一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

エンダーリリィズB、Cエンド感想。

 B、Cエンドクリアしたのでざっと。
 エンダーリリィズ、探索とか戦いとかがとにかくすごく楽しいゲームで、死にまくったのもありあちこちをうろうろしまくったのでTpic全部埋まったし全アイテムも回収できた。
 探索しました! 大変だった!! みたいな苦労をあまり感じずに楽しく回れたのは良かった。一部壁登りとかは大変だったけど理不尽ではなくて何回か頑張るといけるくらいの難易度でありがたかった……槌? ハンマーのお姉さんありがとう。戦闘も大変に助かった。
 Cエンド到達時はレベル99でした。いっぱいしにました。

 前回の続きから。
 あのトゲ機雷みたいな敵がわんさか配置された水路を抜けたらものすごく綺麗なレストポイントがあった。
 剣士さんが花がまだ咲いてるって教えてくれる。昔剣士さんも見ていたらしい。夜に光る花。
 リリィは見たことがあったのかな、巫女ってわりとあちこちにいたようだせけれども、ちゃんとした花とか見たことあるのかな。
 水路探索でうざかったのがネズミ(?)、巣を壊さないとわらわらわらわら出て来て、いっぱい出てくるとタコ殴りにされてうざったい。何回か死んだ。
 水路を抜けると暗部のところにいく。なんかダークな雰囲気。あと画面が暗かった。わたしはこういうゲームは通勤時間にちまちまやっているので、画面の反射で殆ど何も見えずにほぼ手探り状態でプレイした。さすがに死にまくってたいへんなめにあったので暗部のとこだけは休日に家でプレイした。
 なんかこの国の暗いところを一手に引き受けていた場所だけあって牢屋とかがすごく多い。ううんダーク。罪人たちが穢れてモンスターになってうろうろしてたりする。
 中ボスみたいなやつとか、逃げたかったんだなあと。小部屋が多くて探索楽しい。
 ボスはそんなに強くなかったけどわいてくる騎士たちがめんどくさいことこのうえなかった。あとボス速い。動きが。
 第一第二段階だとこちらが近づくと逃げるのだけれど、第三段階になると寄ってくるので追わなくてもよくなり便利だった。雑魚と挟まれるとちょいきつい。
 雑魚を処理しつつなんとか勝てた。このひともなんか切ない人だった。
 
 ボスから奥に進んだ先に巫女を逃がしたかった彼と力尽きた巫女がいた。巫女は逃げられただろうかと案じていた彼はやさしいひとだったのだね。
 そのちょっと先で巫女はきれいなままなくなっていたので、彼は必死に巫女を守ったんだろう。彼が巫女がなくなったことを知らずにいて良かったなとちょっと思った。
 それにしても巫女、みんなそっくりである。やっぱり姉妹なんだろうか。
 暗部のところを抜けると鉄格子が開くようになって、Aエンドの泉付近に出られるようになった。ここに繋がってたのね。力尽きてた巫女、ほんのあとちょっとだったんだなと切なく思った。
 出ても、果たして無事でいられたかはわからないけれど。
 暗部のとこのボスを倒したので、あちこちにあるシャンデリアみたいなやつを伝って登ったり移動したりできるようになった。一ヶ所すごく気になっていたところがあったのでストーリーのはじまりの付近に移動。上へ登ると力尽きた「リリィ」がそこにいた。手記と一緒に。
 リリィ。主人公の少女でなくてこの子の名前だったんだね。お姉ちゃんかな?
 黒騎士さんが、名前を貰ってもいいはずだと言ってくれたのでリリィは正式にリリィになった。ようやく、リリィになった。


 多分最終面の研究所、敵は激強いし毒煙のせいでただ立ってても体力がじわじわ削られるので焦燥感がすごいしでものすごい死んだ。
 雑魚の中ではふりかぶって攻撃してくるやつが嫌だった。似た容姿のやつで根っこ生やしてくるのも嫌だったけど。あと火の玉飛ばしてくるやつ。大概全員いやなやつであった。
 少し進んでは死に少し進んでは死にの繰り返し。特に肉塊みたいななんか触手振り下ろしてくるやつがほんとうに一番最悪に嫌だった。リーチ長いし体力いっぱいもっていかれるし。しかも動いてるやつもいる。恐怖でしかない。
 でもこのゲーム、もうしんどい、もうやばいっていうちょうどいいところにレストポイントがあるのでめげずにいけた。
 そして人間は慣れる生き物なのであまりに死にまくり探索を繰り返す内にもう毒煙も肉塊も慣れてくる。
 肉塊の鞭が振り下ろされるときにすり抜ければいいのだと学んでからは憂さ晴らしに探索のときには肉塊を狩った。ざまあみろという気分になった。
 
