一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

Sea of Stars感想。

  Sea of Starsをクリアしたので。真エンディングまでちゃんと見ました!

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 ものすっごく良いゲームだった。

 完璧!! ではないけれど、こういうゲームがやりたかったんだよな~~~~!!!!! という気持ちを存分に満たしてくれる。冒険していて本当に楽しかったし、寄り道もいっぱいした。細かいところがとにかく綺麗で大変に楽しませて頂いた。SFCあたりのRPGの雰囲気を纏った綺麗な名作。

 ネタバレは後半に書くのでプレイ予定の方は前半だけ読んでください。RPGはストーリー知らないほうが絶対にいいよ。

 

■良かったところ

■ドット絵がとにかく美しい。f:id:coccocackling:20230924172903j:image
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 この数枚のスクショだけでなんとなくもう察して頂けるとは思うのだがとにかく景色が抜群に最高に美しい。どこ行っても綺麗で超楽しかった。おどろおどろしい場所があったり、綺麗な紅葉や不思議な沼、謎の遺跡に岩がごつごつしてる山道……だいたいファンタジーで味わいたい景色がずらっと揃っているのできほんのきみたいな感じでどこ行ってもキャッキャさせていただいた。個人的には音楽も相まってキノコがいっぱい生えてる沼とかよかった。背景のキノコがさりげなく変わるのもはじめ見つけたときおおっ!? てなった。ダンジョンや町を歩いてるだけでもだいぶ楽しいので楽しんで欲しい。

 ついでに料理の描写がめちゃくちゃ美味しそう。
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この絵すばらしくない!!??? ご飯がおいしそうなゲームはよいゲームだと思う。ほんとに美味しそうでいいなー。アイテムが「おやつ」という名称で10個までしか持てないのだが、どのおやつ作ろうかな~みたいな楽しみもある。

■戦闘システムがよき。
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 ぶっちゃけて言えばマリオRPGシステムを採用していて、技の過程でタイミングよくボタンを押すとダメージが伸びたり、敵の攻撃をタイミングよくガードすれば受けるダメージが減ったりする。わたしはこの戦闘システムが個人的にめちゃくちゃ大好きなのでプレイしていて楽しかった。

 RPG、物語を追うようで決して苦手ではないしむしろ好きなんだけれども戦闘のときに操作が必要ないので個人的にはプレイしてて飽きる時もある。でも戦闘のときにもこうやってボタン操作するギミックがあったりすると飽きづらくてずっと遊べてよい。

 それと今作の独自の戦闘システムとしてブレイクがあって、特定の属性の攻撃を当てるとパネルが破れてその数によって敵が攻撃しなくなったり、敵の攻撃の威力が減ったりするのがある。これがなかなか攻撃の順番とか割り振りを考えなければいけないので頭を使うのでよかった。ついでにいうと特殊技を使うMPとかも攻撃によって回復するので、MPを気にして特殊技をボスまでは温存しなきゃ……みたいなのは考えなくてもよくて大変にやってて気持ちよかった。

 スキルゲージとかもある。こちらは攻撃や防御するたびに貯まっていって最大ゲージが3なので、回復に使うか攻撃に使うかどうしようかなあと考えながら使っていくのが楽しい。尚こちらもわりとさくさく貯まるので特殊技も結構撃ててよかった。

 あとこれはものすごく個人的なやつなのだがシンボルエンカウントな上にフィールドを移動するまで敵は復活せず、だいたいの経験値固定なのでレベリングも必要ないのが時間がない社会人にはまじでありがたかった。フィールド探索したいなーって時に敵をさくさく倒してあとはじっくりウロウロできるのほんとに助かった。

■探索が易しい。

 長いダンジョンの途中途中には必ず回復&セーブポイントがあったり、ボスの前には必ず回復&セーブポイントがあったりと探索しやすいように配慮があってうろうろしやすい。基本的なことだけれどもかなりありがたかったし、探索していての安心感があった。持てるアイテム個数に制限があるのでそこらへんとのバランスだと思うけれど、難しくなくてやりやすくて楽しかった。

■収集要素、寄り道要素がわりとある。

 メインストーリー以外にも闘技場とかフィールドに隠された貝殻を集めたりとかのイベントがある。これは真エンディングにたどり着くために必要なので集めといたほうがいいやつなのだが結構ボリュームがあって楽しかった。料理のレシピを探したり。

ミニゲームがめちゃくちゃ面白い。

 ホイールズというミニゲームがあるのだがこのミニゲームがめちゃくちゃ面白かった。カチャカチャという音も心地よい。

 このホイールズ、戦略と運のゲームなのだがチャンピオンゲームに勝つと違う駒を貰えたりロール貰えたりするので段々とれる戦略が変わってくるのが楽しい。ただこれはよくないところのひとつでもあるのだが、プレイできるNPCがめちゃくちゃ少ないのでもっと……! たくさん欲しかった……! あと僧侶と暗殺者を揃えるとヌルゲーになるというのもある。

■音楽が素晴らしい。

 ちょっと懐かしい音楽の感じがまじでよかった。どこのも最高だった。ホイールズをやるときに宿屋の演奏を聞きながらやれるのだが音楽と相まって気分が盛り上がって楽しかった。

 12月発売のパッケージ版にはサントラがついてるらしいのだがサントラ欲しい~~~~~。

■とにかくゲームしてて楽しいなあ楽しいなあ! ってゲームだった。よきRPG

 

■いまいちだった点

■所謂あなぬけのヒモとかルーラとかリレミト(町から町へのワープやダンジョンからすぐに脱出するすべ)とかがない。

 ない!!!!

 ダンジョンからすぐに脱出したいとか、他の町にさっと行きたいとかそういう時にさっとぱっと行けないのでかなり不便だった。収集要素が結構あるので、■■の町に行った後に××の町に行きたいなあ~と思ったときに場所によってはいちいちダンジョン(道)を抜けていかなければいけないのが超絶不便で嫌だった。一応ダンジョンは進めばショートカットが開通してほぼ一本道になるし、物語の終盤の終盤でRPGには定番の空を飛べる要素が入ってくるので町とかは行きやすくなるのだけれどもそれまではかなり大変な行き来をしなきゃいけなくてめんどくさかった。これは今作の最大の欠点だと思う。まじでしんどかった。

 ついでに海上で他の島にいくときにも自動移動や自動ワープがないのでいちいち地図見て方向考えながら移動しなきゃいけないのが面倒だった。ミニマップくらいはつけといてくれてもよかったなーという印象。

■上にも書いたけどホイールズもっとプレイしたかった。そして僧侶と暗殺者を揃えるとヌルゲーになるバランスが悪いけどあれは敵にやられると超むかつくしどうしても勝てない人への救済措置的な感じもあるのかなと思うのでそれはそれかな……。

■ストーリーが……。

 ストーリーは面白い! 面白いし所々泣いちゃうようなところもあるのだけれども時々めちゃくちゃ唐突なところがあってなんや???? ってなるところがある。唐突なところがあって短編を繋げた感じというか。

  主人公二人は大変に良い子でずっと仲が良くてよかった。仲間のキャラクターみんなちゃんと良い子で好感が持てるのがよかったけれどもなんとなく物足りない感じもあった。ローカライズはちゃんとしていて文章が変とかはないのだが、なんかこう、なんかこう個人的にはストーリーも最高だった!!!! と手放しで大絶賛という感じではなかった。投げっぱなしのところもまあまあある気がする。エンディングで一応触れられたりはするのだけれどもちゃんと見たかったなあって気持ちもあった。

■収集要素がめんどくさい。

 良いところでもあるのだが悪いところでもある。特に真エンディングに関わってくる「虹の巻き貝」というアイテム集め。
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 全60個で、DQちいさなメダルみたいに集めた数によってご褒美が貰える。これは道中でちゃんと集めておかないとかなり苦労すると思う。一応ダンジョン探索をちゃんとしてればかなり集まるし、終盤で取り残しがどこにあるか教えてくれるアイテムが出てくるのでそこを見ながらしらみつぶしに探していけば普通に見つけられる感じではある。でもちょいめんどいなーと感じることもあった。特に沼地のやつわからんわ。

 

 色々書いたし100点満点!!ではないけれど80点くらいは確実に越えてくるゲーム。めちゃくちゃ面白いゲームだったのでRPG好きな方には是非プレイしてもらいたい名作。40時間しないくらいで真エンディングまでいけました。

 

 

