一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

ニーアオートマタAエンドメモ。

 ニーアオートマタをやったことがないのでやってみようと思った。
 買って地下で双子を倒したところで半年くらい放置し、先日思い立って続きをプレイして先日Aルートをクリアしたのでメモがてら。
 色々残したメモとその時感じた気持ちを書いているだけのメモ。なのでイベントの順番が違うかもしれない。
 ネタバレしかないので注意。

 
 B2と9Sという二人のアンドロイドがメイン。動かしていて綺麗なので楽しいけれど、アンドロイドたちみんなすごいお洋服着てて皆綺麗なのでこの子たちを作った技術者は絶対フェチズムでこういう外見にしたんだろうなあと思う。
 だってヒールはいてんだよヒール。戦闘型アンドロイドにヒールいらんやろ絶対。アンドロイドだからくたびれたりはしないけどヒール折れたり嵌ったりするかもしれないのにヒール。胸の膨らみに透けてる素材に口元のほくろ。レオタードは可動域とか広く取れるしいいかなと思ったけどフェチズムを感じる。でも好き。ふたりともめっちゃかわいくてかっこいい。
 
 始まっていきなり弾幕シューティングゲームみたいなの始まってびっくりしちゃった。
 工場内をウロウロしてでかい敵倒したと思ったらいきなり二人でこれ勝てんやろってでかい敵に立ち向かってとても哀しい自爆した。いきなり洗礼を食らった気分だった。そうかこれはこういうゲームなのか……。と改めて思い知らされた。
 戻ったところはよくわからん基地みたいなところ。アンドロイドなので戻れるっぽい。9Sが出てきてホッとしたけど彼の記憶データはさっきの戦い以前のものらしく、完全に「はじめまして」の状態で寂しい。2Bも寂しそう。
 設定で明るさ調整で迷いまくって6回くらい9Sを煩わせた。ついでに自爆オフにしてみたりした。なんか記録されてるとかも言われた。何記録するんだこんなん。
 何だかんだあり地上に降りることに。地上は崩壊しかかっているビルと満ちる自然とのコントラストで何とも綺麗。崩壊して緑に飲み込まれつつある都市ってなんでこんなに美しいんだろう。
 レジスタンスってのがあるらしい。レジスタンスも勿論アンドロイドっぽい。人間が完全にいなくなった地上で人間の姿を模した者たちが代理戦争している。なんかとっても変な気分。感情は持つなと2Bは言ったけど、みんな人間みたいでなんだかそわそわする。このそわそわは厭なものではないけれど、これから不穏なことが起こりそうだなあというそわそわ。
 
 色々あって砂漠に。すごく迷った。このゲーム方向音痴には結構キツイものがある。意図的にマップの解像度が低く見づらいので、目的地っぽいところに到着しても何も起きないみたいなことがよくある。高低の違うところだったりして。
 砂漠も迷うけど美しい。なんかウロウロしたら団地っぽいところがあってぐうっとなる。寂しい。なんか。
 砂漠のボス、アダム。これじゃだめだって機械生命体の意思から生まれたよくわからん存在。こわい。生まれ方も怖かった。話し方は機械生命体のそれなのに体はアンドロイドっぽい。入口にいっぱいアンドロイドが打ち捨てられていたので機械生命体は機械生命体のままではアンドロイドには勝てないと知ってより人間らしいアダムを作り出したんだろうか。
 倒した後になんと別なのが出てくる。神はアダムの肋骨からイヴを作りました……なので多分彼はイヴなんだろう。結局仕留めきれなかったけど、多分このあともっと厭な感じで出てくるに一票。
 巨大団地の窪みみたいなところでボスとその後に無限雑魚沸き。これレベリングに使えるじゃんと気づいてから20くらいまでそこで雑魚を狩った。
 
