一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

7月7日の夢

母と旅行に行った。
母はペーパードライバーで運転ができないはずだが自分が運転すると言う。実際車がないと不便なところなので運転してもらうことにする。
若干危なっかしいながらも狭い住宅街を進んでいく母。助手席に座っている自分。細い道は狭くて同じような家が並んでいて目的の家に中々辿り着けない。
自分は此処がそうなのでは?とよく母に声をかけるが、母は正しい道がきちんとわかっているようで、その度にここは違うよと言ってくる。
そして実際にその場所に差しかかると確かに目的の家ではなくて、母の言葉は正しい。

 

暫く進むととても大きい倉庫のような建物に行き当たる。
倉庫の一部が高床式住居のような構造になっていて、軒下に大量の段ボールが畳んだ状態で置かれている。箱台車に詰まれている分もある。ゴミらしい。
どうやらここは郵便局なんだなと思った自分と母は車を降りて観光することにする。
段ボールの隙間を縫うように郵便局員お姉さんたちが走り回っている。ある人は三メートルくらいありそうな巨大な掲示板にせっせとチラシを貼っているし、ある人は大量にある段ボールに悪態をついている。邪魔らしい。
こんなにあったら邪魔だろうなあと考えながら倉庫のシャッターが少しだけ開いていたので覗いてみる。天井まで続く棚とびっしりの蓋があいた段ボールが並んでいたので、ああここで手紙の仕分けをするんだねえと母と話していると、郵便局のお姉さんの一人が自分達に気がついて走りよってくる。
街角に立つサンドイッチマンのように体に看板をくくりつけたお姉さんは手にチラシを持っていて、にじりよってくる。どうやらここの郵便局は人が足りないらしく、誰かに働いてほしいらしい。看板もチラシもよく見れば求人案内だ。
自分達は旅のものだからと言ってもぐいぐいと勧められてテンションも高く、少し嫌なってきたので逃げることにする。車を捨てて自転車置き場にとめてあった自転車一台にまたがり、母を後ろに乗せて走り出す。
お姉さんもすごく必死で、どうにかお願いしますよぉ〜と言いながら自転車にしがみついてきてずるずる引きずられていく。
郵便局からなんとか脱出した自分と母は、いつのまにか大都会の物凄く大きな交差点に立っている。
傍らにはさっきの郵便局のお姉さんが立っていて、看板もいつのまにか無くなっている。かわりにメモを持っていて、何かを必死にメモしている。
交差点の真正面にはすごく大きなビルがあるが、そのビルには派手なネオンサインに彩られた大きなカマボコの看板がついている。
母が言った。「ほら、あれが有名な紀州のカマボコだよ」お姉さんは都会に行きたいと嘆きながらも誰かと電話をはじめ、コミコに行くと話しながらも母の言葉をメモした。

 

そんな夢を見た。