ここからネタバレなので未プレイの方は注意。


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■ストーリー。あれは結局おっさん二人のすれ違いが世界を巻き込んで大騒動……ってやつですよね……。真エンディングのラストで一応手を取り合って和解したっぽいのでもう他の世界が脅かされることはないけれど残党はまだ沢山居るので主人公二人は旅立ったって感じだと思うけれど、このラストちょっと寂しかった。いや友人たちとは年に一回は会えるみたいだし良かったんだけれども。このあとみんなが歳をとっていなくなっちゃっても主人公二人はずっとあの時の姿のまま世界を見守るんだなあと思うとなんというかわたし個人があまり好ましくない英雄を犠牲にするエンドと近いものを感じてちょっとモヤってしまった。ここらへんがストーリーにのめり込めなかった原因だと思う。

■それと主人公はゼイルとヴァレアの二人なのだけれども、二人よりもガールがフォーカスされているのが良し悪しって感じだった。ガールはめちゃくちゃ良いやつでお喋りでお調子者のところもあるけれど友情に厚くて優しくてほんとに良いやつで、特別な力とか運命とかが全然なくても優しさと勇気と友情で運命は切り開けるんだよっていうメッセージを感じたんだけれども、ともすれば主人公二人よりもよく喋り動き笑い皆から愛されているので、一体誰が主人公なんだろうと感じるところもあった。

 でも主人公二人、修行三昧だったのであんまり他人と朗らかにコミュニケーションするの苦手なのでは……と思うところが多々あるので序盤とかガールがいないとまじで困りそうなのでガールがいてよかったなあという気持ちもある。

■ガーーーールほんとによかったよ……。ガールが中盤? 中終盤あたりで死んだときまじで泣いたしショックだったけれども真エンディングで帰って来てほんとによかった。
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 ラストのラストで二人は報われてるからいいのかなあと思いつつ、ガールが本当に亡くなってしまったらかなしいよなあと思うとやっぱりモヤる。

■レシュアンもうちょっと語れ。

 あいつ途中離脱して喋らなくなるし、「生きガラス……?」とか断片的な情報しか寄越さないからなんかどうもストーリーがちゃんと繋がらず中途半端な印象を受ける。細かい過去の話とかはチークスに遺物を渡した時に語られる物語で話されるのだけれどもこれも収集要素なのでちゃんと集めとかないと裏話とかが全くわからんまま終わるのでは……と思ってしまう。

■ブルガバスとエルリナ、エルリナはラスボスで出てくるけれどブルガバスは真エンディングのスタッフロールの合間でちらっと出てくるだけでなんか不完全燃焼だった。倒されるにしても永遠にお別れするにしてもちゃんと対話なり会話なりブルガバスなりの気持ちをちゃんと言葉にしてからしてほしかったなあという気持ち。エルリナはブルガバスのこと好きだったし守りたかったっぽいけれどブルガバスは主人公二人を気にかけるばかりでエルリナのその気遣いをどう思ってるのかとか全く触れられなかったし。そこらへんの言及欲しかった感がある。

でもまあゼイルとヴァレアはブルガバスの気持ちを聞いても否と言うだろうけど。

 この二人は真エンディング見る限りあの世界ではないどこかの荒廃した世界で魔物みたいになっても二人で仲良く暮らしていくのだろうからまあ良いのかな。

■途中から消えたワンツースリーフォー

ラスボス出て来て消えてから普通に消えて結局ラストまで出てこなくてびっくりしちゃった……。捨てキャラみたいでなんか噛ませで終わったのでもうちょい利用されてボスとして出てくるとかあってもよかったなあと思う。

■エフォラルの悪事は結局裁かれない

 まあ多分レシュアンとうまくやるとは思う。和解? してよかったなあと思うのと同時になんかもうちょいあってもよかっただろ大鷲のあの意味深な人体実験とかお前どうなったんだみたいなところもある。ガール殺したときが最高潮の悪役だったですね。あと城の趣味は悪いけど召喚士? たちにはわりと素直に慕われてるし歪んでるけどブルガバスの願いもちゃんと叶えてるのでなんかこう憎みきれないというかなんというか。

 

■色々言うけど仲間はみんな好きだしゲームとしては本当に心から面白かったので買ってプレイして良かったなあと思った。f:id:coccocackling:20230924183323j:image

 ほんとに良いゲームでした。皆揃ってのこの絵がとてもよいものに思える。みんながいて嬉しいよ。

ピクミン4感想。

 ピクミン4のゆるい感想。

 プレイに必死すぎてスクショを全然撮らなかったことにクリアしてから気がついた。ネタバレ的に未プレイの方はお気をつけください。ストーリーをがっつりネタバレはしていないはずです。


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 ピクミンをやるのは初めて。
 プレイ動画を見たり、RTAを見たりはしていたけれどなんとなく今まで触れずにいたのだが、PVが面白そうだったので買ってみた。

 面白かった~~!! ものすごく面白かった! 

 ピクミンもオッチンもめちゃくちゃかわいい。歌ったりするのは知ってたけれど、実際聞くとなんかいい感じに幸せになれる。
 それと、わたしは自他共に認める猫派なんだけれども、そんなわたしでもオッチン~~!!! ってなるくらいにとにかく犬っぽい生き物がとってもかわいい。溺れて燃えて凍って痺れてなかなか大変な目にあうオッチン、めちゃくちゃ有能で最終的にはオッチンとピクミンでいいんじゃないかな! みたいになる。噛みつきもトッシンも超絶有能。
 有能でかわいいので大変よろしい。キーホルダーとかにならないかな……。
 過去作は難しいらしいのでやるか迷うけれど(オッチン居ないだけで難易度が爆上がりするのは察しがつく)、少なくとも4はピクミン初心者のわたしも最後まで大変に楽しくできた。めちゃくちゃ面白かった。
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 オニヨンコンプしてオタカラコンプして、ダンドリも普通のはプラチナとった。仙人は無理だった。バトルも無理だったけどとりあえずエリア100%いったからよしとする。


■良かったところ
■独特のシステムが面白い。はじめのほうプレイヤーがあまりに何もできなくて、ピクミンとかオッチンとかにちょっと申し訳無さを感じたりもしたんだけれども数時間やるとそんなことは頭から吹っ飛んでいる。
 一匹だとそんな強くない生き物を集団で動かして大きい敵に立ち向かったり運搬したりするのがかなりハラハラして面白かった。ピクミンが増えたあと、デカい敵を突撃で一瞬でHP削りきってふふ……ってするのも楽しい。いっぱい食われたけど。
 自分がミスしたらピクミンが食われるという絶妙なシビアさがほどよい緊張感を生んでくれていて良かった。そして死んでしまっても増やせるので致命傷にならないところが更に助かった。
 
ピクミンがかわいい。
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初めてピクミンに触れたけど一緒に冒険したりするとあのとぼけた感じの表情とかウワーみたいな声とかめっちゃ愛しくなる。そしてガンガン死なせる。ほんとうに……ごめん……。


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 わたしの最終リザルトはこちらで、ピクミンをいかにばかすか死なせていたのかがよくわかる。犠牲が多い……。初心者なので……。
 
■オッチンがめっちゃかわいい。
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 途中葉っぱ尻尾になるんだけどこれがまたかわいい。(かわいいで済ませてはいけないのだが)モスも不気味かわいい。犬が全体的にとてもかわいいゲーム。
 そしてオッチンはとても優秀なのでピクミンを背中に乗せて運べるのが偉すぎる。
 わたしは前作未プレイなので憶測なのだけれどもこのまとまって行動できるシステム、かなりかなりゲームの難易度を下げていると思う。
 あのめちゃくちゃ怖くて腹が立つロードローラー的なアメボウズ(だっけ)とか、オッチンがいないばかりに全滅とかした。あの最後尾がプチプチプチプチ……と巻き込まれていくパニック感とやばみ、絶対に耐えられん。
 あとなんかあの機関銃撃ってくる足の長いやつとかも多分オッチン居なかったら最後尾から撃たれまくっていた。オッチン様々すぎる。
 
■オタカラ探すの楽しい。なんか宇宙船に吸い込まれるときのポコッて音が癖になる。エリア走り回ってオタカラとか倒した原生生物とかをえっさほいさ運んでいるのを眺めているのも好きだった。時間制限もないので100%コンプまでのんびり楽しめるのもいい。
 あとオタカラによっては仕掛けがたのしい。
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 特にオルゴール。嵐の歌が流れてきたときはめちゃくちゃ興奮した。不意に違うゲームの要素が見えるとうれしい任天堂ゲーム。
 オタカラや原生生物の図鑑も眺めていて楽しかった。オリマーが戻ってくると説明が増えるのもいい。コシリソックリとか名前にユーモアがあってふふって思いながら読んだ。
 
■ダンドリが楽しい。仙人はあんまり楽しくないというかまじ仙人のあのちっこいチャッピーの幼体みたいなやつ倒すやつこのやろうすぎたのだけれども、ストーリーで触れるダンドリはどれも楽しすぎてプラチナになるまで延々とやった。
 わたしは頭があまりよくなくダンドリ力も弱いのだが、何度も繰り返しやっていけば分担とかが下手でもなんとかプラチナをとれるくらいの難易度がちょうど良かった。
 仙人は極めた人向けだとおもうけど、ブロンズでもクリア扱いになるしこっちも何度もやればブロンズくらいはとれるので特にめちゃくちゃ大変だった~~ってことはなかった。楽しかった。

オリマー冒険記とかのエンドコンテンツも楽しい。あまりダンドリ力はないけれど、それでもなんとか15日でクリアできるくらいの難易度の設計がうまい。
 余談だけれども上手い人が4日でクリアしているのを動画で見て目を剥いた。プロのダンドリ……!