 最後のレストポイント穢れの内に到着した時点ではもう石板が全部集まってる状態だったけれどもとりあえずBから見ようとそのまま突撃した。
 ラスボスはそこまで強くなかったけれど、ボスが吐き出す、穢れの内付近にいた高速弾撃ってくる敵がうざすぎて数回死んだ。あの高速弾、ぶっちゃけボスの攻撃よりも強くてがっつり体力持っていかれた。
 おじいちゃんの奥義を出すのが個人的には一番早くて確実だった。おじいちゃん大活躍。
 通常攻撃はお姉ちゃんのハンマー?の溜め攻撃でひたすらぶっ叩き、奥義ゲージがたまったらおじいちゃんの奥義の繰り返しだった。たまにおじいちゃんでも殴る。
 剣士さんの攻撃つかいやすくて好きなんだけれども攻撃しすぎて逆に弾食らう率が高かったのでそっちのほうに切り替えたらだいぶ楽になった。でもとどめは剣士さんでやった。最初から助けてくれたので最後はやっぱり一緒にいたい。
 Bエンドは穢れ浄化したかったけど……のエンド。泉の巫女の願いとは違うけど、寄り添う形を選んだエンド。さびしい。

 そのままCエンドに。
 Cエンドは石板集めてお守りを持ってるといける。トゥルーエンドって感じだった。助けてくれたみんなにお墓、つくってあげられてよかった。
 剣士さんは皆一緒にいてくれるっていってたから、リリィが朽ちるまではそこにいてくれるのかな。剣士さんはひとりぼっちになったリリィを見守ってくれるらしい。雨はやんだ。
 あの世界もう滅びてて、リリィはひとりぼっちだけれど。あの国の外とかどっかに生き残りとかいるかもしれないし。みんないてくれるのでリリィはきっと大丈夫だろうってエンドだった。とてもよかった。

 
 総評的に。エンダーリリィズすっごく面白かったです。
 操作もさくさく。上切りとか下切りとかができないのでホロウナイトのような縦横無尽な操作、敵の頭の上で空中戦というわけではないけれど遊びやすくてとても楽しかった。
 アクション苦手なわたしでも20時間ちょいでコンプリートまで遊べたし、詰まるところも全くなくて迷うところも少なくてすごく快適。
 コンプリートしたらマップの色がかわるので探索もしやすい。チラ見せが上手いんで、新しい能力手に入れたからここ探索し直せるなとかすんなり思えてその意味でも快適だった。
 死んでもロストがないのでやり直しも容易だし。レストポイント多いしいいところにあるんで、レストポイントワープから目当てのエリアまで延々と移動……ってこともなくてよかった。
 高難易度……というほど難しくなく、でもボスとかちゃんとパターン見て避けなきゃリリィが呆気なく倒されるみたいなバランスもよくて大変に取っ付きやすい。
 ストーリーも深くは語られないけれど。人間だったものたちの呟きが切ないながらもどことなく優しくて、優しいゲームだなあとわたしは思った。グズもいるけどリリィに手を貸そうとしてくれるようなものたちは基本的にみんな優しいのよね。
 あと、姉妹かな? とか言ってたけどそこらへんもちゃんと明かされる。
 
 あと何より景色と音楽が素晴らしい!!!
 ひとの気配が残った寂しい、でもどことなく美しい廃墟探索はたのしい!
 それを彩ってくれる音楽も切なくて美しくて大変によかった。
 一番耳に残った音楽は魔術師のところのやつ。なんか、あそこ序盤でまだ不馴れなときにいっぱいうろうろしたのでたくさん聞いた。
 とてもよいゲームでした。楽しかったー。