が良いと言っていたけど、頭良い印象は全然なかった。二部だと結構雑に殺された感がある……。

 二部でヒロとの百合エンドがあってよかった。あの百合エンド、破滅的な道中なわりに静かな終わりを迎えていて美しいと思ったよ。

 

■佐伯ミリア

 ガチおじさんだと疑われた、一部も二部も最初から最後までとても良い子。良い子だったな。

 おじさんでは……? って思われたときにも否定しないのはどうかと思った。だって他の子にとっても明らかによくないだろ中身がおじさんだったら……。それ以外はめっちゃいい子。みんなのお母さんみたいだった。ハードな過去持ちでことなかれ主義だけれども先生のように生きようって思うの偉いよ。

 

■宝生マーゴ

 蠱惑的な言動で人を惑わす子。でも一部ラストとかエマを思わず庇っちゃうところとか良かったね。絆を本当に求めていたのは彼女みたいな子だと思う。それはそれとして殺人の動機がなんともエキセントリック。避けようがなくない? おおう……。一部ラストでエマを庇ったりしたのにあの動機だったのでなんかキャラクターが一貫してなくて掴みどころがなかった。

 ずーっと煙に巻くみたいな発言をしていたけれど、面倒見は良さそうなのであそこに残って先生やってるのは良いと思う。現世のこと好きじゃないって言ってたし、アンアンとノアも居るのでもう寂しくないね。

 全然関係ないけどこの子だけ和服風なので袖が長いし生活不便そうだな……と思った。まあ着替えじゃんじゃかあるから良いのかな。

 

■黒部ナノカ

 お姉さん探してた子。一人だけ武器持ってたり、最初から最後までゴクチョーから逃れて意味深に走り回っていたけど主人公ではないので走り回っただけで終わったな……って感じもある。

 二部でのヒロとの仄かな友情がとてもよかったし、処刑シーンの切ない感じもとてもよかった。ラストで笑顔を見せて、年相応に「うん」って言ってくれたの本当によかったよ。お姉さんと姉妹仲良く暮らしていってくれ。お姉さんが今後現世に復帰していつか結婚とかしたら号泣しそう。そういう幸せな未来が見たい。

 

■紫藤アリサ

 ヤンキー。それはそうとしてスチルとか見るとめちゃ美少女。優しさの真綿にくるまれて窒息した挙句壊しちゃったし壊れちゃったね……って感じでおいたわしい。とても幸せだったはずなのに……。

 本当は優しい良い子なんだろうなというのはとても伝わってくるのだが、作中九割くらい喧嘩腰だったのでもうちょい穏やかな状態のこの子が見たかったな〜と思う。最後ちゃんとおうちに帰ったみたいでよかった。

 

■橘シェリー

 元気良い子無倫理サイコパス。議論でもかなり積極的に参加してくれたのでめっちゃ助かる。あとメンタルが全くぶれないのでたまにドン引き発言したりするけど朗らかさにかき消されている。この子は最初から最後まで好きだった。ただ探偵名乗ってるバックグラウンドとかが全く語られないので、何をきっかけに探偵って言ってるのかとかちらっと語って欲しかった。孤児院でえれえ事件を起こしているけれどまあ虐待受けてたっぽいので……子供を虐待するようなやつは肉塊になってもしゃーない……。

 常にハンナとの百合をやっていて、一部でも二部でも拍手喝采した。一部の二人で逃げちゃおうかのバッドエンドがバッドエンドの中で一番好きだな。あと二部で処刑されるハンナのところに一緒に逝きましょう! って飛び込んだところ。最終裁判で人の心がわかんないから人間じゃないって言ってたけど、友達のために一緒に死んでもいいかって思えるのは心ある人間の仕草だと思う。陰鬱な話の中でちょっとズレてるけど清涼剤みたいな存在だった。

 

■遠野ハンナ

 ビスクドールみたいでかわいい。背が小さそうだから服重そう。一発でお嬢様ではないとわかるのに虚勢はってるのも、案外メンタル弱いのも可愛い。過去が結構おいたわしかった。弟? 妹? 助かったのかな……。助からなかったのかな。あの状態で保護されてそのままこの魔女裁判のとこに連れてこられてたらおいたわしさが増す。

 この子も暴走はするけどわりと最初から最後まで常識人の枠に入る……のではないかとおもう……ただメンタル弱いのでレイアは犠牲になったのだ……。あとなんやかんやで仲良くしていたであろうエマも咄嗟に殺せるあたり、弱く見えて案外図太いところがあるのだと思う。

 ハンナの「お願い」によってシェリーが動くという図が一部も二部もはっきりしててとても良い百合でした。エンドで二人とも現世に帰っても仲良くしてるっぽくて本当に良かった。

 

■沢渡ココ

 承認欲求マシマシ配信女子。協調性はないし口は悪いしメンタル弱いしでそんなに好きではなかったのだが「推し」の話でころっといった。プレイヤーはチョロい。

 二部では意味深なことを言いまくり、引っかき回すと言っていたわりにあっさり死んでしまった。メタ視点を持ってたのは面白かった。あと魔女になると重瞳? 多眼症? あれなんていうんだ。虹彩が二つになるやつ。あれになるのがデザインいいなーと思った。

 

■氷上メルル

 一部では最後の最後に正体を現すまで本当に献身的で優しい頼りになる友達……だったのだが大暴走はじめてからまじでサイコ入っててよかった。かわいそう……って泣いて次の瞬間ケロッとしてるところとか。エマとの百合エンドもよかった。エマ、案外そういう素質があるのか楽しそうに見える。

 最期、沢山少女達を殺してきたわけだし現世で救われるのもなあ……と思っていたら彼女らしく彼女的には多分満足であろうラストを迎えられて良かったなと思う。良い子ではあった。ほんとに。

7月9日の夢

 夢を見た。
 ファンタジー世界でいかにも成人向け漫画とかにいそうなムチムチボインの露出のほうが多いのではないかという感じのビキニアーマー金髪ツインテールの美女がいる。
 彼女は冒険者でダンジョンに潜って生計をたてている。いつもは相棒(魔法使い)がいるのだが、今日は一人で来ていた。
 
 ダンジョンを探索しているうちに、彼女は仕掛けられた罠にかかってしまう。
 魔法陣が発動し、彼女の首から下がめちゃくちゃ屈強なムキムキ身長3メートルくらいのオークにすげ変わった。
 顔はプリプリの美女、体はグリーンの屈強なオークである。なんとなくこの魔法陣は踏んだものの首をすげ替える能力なので、どこかにムチムチボインのビキニアーマーの体を持った屈強な顔つきのオークがいるということが察せられる。
 
 彼女は当然パニックになった。「あたしの体が!!」とか絶叫してあわあわしている。
 けれども屈強なオークの体は強かった。不埒な輩に襲われることもないし単純に力がめちゃくちゃ強い。そのうち彼女は棍棒を振り回しながらダンジョンを圧倒的な武力で制圧していった。
 そうして便利でハチャメチャにつよいので、まあ……あたしの体、これでもいいか……。と思うようになった。彼女は魔法使いの相棒と一緒に数々のダンジョンを制圧し、やがて名声を轟かせることになった。

 誰かの癖を煮詰めたみたいな謎の夢だった……。