 

■いまいちなところ
 ない。
 けれど強いて言うならピクミンを投げるときに勝手に投げる対象をホールドしてくれるのだけれども、これが良い時と悪い時がある。
 隣同士の何かに投げようとして、意図しないほうに照準が吸われてそっちじゃない!!! ってことが何度もあった。まだ運搬の時なら落ち着いて出来るのだが、これが戦闘だとパニックになってしまいそれでピクミンを死なせたことが何度もある。
 でも照準無かったらわたしみたいな初心者は明後日の方向にピクミンを投げ回してあわわ……ってなってたと思うから塩梅が難しい。
 あとわたし……整列笛の使い方を飛ばしてしまったようで……整列笛の使い方がわからないままクリアしてしまった。ヘルプにあると嬉しかったな~。あほだから説明飛ばしてしまうのとか忘れてしまうのとかよくやってしまう……。

 

 

 思ったよりもボリュームがあって凄く楽しくてよかった。
 外は明るい綺麗な雰囲気なので原生生物を倒すと散歩気分になれるのもいい。お花とか景色とかすごく綺麗でよかった。
 
 ピクミンをやりはじめてから、日常生活で「洞窟の入り口」を目にするたびにあっ……ピクミン……と思うようになってしまいちょっと楽しい。
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 どっかにピクミンいたらいいな。

レインコード感想。

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 レインコードが終わったので感想。
 ネタバレは書かないつもりだけれども、匂わせになってしまうかもしれない。ネタバレを知らずにプレイした方が絶対に楽しいゲームなので未プレイの方はご注意ください。
 あとわたしはダンロンシリーズを1と2だけプレイ済みなのでそこらへんの比較も少しだけ入る。

 基本的に推理の仕様はダンロンとそこまで変わらない。
 ただ「ハイスピード推理アクション」ではないので、ダンロンよりももっとスローペースで物事が進む感じ。

 

 ダンロンのとこの新作ということで楽しみにしていた本作。今回もクセが強いというかアクが強いというかなので好き嫌いありそう。

 色んなネタも多くて、元ネタを知っているとにやっとしてしまうものもある。ダンロンファンに向けたものもある。ダンロンをプレイ済みだとあ~~~~………ってなる仕掛けもある。そこらへんファンサービスがあって嬉しかったしあ~~~……ってなるところはほんとうにあ~~~……ってなった。
 個人的にはおもしろかったけど、良いところと悪いところがあるなあという感じの作品だった。でも死に神ちゃんは超かわいい。

 

■個人的に良かったところ。
■ストーリーはとても面白かった。
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 一見関係ない事件からじわじわ街の謎に迫っていくのがよくできている。

 推理はそれほど難しくないというか、基本的に仕様が親切なので詰まるところはあんまりない。途中でだいたいの謎がなんとなく察しがついてしまう程度の難易度。(ちなみに個人的に一番のサイコみを感じてうわーってなったのは四章)
 ストーリーの落としどころも多少強引というかご都合主義っぽいところがあるけれどまあこれで良かったかな。という感じだった。
 ファンタジー推理ものとして考えるなら大変よろしいやつ。ただ逆裁みたいな本格(?)現実にありそうなやつをもし望んでいるなら逆裁やったほうがいいとは思う。ダンロン好きな人にはこんなもんだなって感じ。
■ビジュアルがとても良い。
 雨が降りやまない街の中華っぽいような台湾っぽいような日本の繁華街っぽいようなどことなくヨーロッパ系っぽいのも感じるようなごちゃ混ぜの雰囲気の街が本当に綺麗でよかった。
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 地区が沢山あって本当にビジネス街っぽいところとかもあるけれどこの地区が一番好きだった。他にもなんかやたらゴシックな教会とかもあるので良い。
 迷宮も景色がパタパタ変わるのだけれども綺麗でよかった。
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 カオスな雰囲気がぴったり合っている。


死に神ちゃんがかわいい。
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 めちゃくちゃかわいい。色々サービスシーンも見せてくれる。そしてとてもよくお喋りしてくれる。

 ユーマ(主人公)との掛け合いもよかった。死に神ちゃんは人外なのでわりとユーマの気持ちがわからないこともあり、それで一蹴されていたりするのだけれどもめげずに最後までちゃんと謎解きに寄り添ってくれるめちゃかわヒロイン。ラスト泣いちゃったよ。
 あと色んなところがでかいので巨女と少年の組み合わせの性癖を感じた。
 クライマックスでやってくれるご褒美(?)なやつとかすごかった。ぱくってしてくれる……とてつもないヘキを感じる。
■キャラがカオスで濃い。あとみんないいキャラしててかわいい。
 個人的に死に神ちゃん、ヤコウ所長、ハララさんあたりが好き。皆好きになるとおもう。ヴィヴィアさんもいいキャラしてたね。
 あともう一人のヒロイン、くるみちゃんもかわいかった。死に神ちゃんというでけえヒロインがいるなかで役割分担というかなんというかが良くできていたので、彼女も死にヒロインになることなく元気に走り回ってくれてかわいかった。でも個人的にはやっぱユーマのヒロインは死に神ちゃんなんだよな~。

 

■個人的にいまいちだったところ。
■ロードが!!!!!! 長い!!!!!
 場面転換がとにかく多いのだがそのすべてにロードが挟まり、20~30秒くらいはロードロードロードしてるのでかなりテンポが悪くてよくなかった。各章でサブミッションがあり、地区を色々移動する必要があるのだけれどもその度にロードされて嫌だった。
■テンポがくそ悪い!!!!!!!!!
 話はめちゃくちゃ面白いのだけれどもテンポの悪さがだいたいを台無しにしているところがある。前述したロードの長さもそうなのだけれども、謎迷宮で台詞全部喋らせたり読ませたりするために長い廊下をただ延々と走ったりするシーンがあまりに多すぎた。この操作いるのか!? とたまになった。それと推理デスマッチ前のノイズ画面。
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 これでロード(しかもわりと長い)が入るとフリーズしたかと一瞬びびる。
 加えて、謎解きの最中で話の先が気になるのに悠長に喋られてそれが推理には何の関係もない雑談だったりするのもまたテンポの悪さに一役かっている。
 あと、フルボイスゲームの台詞を全部聞くか聞かないかの人間によって快適度がかなり違う気がする。わたしは基本的に聞かない、さくさく次を読みたい人間なので飛ばせないフルボイス台詞が矢鱈に入ってくるのにかなり苛々した。あれだけでプレイ時間がかなり稼げていると思う。
 特に苦痛だったのが所謂クライマックス推理。今まで推理してきた事件の全容を纏めるやつなのだが、台詞がフルボイスで飛ばせないのでめちゃくちゃ時間を食う。プレイヤーはもう今まで迷宮踏破してきて全容がわかりきっているので今までのことをまた一からフルボイスでおさらいされるの本当に苦痛だった。台詞飛ばせたらそうでもなかったのに。
 ムービーもわりと多い。お決まりのムービーとかは飛ばせばいいのだがそうでないところでもかなりムービーが多用されている。重要なところや見せ場だけでもいいんだがなあと思わんでもなかった。
 ただ声優さんはぴったりだし上手い方ばかりなので、下手な演技を延々聞いてストレスとかそんなことは皆無。
■全体的に絶妙に甘いところがある。
 グラフィックもだしバグもある。
 バグはポーズを押すとどのボタンを押してもポーズがかかるというところ。はじめもう戻れないのかと思って恐怖した。もう一回ポーズボタンを押すと治るので害はそんなにないのだけれどもいきなり遭遇するとびっくりする。そのうち修正されるとは思う。
 グラフィックで一番目立つのはでけえ死に神ちゃんがドカドカ走り回るところ。
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それ自体は最高なんだが走ってるときの首が固定なので体だけドカドカしていて違和感がやばい。
■キャラがめちゃ濃いわりに使い捨て感が強い。
 敵も味方も濃いかわいいかっこいいキャラでいい感じなのだけれどもダンロンのところなのでみんな遠慮なくパカパカ死ぬ。
 頼りになる仲間の探偵たちも、一章ごとに協力者は一人で結局謎解きやってるのは主人公のみなのでキャラが濃いわりに影が薄い。ダンロンみたいにわちゃわちゃ……とはこの話では難しいのだろうけれどももうちょい作中で各キャラクターと絡みがあれば良かったなあと思う。(一応作中で死に神ちゃんの像を集めることによって各探偵キャラとの番外編エピソードみたいなものは見られる)
■結局作中で一番好き勝手してきた奴の末路が不明なままで終わる。
 無事に捕まりはするのだがどうにもスッキリしなかった。もっとなんかこう、なんかやってほしかった。
■サブクエストがあんまり面白くない。基本的に街中行き来してお使いするだけのやつばっかり。前述通りにロードが長いので時間ばっかりかかる。
■わたし個人がQTEが嫌い。
 QTEとは画面に出てくる表記に合わせて時間内に指定されたボタンを押すってやつなんだがわたしはこれがめちゃくちゃ嫌いなので嫌いだった。これは一ミリもゲーム側が悪いわけではなくわたしがただQTEが嫌いなだけです。しかも合否で展開が変わるわけではなくループするだけなので更に嫌い。

