P3P、P4Gがお得な価格でSwitchにきたよ!!!!!! というので早速買って永遠にやっていたかったメモ。感想というかメモ。
ネタバレあります。
まずまだペルソナをやったことないわって方はやってくれ。面白いぞ。わたしはJRPGで近代ペルソナが一番面白いと思っているし多分一番好きなRPGだと思う。最高。(ちなみにFF9も最高だと思っている)
メメントモリ死と生と生きる意味と生の苦しみの中で寄り添い手を取り合い前に進むP3P(話は決して明るくないがその中の色々が灯火のように輝いている基本的に厳しく優しい話だと思う)、青春激満喫仲間!友達!の青春サスペンスミステリーP4G(雰囲気が明るくて超超超ハッピーエンドなのでとっつきやすくてとにかく超たのしいシステムも改善されてていいよRPGが苦手?ビギナー選べば大丈夫!)で好きなものをどうぞ。わたしは当時無印P4から入って地獄みたいにはまったクチです。
P5Rは完成度随一最高UIとめちゃくちゃぐっとくる仕掛けのある最高傑作社会から弾き出された仲間たちと深く強く繋がる絆と信じのRPGで最高だけどとある仕掛けがまじのまじで最高で、それを味わって欲しいので後からがいいのではないかとおもいます。
わたしはP5Rの三学期、世界一幸せなバッドエンドで嗚咽を漏らすほど泣きました。
本題。
■キタロー(男主人公)とハム子(女主人公)を一周ずつやった。最初キタロー、次ハム子。80時間くらいだった。キタローはP3PをPSPでやってた記憶があるんだが(ソフトもある)途中から内容を全く覚えていなかったので放置した気がする。
■キタローの名前は「雨守 渚(あまもり なぎさ)」ハム子は「雨久佐 渚(あまぐさ なぎさ)」にした。
■キタローでコミュMAXにするのほんとうに大変だった……。最終日にアイギス滑り込みセーフだった。アイギス基本的に日にちがなさすぎる。
■毎度恒例なんだがイゴールの
この台詞がこれほど重みをもってぐっとくることあるかいなというゲーム。いや4も最高なんですけど。
■男女どっちでやってもコミュ内容が違うんで面白い。二周あっという間だったのでとにかく楽しくてたまらんかった。ダンジョンは正直そんなに面白くはない。ひたすら同じ構造の階を延々と200回くらい回るだけ。
でもそのお陰で一日で目標までクリアは容易だし、夜のコミュがキタローは少ないのでダンジョン潜る分には困らなかったのがよかった。依頼こなすためにうろうろしてたけどレアキャラ探すのめんどかったな……。
■恋愛とかもできるというかキタローのほうはコミュのランクをあげていくと強制的に恋人ができる(=何股もかけることになる)のが選ばせろってなったというかみんな勝手に盛り上がって勘違いしているのでは感がすごかった。わたしはわりと一途プレイが好き。
ブロークン(一定期間会いに行かないと仲違いする)に怯えながらやってたけどPのほうはそんなに心配いらなかったらしいね。
■仲間キャラではゆかりっちと順平が好きだった。順平が特に輝いていたのは男女共通のチドリという少女とのエピソードと、女主人公のコミュ。あの順平、恋愛ではなく男女の気のおけない友情の話でめちゃくちゃ好きだった。
ゆかりはずっと芯が強くてたまに弱さがあってかわいかった。わたしはP3Pのヒロインはアイギスよりもゆかりだと思っている。(やったことないけれどフェスでは主人公だしねアイギス)
■P3の仲間たち、べったり物凄く仲良しというわけではないが、みんな重いものを背負って対立したり揉めたりしつつ手を取り合って暗闇のなかを必死に一緒に歩いてきた同士って感じがあって好き。
■ラスボスになるやつが基本的に優しいところも好き。デス(タナトスもしくはファルロス)が最初の夜に主人公を助けてくれたことを忘れない。彼らは最後の最後まで優しかった。綾時、好きだった。
■キタローは鏡のような人だなあと思っている。口数が少ないけれど、絆を育んだひとたちは彼との対話を通じて自分のことを鏡をみるように見つめ直して元気になっていったり成長していったりするイメージ。だからこそキタローが最終的に滅びから世界を守る?ための扉を封じる楔になったのには納得した。
ハム子はキタローと正反対というコンセプトがあるらしく元気な選択肢が多くて遊んでて楽しくてかわいかった。
わたしはキタロー/ハム子のあのラストはあれ以外はないと思っている。命の答えを見つけた主人公、行き着くところに行き着いて、自分の大切なものを守って約束を果たした主人公、すごくよかった。最後の透き通るような空気感が切なくて好き。
■女主人公を選ぶと荒垣先輩が生き残るのほんとほっとした。
まじでよかった~~~~~!!!!! ってなった。
■ハム子的には荒垣先輩とくっつくのが一番ドラマチックなのではないかと個人的には思う。自分が一途プレイするなら荒垣先輩にするね。(今回はハム子ルートやるの初めてなので美しき悪魔らしく全股かけてキャッキャッした。最終タルタロスとかでギスるのめっちゃ笑った。でも天田くんは流石に手を出してはいけないと思う)
■特にわたしがプレイしたとき、荒垣先輩が倒れる一日前に恋人になったのでめちゃくちゃドラマチックだった。結ばれた翌日にこれでいいって言い残して眠る先輩。いいよね荒垣先輩。
ラストシーンで荒垣先輩が駆けつけてくれた時にまじで救えてよかった……ってなったので……。
■わたくし個人としてはエリザベスとテオドアがめちゃくちゃめちゃくちゃかわいくて好きだった。ベルベットルームの住人たち大好き。エリザベスがエスカレーター逆走するのも、テオが滑り台の下にちょんってなるのもめちゃくちゃかわいくてニコニコした。
■メギドラオンは体験していないので。あれはエンドコンテンツなのでわたしには無理です。怖すぎる強すぎるメギドラオン。わたしはペルソナ作るのが下手すぎる。特に3はどれが全書に登録してるのかしてないのかわからないので二周したのにも関わらず全書埋め60%くらいで終わった。
■テオ、正直一番好き。
テオとのお出かけイベント、基本的にはエリザベスと流れが一緒なんだが最後の部屋のシーンからの一連で悶えるかと思った。あれはずっっっるい。ニヤニヤするやろあんなん。
いやどう考えてもこんなん絶対に確実にずっっっるいやろ。好きだよ!!!!!!!!
■エリザベスも好きだ。しかもエリザベスはそのあと別のゲームで語られるエピソードでキタローを探しに行ってくれていることが語られているのでほんとに……よい……。愚者のアルカナを握り締めて歩いていくエリザベス、ほんとうに好き。いつか永劫ほどに遠いどこかで「あの人」と再会できますように。
■エリザベス、3の後の話では職務放棄中らしいけど、彼ら彼女らの職務って客人を手助けすることだとしてテオとかマーガレットがハム子や番長以外の素質持ちの我々がまだ見ていない「どこかの主人公」を助けてることってあるのかな。なんとなく一人に一人ってイメージがある。
■3/3でうろうろしているときに、ポロニアンモールを歩いていて青い光……と思っていつもの場所に行った時のこれ。
すごく切なくて寂しい。からっぽ……ってなった。
■一周め熱意で感極まりすぎてエリザベスverのスクショを撮り忘れたけど、
この台詞を言った時のエリザベスやテオドアいいよな。きっと結末を察していても主人公の決意を微笑みながら見送ってくれる。
P3Pはいいぞ。めちゃくちゃ面白かった……。