一番つまらない話。

ゲームの感想書いたり見た夢を書いたり思ったことを書いてみたり。

7月25日の夢

高校の友人たちとドライブがてらテーマパークに行くことにした。
青い色を基調としたテーマパークで、入り口に横倒しになった大きなロケットみたいなものがある。その中に入るとチケット売り場やお土産屋があった。
湖の湖畔にあるテーマパークで、宇宙をテーマにしたものらしい。天井に流星のように流れるLEDの仕掛けがあって、アナウンスもどことなく宇宙的でわくわくした。
友人たちと一緒に中に入ると、湖のいい景色が見えた。薄ら霧がかかっていたが綺麗だった。遠くのほうに観覧車が見える。
何に乗ろうかとはしゃぎ、わたしたちはジェットコースターに向かうことにした。
ジェットコースターは人が沢山並んでいた。レールがうっすらと見られる。入り口はびっくりハウスのようになっていて、どことなく不吉な雰囲気がした。
暫く並んでいたが、そのうち友人が人死にが出たと言い出した。出ていきたそうなその子を暫く宥めていたが、結局途中で列から抜けた。次はどこに行こうかと話していると、背後から騒ぎ声が聞こえた。怖くてそちらのほうは振り向かなかったけれど、わたしは漠然と人が死んだのだろうと考えた。
入り口まで戻り、売店に立ち寄った。見たこともない白くて尻尾が長いキャラクターのぬいぐるみや、ロケットのぬいぐるみがあった。宇宙の本なども沢山並んでいた。
はじめ沢山居たはずのお客さんは誰一人いなくて、ロケットの中はがらんどうのようだった。アナウンスが一人寂しく話続けていた。
わたしたちは車に戻った。後部座席の真ん中がわたしの席だった。
ハンドルを握った友人が勢いよく車を発進させた。大きな橋があり、わたしたちはスピードを上げてバックし、そのままガードレールや壁を突き破って車ごと後ろ向きで真っ逆さまに落ちた。
車が湖に着地するまでの間、わたしはきっと死ぬだろうなと考えながらフロントガラスの向こうの青灰色の薄曇った空を眺めた。友人たちの顔も順に見つめた。何故かとてもとても楽しかった。
最高だと思った。車内の友人たちもみんな笑顔で、はしゃいでいた。わたしたちは楽しいままだ。落ちたかどうかはわからなかった。

 

そんな夢を見た。