 


 とにかくロードと飛ばせないフルボイスがかなりストレスになったゲーム。そのうちパッチ当たってロードとか修正されるかもしれないのでそしたらいいかもしれない。
 サブクエストで広い街を駆け回るのも個人的にはそれほど面白さを感じられなかったし、迷宮のただ台詞聞きながら走ってるだけパートは虚無だった。
 ストーリーはとても面白いのでやってみて欲しいのだけれども、なんかちょっと全体的に勿体無かった。 レインコードかダンロンかどっち買おうって人がいたらダンロンをおすすめするし、個人的にダンロンのが好きだった。
 でもメイン男女の組み合わせほんとうにいいんだわスパイク・チュンソフト……。苗木と霧切さんとか、(個人的に最愛の)日向と七海とかに合わせてユーマと死に神ちゃんも大変に大変によろしかった。そこはかなりよきゲーム。

P4Gメモ。

 P3P、P4Gがお得な価格でSwitchにきたよ!!!!!! というので早速買って永遠にやっていたかったメモ。感想というかメモ。
 ネタバレあります。

 

 まずまだペルソナをやったことないわって方はやってくれ。面白いぞ。
 メメントモリ死と生と生きる意味と生の苦しみの中で寄り添い手を取り合い前に進むP3P(話は決して明るくないがその中の色々が灯火のように輝いている基本的に厳しく優しい話だと思う)
 青春激満喫仲間!友達!の青春サスペンスミステリーP4G(雰囲気が明るくて超超超ハッピーエンドなのでとっつきやすくてとにかく超たのしいシステムも改善されてていいよRPGが苦手?ビギナー選べば大丈夫!)
 で好きなものをどうぞ。わたしはP4から入って地獄みたいにはまったクチです。
 P5は完成度随一最高UIとめちゃくちゃぐっとくる仕掛けのある最高傑作社会から弾き出された仲間たちと深く強く繋がる絆と信じのRPGで最高だけどとある仕掛けがまじのまじで最高で、それを味わって欲しいので後からがいいのではないかとおもいます。
 わたしはP5Rの三学期、世界一幸せなバッドエンドで嗚咽を漏らすほど泣きました。

 
■本題。

■わたしはP4はP4無印をプレイ済みで、それがはじめてのペルソナだった。何気なく客がいないバイト中に陳列中のゲーム雑誌をぺらっと見てみたのがきっかけだった。そこには男女色んなキャラクターが書かれていたのだが、全員が眼鏡だった。眼鏡をつけて戦うと書いてあった。
 わたしは大変に眼鏡が好きだった。眼鏡キャラがめちゃくちゃ大好きだった。眼鏡サイコー!
 で、そんな眼鏡好きはその雑誌を見ておののいて神に祈った。えっ……全員眼鏡になるとかいう最高ゲームが出るんですか……!? RPG……? なんかお洒落じゃないか……? …………絶対に買おう……!!!
■かくして当時P4を購入したわたしは文字通り寝食忘れるほどにどはまりした。RPGといえばファンタジーのようなものしかやってこなかったわたしにとって現代が舞台、青春ジュプナイル系ゲームは衝撃の上にあまりに眩しすぎた。色んな人と絆を深め、自分のステータスを上げていく……時間のやりくりも必要……色んなペルソナがいる……。
 ほんとうにめちゃくちゃはまった。最高のゲームだった。後にP4Gが出て、ものっっっすごくやりたかったのだがわたしはそのときPSPVitaを持っていなかった。見送り、それから時は流れていった……。
■というところで念願のP4G!!!! が!!! Switchで遊べる!!!!!!!!! となったときにもうたまらなくたまらなくたまらなく興奮したのであります。何年ごしのみんなとの再会がすごく楽しみだった。Switchは神のゲーム機。
■アトラス作品をアトラス作品だとはじめて認識し、シリーズにはまらせてくれたのがP4なのでわたしは勝手ながらP4に敬意を示してアトラス系主人公の名前は全部名前に「雨」か「夜」の字が入るようにするという決まりをもうけている。
■主人公の名前は「一之瀬 雨夜(いちのせ あまや)」にした。これはP4のときから変わらず使っている名前なので引き続き。当時ストーリーに雨の夜に映るマヨナカテレビ……とあったので雨と夜で雨夜くんでいいやーと思ったのだが、今考えると雨夜がきた瞬間に雨の夜にTVが……なんてどう考えても因縁以外の何者でもない。
■はじめてプレイしたときはペルソナ自体が初めてだったので何も思わなかったんだが、番長のベルベットルーム、今見るとやばすぎる。
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精神の部屋が明らか高級リムジン、霧のなかの旅路がリムジンの男つよすぎる……つよい……。

■相変わらず最高に面白かった。
 P3Pを先にクリアしていたのだが、前作からの改良点がよくわかって大変に素晴らしかった。特に感じたのがペルソナ全書のところとペルソナ合体のところ。P3Pは全書をどのくらい埋めたかは%で表示されるが、どのペルソナをまだ作っていないかとかは表示されない。ので60%くらいから放置したのだが、P4Gはちゃんとまだ全書にいないペルソナにはマークがつく。地味だけどものっっすごくありがたい。
 合体のときも逆引きができるようになったのも大きい。作れるペルソナ一覧があるのでそこを見てあっこれまだいないペルソナだなとか見つけられるのものすごくありがたかった。この二つの機能のお陰で特集ペルソナだいたい全部作れたし全書も90%くらいは埋められた。ありがたい。
■他の改良点としてダンジョンが3よりだいぶバラエティ豊かになった。あと階層が低くて攻略もやりやすい。だいたい11階前後くらいでボスにいけるので、SPと相談しつつも一日攻略がしやすくて嬉しかった。個人的にペルソナシリーズはダンジョン攻略よりもコミュやコープあげたりするほうが楽しいので、ダンジョンに時間をかけてられないのである。P5Rとかもすごく面白かったけれどダンジョンの仕掛けが超超めんどくさかったのでP4くらいの案配のほうがわたしは好き。
■追加要素めちゃくちゃよかったですね~~~~!!!!!! 元々P4から青春!!!!! 時々サスペンスです。って感じだったけれど追加要素によってより青春がすごい。ずっとうわー!!! たのし!! ってなっていた。皆でバイク(スクーター)乗ってツーリングがてら海へ行ったり花火大会やお祭り行ったりスキーへ行ったり、何よりもバンドやってたときめちゃくちゃめちゃくちゃ大喜びした。バンドまですんの!??? 青春~~~!!!!! とりあえず青春らしいすごいいい感じのことを全力でお出しされるのでみんなめちゃくちゃかわいくて楽しくて最高だった。特に陽介との相棒感と、クマや完二も含めてのドタバタ感たまらん。最後の方とかきゅっとくる。
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 あと陽介はほんと相棒好きな。お前が一番だよ……。


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 ここのシーンほんとにきゅっとなった。三人ではじめた冒険。大好きだよ……。


■手放しで超最高と言いたいが、今の時代にやると怒られるネタがわりとある。完二のやつとかりせ(未成年)のストリップとか。今の時代にはちょっと古いなあと感じることもあったけれど当時のゲームなのでそこは6とかで改めてもらえれば……。あとこの偏見の話は閉鎖的な田舎を舞台にした、「らしさ」みたいなもんもあるよなとは思う。