 遊園地はすごい寂しくて大好き。曲もいい。誰もいない遊園地で機械生命体たちが家族ごっこしてたり紙吹雪を撒いたりしていてなんか切ない。きれい。
 パスカルという機械生命体に会った。森のなかに村……というか集落を作って暮らしている。外はドンパチだけど今はここはとりあえず平和そうでホッとする。色んな機械生命体がいる。
 アンドロイドと機械生命体は戦っているはずなのに、時々話が通じる機械生命体がいるし、2Bもそういう機械生命体とは別に戦おうとはしない。殲滅戦してるんじゃないんだ。
 遊園地。ジェットコースターに豪快に乗る2B笑っちゃったよ。強すぎる。
 ボスはなんかアンドロイドがいっぱい磔になってたりしてとんでもねえ感じだったけどなんかかなしい恋物語だった。このゲーム切なくないところはないし、機械であるはずのものたちに感情を見出してしまうのはプレイヤーが人間だからだろうか。
 迷う。すごい迷う。サブクエこなしつつウロウロする。色々迷った。
 はじめて動物を殺したとき、死体がそこに残るのが何ともうわぁ……ってなった。消えるかと思った。そうだよね死体は勝手に消えない。暫く経つと言えるんだけど。素材の為に狩ったりするけど、死体が残るということを覚えておこうと思った。このゲームこういう細かいところからプレイヤーへのメンタルをつついてくるのすごいなと思う。
 森も迷ったし、森の機械生命体は好戦的。城に行くまでに散々迷う。なんかみんな大事なものを守ろうと突撃してくる。
 お城きれい。綺麗だけど何のお城なんだろうか。ここいらももしかしたら昔は公園とかテーマパークとかだったんだろうか。
 迷う。もうどこでも迷いまくっている。
 砂漠のサブクエで迷子探すやつで子どもの作り方を聞かれてどぎまぎする9Sと2Bが可愛かった。気まずいよねえ! と笑ったあとにふと、アンドロイドも恥ずかしがったり気まずかったりするのか……って思った。ものを自分で考えて行動できて感情があるなら、それはアンドロイドと人間と何が違うんだろう。
 砂漠で砂嵐のところを何となく辿っていったらびっくりするくらいに美しいオアシスがあった。ヨルハのひとも居た。釣りしてちょっとのんびりして、それからそっとお暇した。あそこはずっと穢されたりせずに秘密の場所であって欲しい。
 お城の機械生命体が子供を欲しがっていた。子供を作ろうとしている姿を見たとき、プレイヤーのわたしは正直おぞましさを感じたけれども機械生命体は人間とか動物とかの繁殖行為を学習したんだろうか……? 子供が欲しいって何の願望なんだろうか。機械なのに? みんな機械なのに欲望や願望がある。
 揺りかごがあった。皆殺しにした。なんか見慣れない人がいた。人ではない。アンドロイドだね。ここには人はひとりもいない。
 静かになった城は変わらずにきれいでなんかいやな気持ちになる。
 たまに月面の人類から通信が入るけど、あれはほんとに人類? もう実は人間なんてとっくに死に絶えて滅びて、アンドロイドたちは録音された音声が繰り返すのを聞いて戦闘してるんじゃなくて? という疑念がずっと頭の中にある。ほんとうに居たらいいけど。居るといつまでもヨルハのアンドロイドたちが開放されないし、居なかったら今までの奮戦が報われない気がして複雑な気分になる。
 
 あんなに綺麗だった町がでかい機械に破壊されてショックを受けた。でかい機械と戦って、今度は自爆とかしないで倒せたけど町の様子はすっかり変わっちゃった。レジスタンスあたりのところがそのままなのが救い。
 レジスタンスのアジト、曲が穏やかで花が咲いてて好きだ。営みがここにある気がする。みんな……人間みたいで。道具屋のおっちゃんとか、唯一残ったオリジナルパーツが失われたら俺は本当に俺なのかみたいなこと言ってたけど、アンドロイドも哲学をする……テセウスの船だっけか。あれを思い出した。心がない(と言われている)アンドロイドの「ほんとう」はどこに宿るのだろう?

 なんか地下で宇宙船みたいなとこにきた。これそういえばこういう話だったね。宇宙から来たとか言ってたもんな。
 アダム&イヴ戦。半裸たち。普通に倒した。

 迷いに迷い、なんやかんやで水上都市へ。あの入り口わからないって……!
 ここいいな。海のほうじゃなくて手前の方。
 9Sがまた死のうとしてる……!! ってなった。お前お前お前〜〜!!残されたほうを考えなさい。沢山のアンドロイドが死んでいく。

 アダムと戦う。ヒロインは9Sくん。なんとか倒したら嬉しそうに死んでいった。
 アダムは人間になりたかったの? 機械生命体の「これじゃだめ」という意志から生まれたものだから、進化していきたかったのだろうか。悪いやつではないとは思うけどヨルハのひとたちには敵だし人間には脅威だろうなとおもう。変なやつだった……。

 イヴ戦。兄ちゃんって嘆き悲しむ姿は人間みたいで、なんか変な気持ちになった。
 戦闘はそんなに強くはない。9Sのお陰で助かったけど、彼は汚染されちゃってだめらしい。2Bの手で殺せ言われてつらい。
 またお別れ……!? 何回お別れすればいいの……!?
 とか思っていたらなんかいっぱい光って、周囲の機械生命体をジャックするみたいな形で9Sは残った。このあと機体に精神をうつしたら帰ってこられるみたいなこと言っていて、2Bのようにプレイヤーのわたしもホッとした。
 ハッピーエンドじゃん! って一瞬思ったけど機械生命体との戦争とかは何も解決していないことに気がついた。でも区切りとしてはハッピーエンド。
 Aエンド終わり。周回すると内容変わるよ〜って案内が出て終わった。何回もエンディング(という名の区切り)を見て話の全貌を見ていくってのは知っていたので、またぼちぼちBエンドやろうと思う。次は9Sが主役かな。