■追加要素マリー。アニメではなんだこいつ無理だってなったけどゲームでは普通にかわいかった。番長(主人公)が誰ともくっつかずに番長がいなくなったあとで女子たちが実は番長くんのこと好きだったんだよねと話すみたいな妄想がしたくて一周目は誰とも付き合わないつもりだったのだが、マリーも恋人にできると知って見たことがないマリーを恋人に選んだ。普通にかわいかった。でも個人的にはマリーは妹みたいな感じだった。でもでもお墓後にりせにぎゃんぎゃん言われながらむりーきらいーしんどすぎーって番長に抱きついてるのはかわいかった。
■足立。お婆ちゃんが息子さんといるのを見て、別にオレじゃなくてもいいってこぼしたあれは本音だと思う。
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 切ない男。ふっつーーーに足立寂しいやつすぎて、多分無印のときに足立コミュがあったら足立もっと好きだっただろうとおもった。
■共犯ルートのもう戻れない感すごいやばいよね。ナチュラル束縛拘束男。連絡したらすぐ出ろよってどこのDV男かと思ってびっくりしちゃったわ。でも多分あのルートでも番長はオカン級の寛容さがあるので何やかんやでまあ共犯やりながらのらくらやりそう。でもああここまできて仲間を裏切ってもう戻れないのね……ってすごく悲しく思った。
 真エンドに向かう手紙で、ばーかって書いてくるところもいい。多分それなりに足立、番長のこと好きだったし堂島家でご飯食べたり菜々子の勉強見たりしてたとき楽しかったし、堂島さんの相棒、文句いいながら充実していて構ってもらうのが嬉しかったのではないかと思う。番長が来なかったらこのまま居場所を見つけていったと思う。内心うぜえと思っていたとしても、足立と堂島さんは相棒だったから……。(そしてわたしはこれと全く同じ台詞を明智にも言った)

■追加要素に何も文句が無さすぎてびっくりしたので個人的な衝撃。マーガレットさんのコミュは〇〇をもった〇〇ってペルソナを作って持ってきてねというもので、わたしはペルソナを作るのがど下手すぎるので今までMAXにしたことがなかった。でもこの度全書がかなり埋まったのでやってみるかーと思って攻略サイト片手にやってみた。
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 ペルソナシリーズにはコミュMAXになった人が、最終決戦前とか別れの前とかに登場したり手紙くれたりするという毎回わかってるんだけど号泣するイベントがあるのだが、マーガレットさんのやつはじめて見るなー! とめっちゃわくわくしていたら、なんと番長にキスしてくれた
 
 キスを
 あのマーガレットさんが。
 キスを。

 エリザベスやテオドアみたいな暗転ご想像ではなく(わたしはあの匂わせ暗転が超好きだしテオドアとかキャラ的に好きすぎてどうしようかと思った)普通に画面でキスしてくれた。初めて貰っちゃったみたいなこと言ってた。
 キス……あのマーガレットさんが……。なんかめちゃくちゃ衝撃だったしすっごい嬉しかった。ベルベットルームの住人たち、やっぱ主人公たちのこと好きだよねめっちゃ好き。あーーーんマーガレット女史P3Pだとめちゃくちゃ怖いおねえさまだったのが番長にはキスしてくれる……好き……。
 楽しかったです。やったね。二周めで戦いたいかと言うと戦いたくはない。

 

 とにかくP4Gめちゃくちゃ面白かった。
 おまけの後日談とかもあると思っていなかったので後日談もめちゃくちゃ嬉しかった。髪の毛伸びた菜々子かわいい。堂島さんの奥さん美人だったろうな。
 UとかDとかあるけどその後もずっとずっと大人になってもみんななんかあるたびにこうやってわいわいしてるんだろうなと信じられるラストほんと大好き。
 P4Gは最高のゲームです。改めてプレイしてもやっぱりすごく大好きだった。

P3Pメモ。

 P3P、P4Gがお得な価格でSwitchにきたよ!!!!!! というので早速買って永遠にやっていたかったメモ。感想というかメモ。
 ネタバレあります。

 まずまだペルソナをやったことないわって方はやってくれ。面白いぞ。わたしはJRPGで近代ペルソナが一番面白いと思っているし多分一番好きなRPGだと思う。最高。(ちなみにFF9も最高だと思っている)
 メメントモリ死と生と生きる意味と生の苦しみの中で寄り添い手を取り合い前に進むP3P(話は決して明るくないがその中の色々が灯火のように輝いている基本的に厳しく優しい話だと思う)、青春激満喫仲間!友達!の青春サスペンスミステリーP4G(雰囲気が明るくて超超超ハッピーエンドなのでとっつきやすくてとにかく超たのしいシステムも改善されてていいよRPGが苦手?ビギナー選べば大丈夫!)で好きなものをどうぞ。わたしは当時無印P4から入って地獄みたいにはまったクチです。
 P5Rは完成度随一最高UIとめちゃくちゃぐっとくる仕掛けのある最高傑作社会から弾き出された仲間たちと深く強く繋がる絆と信じのRPGで最高だけどとある仕掛けがまじのまじで最高で、それを味わって欲しいので後からがいいのではないかとおもいます。
 わたしはP5Rの三学期、世界一幸せなバッドエンドで嗚咽を漏らすほど泣きました。

 

本題。
■キタロー(男主人公)とハム子(女主人公)を一周ずつやった。最初キタロー、次ハム子。80時間くらいだった。キタローはP3PPSPでやってた記憶があるんだが(ソフトもある)途中から内容を全く覚えていなかったので放置した気がする。

■キタローの名前は「雨守 渚(あまもり なぎさ)」ハム子は「雨久佐 渚(あまぐさ なぎさ)」にした。
■キタローでコミュMAXにするのほんとうに大変だった……。最終日にアイギス滑り込みセーフだった。アイギス基本的に日にちがなさすぎる。

■毎度恒例なんだがイゴールf:id:coccocackling:20230320202957j:image
 この台詞がこれほど重みをもってぐっとくることあるかいなというゲーム。いや4も最高なんですけど。

 
■男女どっちでやってもコミュ内容が違うんで面白い。二周あっという間だったのでとにかく楽しくてたまらんかった。ダンジョンは正直そんなに面白くはない。ひたすら同じ構造の階を延々と200回くらい回るだけ。
 でもそのお陰で一日で目標までクリアは容易だし、夜のコミュがキタローは少ないのでダンジョン潜る分には困らなかったのがよかった。依頼こなすためにうろうろしてたけどレアキャラ探すのめんどかったな……。
 
■恋愛とかもできるというかキタローのほうはコミュのランクをあげていくと強制的に恋人ができる(=何股もかけることになる)のが選ばせろってなったというかみんな勝手に盛り上がって勘違いしているのでは感がすごかった。わたしはわりと一途プレイが好き。
 ブロークン(一定期間会いに行かないと仲違いする)に怯えながらやってたけどPのほうはそんなに心配いらなかったらしいね。
 
■仲間キャラではゆかりっちと順平が好きだった。順平が特に輝いていたのは男女共通のチドリという少女とのエピソードと、女主人公のコミュ。あの順平、恋愛ではなく男女の気のおけない友情の話でめちゃくちゃ好きだった。
 ゆかりはずっと芯が強くてたまに弱さがあってかわいかった。わたしはP3Pのヒロインはアイギスよりもゆかりだと思っている。(やったことないけれどフェスでは主人公だしねアイギス)
■P3の仲間たち、べったり物凄く仲良しというわけではないが、みんな重いものを背負って対立したり揉めたりしつつ手を取り合って暗闇のなかを必死に一緒に歩いてきた同士って感じがあって好き。
■ラスボスになるやつが基本的に優しいところも好き。デス(タナトスもしくはファルロス)が最初の夜に主人公を助けてくれたことを忘れない。彼らは最後の最後まで優しかった。綾時、好きだった。

■キタローは鏡のような人だなあと思っている。口数が少ないけれど、絆を育んだひとたちは彼との対話を通じて自分のことを鏡をみるように見つめ直して元気になっていったり成長していったりするイメージ。だからこそキタローが最終的に滅びから世界を守る?ための扉を封じる楔になったのには納得した。
 ハム子はキタローと正反対というコンセプトがあるらしく元気な選択肢が多くて遊んでて楽しくてかわいかった。
わたしはキタロー/ハム子のあのラストはあれ以外はないと思っている。命の答えを見つけた主人公、行き着くところに行き着いて、自分の大切なものを守って約束を果たした主人公、すごくよかった。最後の透き通るような空気感が切なくて好き。
 
■女主人公を選ぶと荒垣先輩が生き残るのほんとほっとした。
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 まじでよかった~~~~~!!!!! ってなった。
■ハム子的には荒垣先輩とくっつくのが一番ドラマチックなのではないかと個人的には思う。自分が一途プレイするなら荒垣先輩にするね。(今回はハム子ルートやるの初めてなので美しき悪魔らしく全股かけてキャッキャッした。最終タルタロスとかでギスるのめっちゃ笑った。でも天田くんは流石に手を出してはいけないと思う)

■特にわたしがプレイしたとき、荒垣先輩が倒れる一日前に恋人になったのでめちゃくちゃドラマチックだった。結ばれた翌日にこれでいいって言い残して眠る先輩。いいよね荒垣先輩。
 ラストシーンで荒垣先輩が駆けつけてくれた時にまじで救えてよかった……ってなったので……。
 
■わたくし個人としてはエリザベスとテオドアがめちゃくちゃめちゃくちゃかわいくて好きだった。ベルベットルームの住人たち大好き。エリザベスがエスカレーター逆走するのも、テオが滑り台の下にちょんってなるのもめちゃくちゃかわいくてニコニコした。
■メギドラオンは体験していないので。あれはエンドコンテンツなのでわたしには無理です。怖すぎる強すぎるメギドラオン。わたしはペルソナ作るのが下手すぎる。特に3はどれが全書に登録してるのかしてないのかわからないので二周したのにも関わらず全書埋め60%くらいで終わった。
 
■テオ、正直一番好き。
 テオとのお出かけイベント、基本的にはエリザベスと流れが一緒なんだが最後の部屋のシーンからの一連で悶えるかと思った。あれはずっっっるい。ニヤニヤするやろあんなん。
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 いやどう考えてもこんなん絶対に確実にずっっっるいやろ。好きだよ!!!!!!!!


■エリザベスも好きだ。しかもエリザベスはそのあと別のゲームで語られるエピソードでキタローを探しに行ってくれていることが語られているのでほんとに……よい……。愚者のアルカナを握り締めて歩いていくエリザベス、ほんとうに好き。いつか永劫ほどに遠いどこかで「あの人」と再会できますように。
■エリザベス、3の後の話では職務放棄中らしいけど、彼ら彼女らの職務って客人を手助けすることだとしてテオとかマーガレットがハム子や番長以外の素質持ちの我々がまだ見ていない「どこかの主人公」を助けてることってあるのかな。なんとなく一人に一人ってイメージがある。

■3/3でうろうろしているときに、ポロニアンモールを歩いていて青い光……と思っていつもの場所に行った時のこれ。
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すごく切なくて寂しい。からっぽ……ってなった。

 

■一周め熱意で感極まりすぎてエリザベスverのスクショを撮り忘れたけど、f:id:coccocackling:20230320203120j:image
 この台詞を言った時のエリザベスやテオドアいいよな。きっと結末を察していても主人公の決意を微笑みながら見送ってくれる。

 

P3Pはいいぞ。めちゃくちゃ面白かった……。

ポケモンSVメモ

 おとこのこが 4人 せんろのうえを あるいてる ……ぼくも もう いかなきゃ!

 

 そこから始まったポケモンが、いよいよ四人で冒険できるほどに進化したんだというだけでもう泣ける。


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 冒険と青春を詰め込んだポケモンだった~~~!!!!!

 ポケモンSV最高だった~~~~~~~~~!!!
 とだけ叫んでおきたいというだけのやつ。ネタバレあるので注意。あとで追記するかもしれないけれどとりあえずよかった〜〜〜とだけメモしておきたかった。

 

 相棒はニャオハにしました。かわいい。
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 今作、写真が撮れるのがかなり面白かった。野生のポケモンと撮ろうと四苦八苦してみたり、町や景色で撮ってみたり。うろうろして撮影してるだけでもだいぶ面白い。
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 沢山はないけれどポーズもきめられるのでかなり面白い。キャラメイクもかわいい。剣盾に比べて洋服類が少ないので(せめて帽子と靴だけでいいのでもうちょっと欲しかった)着せ替えして遊ぶという感じではないけれども髪型を選んだりするのは楽しい。好みが出ますね。
 
 完全なオープンワールドというには通行止めポイントわりとある気がしたけど(スター団で通行止めされたりもするので。あとスパイス進めないと普通に行けないところがわりとある)ほぼ思い付くままにずーーーーっとあちこちうろうろできるポケモン楽しすぎた。


 ストーリーもめちゃくちゃよかった~。

 どのルートでも最後のバトルで泣いてしまったしほんっとうにストーリーがものすごくよくて熱かった。最高。
 スター団ルートが一番だだ泣きしたんだが、マフィティフ治してあげたいなあと自然に思わせてくれる(そして彼が最後にバトルするときに今まで一緒に戦ってくれた彼がそこらで捕まえたポケモンたちがちゃんと育った状態でいるというところ)スパイスルート、あと個人的に序盤めちゃくちゃ怖かったネモがひたすら一途に主人公のことを待っててくれたチャンピオンルート、どれも違った良さがあってみんな大好きだった。
 ネモちゃん、バトル狂だなあ……という印象は変わらなかったけれどライバルが欲しいって願ってひたすらに主人公の背中を押して先で待っててくれたところ、宝物だよって最後笑ってくれたところ、ああ好きだなあと思った。ラストバトル、笑顔で終われてよかった……。


 そして何が一番最高というとラストダンジョンの四人でうろうろするところ。
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 もうこのシーン全人類が見たいやつじゃん!!!! ってなった。これだよこれ~~~~~~~~みんな大好き~~~~!!!!!! ポケモンはずっと友達だし一緒に冒険するパートナーであるけれども、人間の友達とこんなふうに冒険できるなんて……! 冒険できるなんて……!! 
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 あの「天国みたい」とペパーが言うような現実味がないほどに美しい場所を四人きりで深く深く潜っていくの、これがもしかしたら初代ポケモンでやりたかったスタンドバイミー的な冒険なのかなあとも思った。
 今までは一緒に冒険するパートナーはポケモンだったけれども、今作は人間ともまた深い関わりがもてて嬉しい。ずっと四人で友達でいて〜〜〜。
 ラストダンジョンの曲めっちゃ好き。
 展開も好き。壊れたりなくなったりしないで、彼はどこかの未来で冒険してるかもしれない、って思わせてくれるのがさすがポケモン、希望のエンドで本当によかった。

 

 学校の先生たちもみんな大好きだった。どの先生たちのストーリーもよかったしぐっときた。先生だいすき〜!ってなる。
 テストはなかなか難しかった。特に歴史。

 残念だったのは操作の説明がほぼないので知らんのがある(わたしの友人はそらをとぶポケセンに飛べるのを知らなかったしわたしはYでマップ開けるのを知らなかった)のと、お店の中とか細かいところが作られてないところ。

 はじめびっくりしてしまった。なんにもない民家とか意味なさそうな店の内装とか、ゲームの世界観的にはとても大切なのだなあとはじめて気づいた。そこは残念。
 あと店の内装もないのにやたらに店が多いところ。洋服なら洋服、サンドイッチの材料なら材料とまとめてあるといいのになと思った。いちいち色んなお店回るのが大変。せめて距離近くしてくれ。
 レストランがたくさんあったのは楽しかった。やっぱ内装も見たかったな〜。
 洋服があんまりない。ライドする関係でできなかったのは仕方ないけど前作がわりとたくさんあったので種類少なくて寂しい。個人的には洋服が変えられないなら靴とか紐のある編み上げブーツとか帽子カンカン帽みたいなのも欲しかったな。

ビルダーズ2メモ(監獄島〜ラストまで)

ビルダーズ2のメモ。ネタバレがあるので注意。あとここらへん頭がばかになっており長時間のめりこんでやってたのでうろおぼえなところがある。
監獄島〜ラストまで駆け足。
正直ここら辺から一気に終わらせて今ビルド楽しい

 

■たどり着いた監獄島。神官と骨にバシバシされながら過ごすことに。はじめてシドーくんと離ればなれになってしまうのでなんかとても寂しい。
■育てたキャベツ燃やすの、コミカルに描いてるけどなんかどっかの国の捕虜の拷問で穴を掘らせて掘った穴を埋めさせるってのがあるらしく、それを思い出した。虚無。
■みんな虚無にやられて虚無っている。でもさりげなく奥にフライパン付きの焚き火置いてあったり作業台置いてあったりツメが甘いことが伺える。ドラクエのまものたちのこの微妙に抜けてるところ好き。
■当たり前のように脱獄することに。スライムはほんとうにかわいいねえ。てやんでえスライムを仲間にして、かつて此処にいた脱獄王の後を追うことに。
■崖とかぐるーっと回って懲罰房に忍び込むミッションめっちゃドキドキした。何故かというと操作が下手くそすぎるので。落ちそう。わたしはSwitchのをやっているのでZR押すと落ちないんだけど使えないとことかめっちゃ怖かった。あと方向音痴なので帰ろうぜ! とか言われても帰り道がわからず強行突破するなどした。つくづくゲームが下手。方向がわからない……。
■死体とかめちゃくちゃ転がっていてこわい。うーんこのブラックさ、ドラクエ
■なんやかんやあり脱獄がかなうのだけれどもスライムが会いたかった脱獄王がくさったしたいになっていてかなしかった。明言はされていないけれどプレイヤーとスライムにだけはわかる。あそこの部屋で脱出手段がなくて詰んじゃったのかな……。
■慌てて脱出して、皆で島に帰って暮らそうって思ったらスライムたちはここに残るって。おばあちゃんにもまた会いたいな。ほの切ない島だった。

 

■ホーム帰ってきた。めっちゃ安心するわ。
■ルルと三人きりのパーティ。脱獄してきたばっかりの主人公に早速作らせるとはなかなか人使いが荒いのである。でもはじまりの海岸でのパーティ、楽しかった。ここで三人きりから始まったんだよね。

■シドーくんが不吉なことを言い出しておっ? おっ? となるわたし。何かあったらお前が……って絶対にフラグなんだな。

 

■なんやかんやありムーンブルクへ行くことに。人によっては行かせたくないというしルルとかは女王様がいるっていうし。ルルや主人公は正史側の人間なので王女が犬にされたけど最終的にハーゴンもシドーも倒したのは知っているのだ。
■どうでもいいけどムーンブルクいつもブルメシアと混ざる……(こっちも滅びた国の名前。FF9の国です)
■着いたムーンブルクもう早速不穏。
■せっっっまい玉座に作業台やらなんやらにベッド6つ並べてあるのもう面白すぎた。しかもちゃんとぴったり収まるんだよ。
■そこからじわじわ陣地伸ばしていく方式で部屋と部屋の繋がりが広がっていくシステム。定期的に魔物が攻めてくるのが鬱陶しいがトゲ床でバンバン死ぬので鉄ほしさによく呼び込んでは死ぬのを眺めていた。鉄をくれ。
■城が大きくなる。ここいらで魔法装備が解禁になる。あとラーの鏡とか出て来てちょっとテンションあがる。
■ここいらのたまに喋ってくれる魔物がなかなかブラックなことをいうのでかなり喜んだ。ドラクエのこういうブラックなところ、嫌いでない。
■裏切り者がいるという噂が蔓延してきて嫌な感じ。アネッサが怪しいというかシドーくんを通じてプレイヤーにヘイトを抱かせようとしてくるんだけどあまりに強調されて怪しいので多分この人は不器用なだけでそんな怪しくないなと思う。
■リックのが余程うさんくさいわ(後にこいつがアネッサが怪しいと言い出したときに絶対にスパイはこいつだと確信する)(こいつでした)
■世界の秘密とか不穏なキーワードが飛び交う中でシドーくんがシドーくんじゃなくなっていく……。滅びた村のところで喋ったの誰やお前……。
■プレイヤーに埋葬をさせるゲーム……墓までビルドするとは思っていなかったよ。しかも強制ミッションではない。別に野晒しにしてもいい、はず。わたしはきっちり埋めたけど。6回も埋めさせられる。まじかよ。ちゃんと棺桶にいれて埋めるので生々しさが半端ない。この島……。
■この島、すきなところと嫌いなところが混在していてすげーなとおもったんだがもう始終シドーくんが不穏なのでプレイヤーのわたしも不穏に呑まれてめっちゃハラハラしながらプレイする。
■アネッサと話してたらシドーくんが不機嫌になっててかわいかったし、魔法兵器があるからオレは不要だなんて言うなよ? 的なのを言ってくるのめっちゃいい……あとラーの鏡向けられてショック受けててかわいそうだった。し、信じてるよ……!!! プレイヤーはめちゃくちゃ信じてるんだけど話が進まねえのよ……!!! ごめんよ……。
■トゲ床で喜んでたのはかわいかった。魔法兵器作り出したあたりから敵が強くて(特にでかいキラーマシーン)わりと城門持っていかれることが増えた。誘導でバリケード置いたら結構ヒャド罠に引っ掛かってくれるようになった。でも何回も来られるとすげえ鬱陶しい。
■リックが牢屋作ろうって言い出したときにはもう不穏さしか感じねえ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! って叫んだ。シドーくん入れるつもりやろ!!!!!!!!!(自分ということも全然あり得たのだがムーンブルクのシドーくんへの不信感が募っていたので絶対にシドーくんだろうと思った)
■牢屋作りたくねえ〜〜〜〜ってだらだら作る。シドーくん入れられても辛くないようにベッド置いて絨毯置いて……となるべく住みやすそうな感じに仕上げた。あとツルハシとか置いた。脱獄してくれ。
■案の定放り込まれるシドーくん。薄々わかっちゃいたけどギャーーーーーなにしてくれとんねんってなった。今すぐリックをどっかにやれ。
■王様に出して!!! って言っても取り入ってくれなかったのでもうシドーくん、ここから逃げよう。島に帰ろう。ええやん仲間とか増えなくて。今いるメンバーで開拓しよう。帰ろう!!!!!!
■なんか砲台つくるらしい。いろんなとこいった。シドーくんいないので誰もハイタッチしてくれなくてまじで寂しい。あまり記憶がない。灯台で陸地と真逆に飛んでしまい変なうみのまものに殺されたことと、海底洞窟の中にでずにー海のラグーンみたいにドレッサーとか置いてあってめちゃくちゃいいなー!! と思ったのは覚えている。水の中に遺跡とか沈没船みたいに色んなものがあるとか好きなので自分の島でも湖とか作ったら作りたいなあ。
■砲台作るためのあれこれを探るうちに不穏さ増し増しになっていく。最終的にロンダルキアへ。不穏さ更に増し増し。地獄だというのでみんなでいこうとなり、なんか勇者の旗を持たされる。振って応援するらしい。わたしはいや地獄なら最悪我々が倒れても民が残ってたほうが復興しやすいのでは……と突っ込んだけどとりあえずゾロゾロ行くことに。
■ここらへんの移動、ピクミンみたいで笑ってしまった。旗を振るとパワーアップするので敵をボコせる。数の力はつよい。


■いよいよ地獄、ロンダルキアへ……と思いきや。洞窟を抜けて霧が晴れたロンダルキアはあまりにも美しいところだった。雪に囲まれて白ばっかの陰気なムーンブルクとは違って花と緑と青空、美しい水。なんだこれは。夢でも見てるのか? という美しさ。
ハーゴンDQ2の勇者パーティ惑わせるためのあれだけどあまりに……あまりにも天国のように美しかった。雪と灰色と白みたいなのばっか見てた目にすごい沁みた。
■これ、ハーゴンの夢だというならハーゴンが天国を想像して作ったのかなあ。美しいなあ。ハーゴン、壊す教団作ってるくせに作るのめちゃくちゃ上手いじゃん。壊れかけたガゼボっぽいやつとかほんとうに趣があってよかったよ。
■途中途中で出会う魔物がみんな不穏なことしか言わない。だがわたしは夢幻の永遠みたいな概念にめちゃくちゃ弱いので物凄くツボにはいってしまった。

■「ここは美しいけど、消えるからこんなに美しいんだろうな」「消えるけど、自分の役割だからここにいる」みたいなことを語ってくれるまものにクリーンヒットかまされてめちゃくちゃつらかった。
■このあたりになるともうプレイヤーにもこの世界はハーゴンの夢幻の世界なんだなということがわかっているので余計に刺さる。消えるとわかっておる夢幻の世界なのに、あんな、あんなに花と光に溢れた美しい城作るなよぉ……!!
■平和な世界でみんながハーゴンを称えていて幸せそうで花と笑顔と光に溢れていて、でも宿屋とか道具屋がかなりバグっていてさりげない狂気があってああぁあ……こんな!! こんなメタっぽい! こんなネタをやっていいんですか!!!??? 大好きなやつ……!!!!!!!! ここ好き!!
玉座に座る幻の王様。バニー侍らせててお前……。
■リックの裏切りがさっくりされ、さっくり倒されるあくましんかんたち。死にたくないからまものになって永遠をってリックは本当に消えることが恐ろしかったんだねえ。どうせまものになったとしても消えてしまうのにね……。
■シドーくん牢屋に入れたのは許さんが寂しいやつだった気もする。そしてアネッサがここにきてようやく可愛い顔を見せてくれる。
■城に帰って来て、すべてを察した王様が元の(本当の)世界の自分の娘はどうなってる……? って聞くところ、かなしくてぐっときた。本当の世界では国は一度滅びて、でも王女様が呪いを解かれて魔王倒して再建しましたよ(=あの世界では王様は死んでるんだろうなあ)って主人公なら包み隠さず言ったはず。でも本当の世界では娘は無事で逞しく頑張ってるよって知れて、王様の心がすくわれたのならよかった。

 

■もう誤解とけたんだからシドーくん 出 し て よ !!!!!!!!!!!!!!(絶叫)

 

■なんかなんとか砲作ってる。はよシドーくんを牢屋から出してくれとしか考えていなかったわたしは建築をぼんやり見ていた。あと裏側のほうにある大理石をひたすら掘り進んでいた。大理石と白い岩いっぱい手にいれた。もっと掘ろうかと思ったけど飽きたのでやめた。ハンマー強化技使うと綺麗な壁面がきれいにできるので、いつか洞窟にお部屋作るのも面白そう。
■なんやかんやあって塔が完成してボス戦前。シドーくん釈放へ。主人公、ことあるごとにずっとシドーくん釈放してくれっていってたし花火あげる砲とかのときに後々覚えてないっていうくらいだから相当頭のなかがいっぱいだったと思われる。
■でもシドーくんは強い敵が来たからオレを解放するのか? って言って主人公と離別宣言する。正直シドーくんの気持ちもわかるのでなんも言えなかった。主人公はシドーくんを牢屋にいれるつもりなんてなかったしずっとシドーくんのこと気にかけてたんだよ……。とプレイヤーが思ってもそれは無駄なのである。
ムーンブルクのボス。こいつとの戦闘は正直よく覚えていない。そんなに強くはなかったとおもう。それよりわたしはこの先が知りたくて知りたくてだな……。多分飛びはねからの衝撃波攻撃と他のが合わさったときにわーってしてた気もするがよく覚えていない。とりあえず大丈夫だった。倒した。
ムーンブルクは祝祭ムードだが主人公側がお通夜なのでなんかどうも盛り上がらない。花火も綺麗だったけど多分今までの島だったらわぁ……!! ってなったところが、ああ……。って感じ。
■促されてシドーくんと話に行くけどだめだった。でもシドーくんも物凄く怒ってるとかそういうのより感情のコントロールがうまくいってない感じにも思える。不吉。とりあえず再び離別宣言をされてすごすごと城壁に戻る。かなしい。
■祝祭からの仲間勧誘。アネッサがビルダーに憧れてたとか無邪気に言うのかわいくて好きだったが、こちらはお通夜なのでどうも盛り上がらないまま住民を勧誘する。ただムーンブルクの王様が民はみんな自分の子供なので預ける、どうか大切にしてやってくれみたいなこと言ってたときはぐっとした。ありがとう王様。
ムーンブルク、色々あったけれど人は結構好きだった。別れの時も挨拶の時もずっとシドーくんがうつむいて目を合わせてくれない……。
■見送りのシーンいつもうっ……てなってしまう。寂しい。

 

■からっぽ島での開拓。城は作ってくれるらしいのでイエティ捕まえにいく。アイスキャンディ作ると雪原を作ってくれる。これ、コテで雪を塗るのとどう違うんだろ。雪原ってステータスにしてくれるのかな。雪塗っただけだと花とか咲かないんだろうか。
■城を作る。とりあえず最低限のミッションだけクリアしたのでまだスカスカだけど、陣地広げてく感じで今後広げられたら良いな。
■魔物の襲撃にあう。はりきって罠いっぱい仕掛けたけど、みんな罠がしかけられている谷間より飛び出して砂浜で戦い始めるのであんまり意味なかった。今後魔法兵器とか使わなそうだなあ。
■ストーリーが進みなんだかんだあってシドーくんが苦しむ。ルル、良い子なんだよなあ……ルルすごく好き。
■旗つくってついにハーゴン本人がこんにちはしてシドーくんが拐われた。ヒロインみたいなことになっておる……。
■偽りの世界だということが明かされて動揺する住民たち。でも、なんかこう。ロンダルギアの作られた人間たちは人形みたいにバグってたりしてたけどチャコとかそこらへんはちゃんと意思ある普通の人間っぽいのよね。友好的な魔物だったらわりと分け隔てなく接してるし。
ハーゴンの作った世界、教団の教えはわりとクソだけど、わりと穏やかというかなんというか。ハーゴンはリアルに人間を作ったなあというか。
ハーゴンも世界作るの楽しかったんじゃないかなあ。

 

■破壊天体めちゃくちゃ楽しかった。まものいっぱい!!!!!!
■初手物騒なことを言ってくるけどわりとみんな仲良しになっててほんとうに方舟作りは楽しかった。ごはんもあるししばらくここに住みたかった。
■どんな時もビルドを断らなかった主人公がここでそんなことしてる暇ない、シドーを助けにいかなきゃって断っていて絆の深さ最高だった。結局方舟をつくることになるけれども。
■車ができて行動範囲が広がり、仲間が増えて……って本当に魔物がかわいくてかわいくてたのしいったらありゃしねえ。正直ストーリーとしてはここが一番楽しかったまである。
キラーマシンのじいちゃん好きだったけど車になるために……主人公に壊してほしいと願う心。破壊と創造。じいちゃんは破壊されていなくなったとしても、そのあとには車ができてそれが主人公を遠くへ連れていってくれる。すごく良かった。しばらくじいちゃんが喋ってくれるのも。ありがとう。

 

■船 長 〜 〜 〜 ! ! ! ! ! ! !

 

■船長生きてた〜〜〜〜!!!!!!!!船長〜〜〜!!!!!船長また昆布くれた……貴重なこんぶ……ありがとうね……本当に善意でこんぶくれたんだね……。船長〜〜〜〜よかった〜〜!!!
■いなづまの剣も手にいれた。

■苦しむシドー。仲間とか主人公を倒しちゃうあのシーン辛かったね……。
■なんやかんやでラスボスへ。シドーそんなに強くはなかったけど、ごはん食べてくるの忘れたので途中でごはん……!!ってなった。
■ハイタッチで戻ってくるの熱い。もう絶対負けないわあんなん。
■ここいらはイベント戦闘。わたしは避けるのが下手くそでばかすか当たってたんだけれどもイベント戦なのでそこまで痛くないし普通に倒せる。
■シドーくんも言ってたけど破壊と創造は表裏一体、同じようなものだね。ビルダーだって破壊するし。山とか壁とか古い建築物とか。そうしてやっぱりハーゴンはこの幻想の世界を作るの、楽しかったんじゃないかなあとわたしは思った。
■シドーくん(泣)
■傷ついたビルダーを助けるために作れないはずの薬を頑張って頑張って作るシドーくん(泣)
■破壊神が創造できるようになった……。やっぱり破壊と創造は表裏一体だし、破壊神だってものを作れる世界のほうがいい。


■おかえり!の島だけどまだ不穏。でもそれなら世界を作ろう!!ということで世界創造へ。規模が。そして主人公は創造神に。いいのだろうか……。結局主人公たちはもとの世界には戻らないけれど。ここでのんびりものづくりしていくのいいとおもう。
■余談だがわたしはしろじいの宝箱を壊していなかったのでここらへんのムービーシーンで宝箱がめちゃくちゃ邪魔だった。感動のラストハイタッチも台無しで笑ってしまったので二周目やるときは真っ先に壊しておこうと思う。

■方舟のみんなからボトルメッセージが届く。狭間に閉じ込められているけれど無事ではいるらしい。いつか会えるんだろうか……。会いたいな。島で一緒にみんなで暮らそう。さがしに行きたい。シドーくんとね!!!
■メタな話まじで再会があるのかどうかが気になってググったら会えるらしい!わーーーかいたくレシピすすめるの楽しみになってきた!がんばる!

■クリア後のシドーくんの台詞に全部死んだ。シドーくん主人公のこと大っっっ好きだとおもった。プレイヤーもシドーくんのこと大好きだよ……!!!


最後駆け足になっておりますがビルダーズストーリー終わりましたがストーリーは前哨ということで開拓が楽しくて仕方ないのでまだ延々プレイしてます。DLCも耐えきれずに買ってしまった。
これ永遠に遊べるのでは……。素晴らしいゲームでしたビルダーズ2。
作られた方が退社したとのことなので3は望めないかなあとも思うのだけれども、もし3が出て面白さそのままに色々パワーアップしてたら、例えPS5限定ソフトとかでもハードごと買う。そのくらい素晴らしいゲームです。
さてみどりの開拓地に畑作って、あかの開拓地の町を広げてこよ!!